聖マリアンナ医科大学医学部推薦入試の難易度を現役合格のA.Yさんに教えてもらいました!他にもどのように対策をすれば合格できるかなどもお答えいただいているので、ぜひみてください。
合格した大学
ニックネームを教えてください。
A.Y
性別を教えてください。
女性
現在通っている大学を教えてください。
聖マリアンナ医科大学
浪人の有無を教えてください。
現役
理科の選択を教えて下さい
化学;生物
社会の選択を教えて下さい
なし
得意科目(複数選択可)
英語;生物
苦手科目(複数選択可)
化学
両親の職業(任意)
会社員
出身地を教えてください。
神奈川県
出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。
横浜雙葉中学高等学校、中学・高校受験経験なし(小学校受験)
受験勉強を始めた時期を教えてください。
高1の夏
受験期の一日の勉強時間を教えてください。
平日→5時間(塾含まず)、休日→12時間(塾→3時間)
共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。
英語→98点、数I・A→90点、数II・B→91点、生物→88点、化学→85点
高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。
高1の1月→国数英‥75.5、高2の11月→国数英‥74.9で聖マリB判定、高3の7月→61で聖マリD判定
現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。
併願なし(推薦のため)
あなたの大学の入学理由を教えてください。
医師になるため。
あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。
過去問を見ればわかると思うが、英語はそこまで難しくなく、加えて医療関係の専門用語も出てこない。そのせいか、英語が苦手だったという同級生がかなりいる。数学は学校の教科書の例題に出てくるような公式の導入作業の過程がかなり出かちである。そのため、一旦問題集の流れがひと段落したら教科書に戻ってみるのも対策の一つだと思う。生物は細かく用語を把握したうえで、その流れをかなり重点的に把握しておいた方がよい。例えば受精の過程の範囲は、かなり用語数が多い上にどの段階で相同染色体が対合して、どの段階で不当割になるかなど問題になりやすいポイントが多い。化学は、標準的な穴埋め問題、計算問題ができれば大丈夫だと思う。私は化学の中でも理論化学が1番苦手だったため無機化学と有機化学で稼ごうというマインドで臨んでいた。同じ参考書を何周も見返して、忘れてるところがひとつもないようにというのを特に模試前は集中的にやっていた。
あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策
2020年11月ごろの面接だっためタイムリーだったALSについて、自分の友達がALSと分かったらどのように接してあげる?ときかれた。地域枠で入学したので、その面接では医師が集まりにくい地域の病院にどうやったら医師が来てくれると思う?ときかれた。
数学
二次対策ではチャートをひたすら解いていた。二次対策ではチャートをひたすら解いていた。あとは塾の授業で使っていた教科書の問題をとき、本番の試験でも似たような問題がでやすい模試の問題は何周もして、ぬかりないようにしていた。私の学校では4step を使っていたが、私にとにかく合わなかったことと、塾の信頼していた先生からも4ステップでなくても良いと言われたため、最低限学校の提出物でやらなくてはならないものだけやっていた。そのあとは大学への数学をずっと回していた。大学への数学の中でもわたしは、一対一をやっていた。無理にレベルを上げなくても、数三までやるのだから一対一の問題全てを解けるようになる方が大切だと考えていたためだ。
英語
駿台に通っていたため、英文法は駿台で勧められた英文法頻出問題集をやった。英文法頻出問題集には、文法編と熟語編があり、特に熟語編はおすすめしたい。学校で使っていた参考書の中で、特によかったのは、英作文基本300選という参考書だ。文法が単純な文章で複雑な日本語を英訳している例文は、全て暗記した方がいいレベルだと思う。英作文にも役立つ上、リーディングのちょっとした英語で書く答え等がすらすら書けるようになるはずである。
面接
対策の期間は1ヶ月ほどだった。医学部受験の専門塾のようなところに短期で2回ほど行き、過去の先輩方の資料をもらい、それを参考に答えを作成した。自己アピールと医師志望理由、本校志望理由は書き出して暗記した。さらさら言えるようになるまで練習した。
小論文
学校の先生に、添削してもらっていた。二ヶ月ほどしか試験までないという状況の中であったため、対策を開始して以降はほぼ毎日2時間は小論文に割いていた。かなりハイペースでも添削してくれる先生がいいと思う。
共通テスト
英語のリスニングは、学校でやっていた対策がかなりしっかりしていたため、それだけで対応できた。その授業では高3の4月から毎週実際の模擬共通テストを聞いて受けるという内容だった。英語のリーディングは、共通テストでは、大量の英語をいかに早く正確に読むかにかかっていることを肝に銘じて、情報の選別をして全ての文章をよむのではない解き方を身につけることが大切だと思う。数学は、だいぶ基礎的なことがきかれてくる序盤で時間をロスしてしまうことが多かったため、その欠点を無くすために数I・Aの基礎問題を徹底的に共通テスト模試の前に解いていたことでかなり共通テストの数学の点数は上がった。生物では、問題文ぁ長いだけで、実際の問題はあまり複雑ではないグラフの選択などが多い。そのため、長い文章量にも圧倒されないための慣れとグラフになれることがまずは必要だと思う。
あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。
聖マリアンナ医科大学は、医学部だけの単科大学で、かなり落ち着いた雰囲気です。教育棟も綺麗な上、2026年頃には病院が新しく完成する予定です。周りも真面目な学生ばかりなので自分も刺激されて大学生になってからも真面目に勉強できています。聖マリ、おすすめです。
編集部からのひとこと
以上、聖マリアンナ医科大学医学部に見事現役合格のA.Yさんの合格体験記でした。 A.Yさん、ご協力いただきありがとうございました。