奈良県立医科大学医学部後期合格のRSさんの合格体験記

2022/04/29
奈良県立医科大学医学部後期合格のRSさんの合格体験記です。科目別にどのような勉強をして成績を上げたのか詳しく教えてくれているので、ぜひ参考にしてください。

合格した大学

ニックネームを教えてください。

RS

性別を教えてください。

女性

現在通っている大学を教えてください。

奈良県立医科大学

浪人の有無を教えてください。

現役

理科の選択を教えて下さい

化学;物理

社会の選択を教えて下さい

世界史

得意科目(複数選択可)

化学

苦手科目(複数選択可)

国語

出身地を教えてください。

大阪府

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

四天王寺中学・高等学校

受験勉強を始めた時期を教えてください。

高校生になってすぐ(ただ中学入学当初から塾には通っていました)

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

平日:5時間(塾:3時間) 休日:8時間

共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。

788/900

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

駿台模試はほぼ全部受けてました。全統模試は半分ぐらい受けたと思います。大学別模試は京大と阪大を受けました。成績表を捨ててしまったので偏差値・合格判定はわかりません(阪大医学部はC~E、京大工学部はA~Bをうろついていたと思います)。

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

大阪大学医学部前期:不合格 同志社大学:合格(学部忘れました) 早稲田大学基幹理工学部:合格

あなたの大学の入学理由を教えてください。

医学を学びたかったから。後期入試をしていたから。

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

後期なので大して対策してません。前期とは違うと思いますので注意してください。またうろ覚えなので間違ってるかもです、ご了承ください。 英語は日本語・英語ともにかなり書かされます。長文(少し医学と関係のある内容)を読んで10問くらい設問に答える問題が1問と、自由英作文が2問です。英訳より自由英作文が出るので素早く書く練習をしておくといいと思います。 数学は4題あり、毎年1問は癖のある問題が出ます。答えられる生徒は少ないと思うので、捨ててしまっても大丈夫だと思います(私はその問題を白紙で出しましたが受かりました)。その代わり他の問題は比較的とっつきやすいと思うので、そこでいかに点数を稼ぐかが大事になると思います。 物理は全体的にそこまで難しくないと思います。解ける問題をきちんと解いて見直しまでしっかりすれば他の人と差をつけられることはないはずです。 化学は問題数がかなり多いうえに、記述問題が多いです。かなり難しいものも含まれているのでわかるものからひたすら埋めていくという解き方になります。また知識問題もそれなりに出されるので、わからなかったら潔く諦めてわかる問題に集中すべきだと思います(今年は最後の方の大問で高分子の知識物が出題され、私は半分も埋められなかったんですが大丈夫だったみたいです)。 全体としては単科の大学ということもあり癖のある問題が多いですが、他の人もできなさそうな問題は早々に捨てて、それ以外の問題で最大限点数を稼ぐという戦術がいいと思います。

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

特徴的なものとしては、将来地方へ行く覚悟はあるかと聞かれました(はいと答えておきました)。他は一般的な質問だったと思います。

数学

解法暗記ののちひたすら演習していました。塾のテキスト・演習問題をメインで使っていました。塾以外では高1ぐらいまでは青チャート、そのあとはやさしい理系数学をときどきやっていました。解法暗記をしっかりやるかどうかでのちのち伸びるかどうかが変わってくると思うので、数学は早いうちからちゃんと勉強しておきましょう。また計算ミスが多い人は、日ごろから見直しを真剣にする癖をつけておくといいと思います(模試やテストでいきなりやろうと思ってもできません)。

英語

主に塾のカリキュラムに沿って勉強していました。単語は高1からやり始めたんですが、もっと早くからやっておいてもよかったと思います。単語は知っておいて損はないし、大学に入ってからもどうせ英語使うので、余裕があれば単語は早いうちにたくさん覚えておくといいと思います。英作文は毎週塾の先生に出して添削してもらっていました。添削したのを覚えたりはしてないですが、授業で先生が解説したコツみたいなのは全部覚えて使うようにしていました。

物理

他の科目同様、塾のカリキュラムに沿って勉強しました。電磁気・原子は高3になってから勉強し始めました(ほとんどの人がそうだと思いますが勉強すれば間に合うので安心してください)。最初は教科書レベルから始めて、問題のレベルを上げていきました。参考書はエッセンス、名問の森、難系統の順です。

化学

塾の授業を受けて、ひたすら問題を解いていました。テキストに載っている問題だけでなく、追加でもらってやっていました。化学は数をこなせば伸びると思います。

国語

共通テストでしか使ってないうえに苦手だったので書けることはありません。

社会

共通テストのみ、世界史選択 塾で毎週授業を聞いて、問題を解き、次週の小テストに備えて暗記するということを繰り返していました。とにかく覚えることが膨大なのでコツコツ確実にこなしていくのがいいと思います。

面接

面接本を読んで、自分の回答を作って言う練習をしていました。実際に受けてみてわかったのですが、面接官の人はこちらがかなり長い文(最低2,3文)で答えてくると想定して聞いておられるので、あまり短い(1,2文)ともう終わり?みたいになります。対策は2週間ぐらい前から始めました。今年は特にマスクをつけるうえ、換気をしていたのでかなり声が通りづらかったです。女子は声が小さくなりがちなので、意識して声を出すようにするといいと思います。

共通テスト

基本的にどの科目も、共通テスト用の問題集や過去問を解いて、抜けている知識を確認するといったことしかしていないです。夏明けぐらいから始めました。 英語はリスニングは型に慣れるために共通テスト型の問題をかなり解きました。7,8割ははじめから取れていたので傾斜がかかることもあり、大して勉強していません。リーディングも余裕をもって解けていたので対策はしていません、 数学もほとんどしていませんが、データの分析だけはかなり抜けていたので重点的に勉強しました。 物理・化学もほとんどしていません。 世界史はセンター試験と大きく傾向が変わるので、新傾向の問題を意識して解いていました。新傾向の問題は問題文や資料をしっかり読むことができればむしろ簡単なので、まずは知識を覚えることが先決です。

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

大学に受かるという目標だけ見つめているとしんどくなることも多いと思うので、勉強そのものを楽しんでみたり、定期的に気分転換するなどしてうまく乗り越えてください。勉強は基本的に頭を使わないと意味がないので、ただ時間だけが過ぎているような勉強をしているなら、今日は1時間だけ集中してそれが終わったら勉強しない、などメリハリをつけてやってみてください。

編集部からのひとこと

以上、奈良県立医科大学医学部後期合格のRSさんの合格体験記でした。 受験生時代どのような勉強をして合格を勝ち取ったのかわかりやすく教えてくれているので受験生の方はぜひ役立ててください! RSさん、ご協力いただきありがとうございました!

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