東京女子医科大学ばあむさんの合格体験記【詳しい模試の結果あり】

2019/07/20
東京女子医科大学合格体験記です。模試の成績や通っていた塾の様子、対策法など詳しく書いていただいております!

合格した大学

ニックネームを教えてください。

ばあむ

性別を教えてください。

女性

現在通っている大学を教えてください。

東京女子医科大学

入学年度を教えてください。

2019年度

浪人の有無を教えてください。

現役

得意科目(複数選択可)

数学

苦手科目(複数選択可)

物理;化学

出身地を教えてください。

東京

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

フェリス女学院、中学受験

将来どんな医者になりたいか教えてください。

勤務医

受験勉強を始めた時期を教えてください。

高校2年生の1月頃

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

平日5時間(塾2時間)、休日10時間

センター試験の点数(覚えている範囲で、浪人生は現役時も)を教えてください。

763点

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

第1回高2駿台全国 62.4 第2回高2駿台全国 74.0 高2駿台東大実戦模試 61.1 第2回高2駿台全国マーク模試 64.4 第1回駿台全国判定模試 57.6 第1回駿台全国模試 52.6 第1回駿台全国マーク模試 60.3 第2回駿台全国判定模試 59.4 第2回駿台全国模試 50.8 第3回駿台全国模試 52.5(D) ※直前期に、進学した大学の受験を決めたため、それ以前の判定は不明。

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

北海道大学 東京慈恵会医科大学 日本医科大学 昭和大学(いずれも医学部、いずれも不合格) 東京女子医科大学(補欠合格)

あなたの大学の入学理由を教えてください。

他に進学する大学がなかったから。 浪人はしたくなかったから。

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

英語→センター試験の勉強をしていれば大丈夫。 数学→難しい問題はでないが、自分の取れる問題は確実にとりたい。数学で合否が決まると言っても過言ではない。 理科→物理化学受験だった。物理受験の方が生物受験より時間に余裕があるように感じた。物理、化学ともに難問はほとんど見られない。ただ、化学の記号問題は回答の個数が決まっておらず、なかなか厄介だと思った。

あなたの大学の実習やカリキュラムや生活などの特徴を教えてください。

テュートリアルが特徴的。週2日、午後を全て使って行う。全員女子なので、遠慮があまりなく、和気あいあいとしている。

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

女子医はクセのある問題があまりなく、基本的な力が試されていると思います。ただ、他の私立医学部の例に漏れず、周りが得点する問題は確実にとらないと厳しいです。今年から他の医学部に女子が受かりやすくなった分、女子医の補欠が沢山回り以前より入りやすくなったと思います。最後まで諦めずに頑張って下さい!

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

和やかな雰囲気でした。あまりにも和やかだったので、ボーダーラインではないのではないか!と途中で思い、気楽に面接を受けたのですが、結果は補欠でした...。ボーダーラインでも圧迫面接はされないのだと思います。特徴的な質問は、最後のイラストのカードを見て、答える問題くらいです。

通っていた塾の名前を教えてください。

駿台中学部(中2で英数、中3で英数理)、駿台予備学校(高1で英数化、高2で英数物、高3で英数物化)

通っていた各塾の講師について教えてください。

大手予備校だったが、面倒見の良い講師も割といた。アカデミックな授業を展開する講師が多く、特に人気でレベルの高いクラスを担当している講師は、大学受験だけでなく、その先にも通用するであろう学問の世界を教えてくれた。

通っていた各塾のカリキュラム、指導方針、授業内容について教えてください。

現役生のクラスは、講習を、とらなくても全範囲を網羅するカリキュラムだった。高校の授業で大学受験対策をしてくれなかったため、中学の頃から、駿台のカリキュラムに沿って勉強していた。進度のはやいクラスでは、理科の範囲を高3の前期で終わらせてくれるため、演習に時間をかけることができた。

通っていた各塾の学習環境について(自習室、交通の便、立地など)教えてください。

大手予備校なので、生徒の人数が多くあまり落ち着けなかったが、勉強に対して真面目な人が多かったため、良い刺激をもらった。いくつかの校舎をまたがって受講していたが、大手予備校であるから出来ることで、良かったと思う。

通っていた各塾の良かった点を教えてください。

周りの生徒のレベルが高いことが1番だと思う。駿台市谷はほとんどの人が医学部志望であり、しかもそのほとんどが国立医学部志望なので、妥協を許さない雰囲気の中で、勉強することが出来た。また、面倒見があまり良くない分、自己管理能力が身についたと思う。

通っていた各塾の講師/カリキュラム/学習環境それぞれを5段階評価で教えてください。

講師5、カリキュラム5、学習環境5

数学

基本は塾のカリキュラムに沿って勉強した。プラスで、青チャートと大学への数学を使い、演習量を増やした。センター試験はとにかくスピードになれる事が重要なので、10年分くらいは過去問演習をした。あと、マーク模試を受け、周りのピリピリとした雰囲気のなかで解くことに慣れておくことも重要だと思った。

英語

単語と文法力を低学年のうちに底上げしておくことが大切だと思う。また、リスニングはこれからの時代とても重視されると思うので、早めに対策しておくのが良い。センター試験は基礎力があれば、時間が足りなくなることはないと思うので、落ち着いて解くことが大切。

物理

自分は基礎が抜けていた上に、演習量も足りていなかったので、最後まで不得意科目だった。初めて習った時にまず理解し、そして公式を使えるようにし、演習を通して公式を応用して使えるようにするのが順当な勉強法だと思う。センター試験は基礎力があれば、特に困ることはないと思う。

化学

暗記することを怠ってしまったため、不得意科目だった。覚えることは覚える、と割り切るべきだった。また、化学は深入りしてしまうと逆に混乱することもあるので、必要以上のことを勉強するのはほどほどにしよう。 センター試験は引っ掛け問題に注意することが必要なので、過去問演習で慣れておくとよい。

生物

なし

地学

なし

国語

センター試験でしか使わなかった。高3でいきなり読解力を付けることは難しいので、低学年のうちから勉強するべき。古典も何も難しいことはないので、低学年のうちから覚えることは覚えるべき。

社会

高3になってからでよい。スキマ時間に勉強していたが、理系科目の勉強に疲れた頭には社会の科目は有難かった。

面接

2回、塾で対策した。緊張すると自分がどのようになるのかを知っておくことは大切。

小論文

塾の講習をとったくらいで、ほとんど対策しなかった。医療系の新聞記事に目を通すようにした。

センター試験

時間配分に気をつけた。センターはとにかく慣れだと思う。基礎力があれば、あとは慣れるのみ。

編集部からのひとこと

以上、東京女子医科大学に見事合格されたばあむさんの合格体験記でした!模試の成績や対策法、通っていた塾の特徴など非常に丁寧に答えていただきありがとうございます。 女子医大を受験する方はぜひ参考にしてください。

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