杏林大学医学部に見事現役合格のM.Gotoさんに、杏林医学部に合格するために知っておきたい入試の傾向と対策を聞きました!そのほかにもどのようなポイントをおさえて勉強すればいいかも教えてくれているので、ぜひ参考にしてください。
合格した大学
ニックネームを教えてください。
M.Goto
性別を教えてください。
女性
現在通っている大学を教えてください。
杏林
浪人の有無を教えてください。
現役
理科の選択を教えて下さい
化学;物理
社会の選択を教えて下さい
地理
得意科目(複数選択可)
英語;数学
苦手科目(複数選択可)
物理;社会
両親の職業(任意)
サラリーマン
出身地を教えてください。
岐阜
出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。
同志社系列の中高
受験勉強を始めた時期を教えてください。
医学部の受験勉強は3年生の春
受験期の一日の勉強時間を教えてください。
平日90分(うち予備校90分)、休日0分
共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。
英語(R86L93)数学(1A71 2B92)理科(化学69物理74)国語128地理54
高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。
高2河合全国模試(7月)54 高3河合全国模試(11月)45、医学部は全てE
現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。
杏林、聖マリアンナ医科、岩手医科:合格 川崎医科:二次棄権 酪農学園(獣):特待 北里(獣)、京都薬科、名城(薬):合格
あなたの大学の入学理由を教えてください。
留年率が低い、女子差別がない、成績だけでスパッと判断される(、好きな漫画家と同じ学校・学部)
あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。
英語は受験勉強自体していないのでなんとも言えないのですが、数学、化学、物理は速い情報処理能力が求められます。全体として解答はマーク問題。対策は筆記では赤本は1年分だけサラッと目を通すだけで、基本的に個別授業や集団授業の内容をまとめ直したノートや、今までに間違えた問題を問題文と解答を書き写した間違いノートを見てふりかえっていました。小論文・面接では過去問を数年分見てイメージトレーニングをしました。しかし、傾向が特に安定しない学校なので100%信用はせず、コロナに対する基礎知識テキストを貰ったのでパラパラ見る時間を少し作りました。
あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策
8年以上図書委員や華道部を続けたことに対して、大学に入ったあとは華道を続けるのか(はいと答えたらあるか知らないけどねとコメントされた) コロナに対することは聞かれなかった
数学
中3の頃に青チャート1Aを進路アドバイザーにおすすめされて購入し、高2で青チャート2Bと青チャート3も購入しました。それだけを解く専用ノートをそれぞれ作り、ちっちゃいカレンダーを印刷してきて表紙の内側に貼って進度状況がひと目でわかるようにしていました。それぞれ2、1、1周ずつ行い、間違えた問題やあやしい問題には付箋をつけて気が向いた時にぱっと開いてその場で答えが出せるか試せるようにしました。高3では学校の課題として4STEPとクリアーが出されていたので、数3以外はパラパラ見て答えを頭で考えていました。
英語
中2の頃にベストポイントを塾で貰って以来、年に1回は一周する時期を設けていました。計5周以上はやって、最後は間違えた問題の問題文を左ページに、その答えや答えに関するちょっとしたポイントを右ページに写してすぐ見返せるようにしていました。また高2からは学校でアップグレードが配られ、小テストがあったのでそのテスト対策も兼ねて計2周し、ベストポイント同様間違いノートにまとめた。単語はユメタン0とユメタン1が学校で配られたので数周しました。(中3からは予備校の授業を取っていませんでした。)
物理
高3から名門の森を予備校の授業で使っていました。計1周もしなかったですが基本的な公式からそれ以上の公式までまとめた公式集のプリントをつくり、すぐ確認できるようにしました。どうやってその公式ができたか、どのような状況で(どのような一定の基準を満たしている状況だから)その公式が成り立つのかを考えながら問題を解くことで雰囲気を忘れにくくしました。重要問題集は高三の秋に購入しましたが、結局開けずじまいで名門の森をとにかく1周できるよう授業が組まれました。
化学
高3の夏から重要問題集を使い始めました。1ページの左半分に問題文の要約したものを、右半分に答えや溶けなかった問題に関してはその解説や周辺知識をまとめました。高3夏に授業を取る前に3個上の先輩から譲り受けたものを使っていたので2017年版を私は使っており、集団授業では2020年版のものを使用していたので重複していない問題もノートにまとめていました。高三冬までに計1周終わらせ、地方国公立(医学部以外)の問題は7、8割取れるようになっていました。
面接
推薦入試の対策に計3回ほどメディカルラボで授業を取っていたので、一般入試の時の対策は各校2次を受ける前日にいつもお世話になっていた予備校の方の先生に1回流しで練習する時間を取ってもらっていました。自分らしく、でも医療人として求められている姿勢を忘れずに自信を持って答えられるよう心がけました。
小論文
こちらも推薦入試の対策に計5回ほど授業を取っていたので、一般入試の時には前日に先生に傾向を説明してもらい、過去問を1年分だけときました。過去問はあくまで過去問なのでしっかり自分を持つことを心がけました。
共通テスト
全体的に、学校の授業でやらされていた共通テスト対策問題集を約1周ずつ解きました。そのあとは数学、化学、物理は間違えた問題のまとめノートを作りました。英語は問題集自体(私は、)やらなかったです。社会は間違えた問題の箇所に(テキスト本体に)印をつけ、試験直前にすぐ確認できるようにしました。国語は正解した問題も間違えた問題も見直して考え方を抑えました。教材は基本z会のものが指定で、夏休みが空けた二学期から11月まで使っていました。共通テスト対策問題集以外では、私立の一次試験の勉強のために作ったまとめノートを当日持参し、直前に確認する程度のことをしました。それぞれの科目の前日に問題集に同封されていた模擬問題を一気に解き、直前に詰め込む知識の洗い出しをすること以外はいつも通りに過ごすことを心がけました。
あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。
傾向の所で先述した通り、うちの学校は救急センターがウリのおかげか、計算処理能力が高い生徒を集めるような問題となっています。とにかく正確性はさることながら、問題を解くスピードも大切にして勉強していただけるといいと思います。頑張ってくださいね。
編集部からのひとこと
以上、杏林大学医学部に見事現役合格のM.Gotoさんの合格体験記でした。 杏林大学医学部に合格する上で知っておきたい情報が盛りだくさんなので、ぜひこの情報を元に対策してください! M.Gotoさん、ためになるお話ありがとうございました!