横市医学部に1浪で合格したA.Kさんに入試の特徴を聞いてみた!

2022/03/22
横浜市立大学医学部に1浪で見事合格を掴んだA.Kさんにインタビューしました! どのような勉強法で合格を掴んだのか、詳しく教えてくれています。

合格した大学

ニックネームを教えてください。

A.K

性別を教えてください。

男性

現在通っている大学を教えてください。

横浜市立大学

浪人の有無を教えてください。

1浪

理科の選択を教えて下さい

化学・物理

社会の選択を教えて下さい

地理

得意科目(複数選択可)

物理

苦手科目(複数選択可)

英語

両親の職業(任意)

医者

出身地を教えてください。

東京

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

芝高校 芝中学 中学受験あり

受験勉強を始めた時期を教えてください。

高2の12月

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

平日8時間(そのうち塾は4時間) 休日10時間

共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。

現役729 浪人795

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

高3駿台模試 E 浪人駿台模試 B

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

慶應理工経済 早稲田理工 慈恵

あなたの大学の入学理由を教えてください。

偏差値が高くて学費が安いから

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

横浜市立大学は理系科目がとても簡単なので東大や京大や東工大などのとても難しい問題をやるのではなくとにかく基礎を固めることで高得点につながると思います。また、理系科目のうち特に化学は毎回有機化学で構造決定の問題が出るので構造決定をしっかりと練習しておけば化学の第3問目の完答につながりとても楽になります。英語は記述問題しかなく自分は苦手だったので年によりますが読み切れる時と時間が足りない時があったので、過去問をたくさんやって記述解答に慣れとくことが重要だと思います。

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

面接で聞かれたことは小論文で書いた内容についてと医師を目指したきっかけとこれまでで自分が最も成長した出来事について聞かれました。対策は駿台の無料の対策講座を一回だけうけました。

数学

使った参考書は現役の時はSEGの教材をずっとやっており、浪人の時は駿台の教材をずっと使っており、あとは併願校の過去問をやっていました。横浜市立大学医学部医学科の数学は横浜市立大学の全学部の数学と同じ問題を使っているのでとても基礎的な問題が多いので基礎を固めて過去問を何回かやればいいと思います。特に微積については毎回同じような問題が出るのでしっかりと対策するといいと思います。あと最初の小問4つは多くても一つしか落とさないようにしましょう。

英語

英語は現役から浪人にかけてずっとグノーブルの教材を使い回しており、浪人生になってからは英文読解の透視図と駿台の教材を用いて勉強していました。横浜市立大学医学部医学科の英語は内容はそこまで難しくないのですが分量がそこそこ多く全て記述問題となっているので自分のように少し英語に苦手意識があると時間が足りなくなってしまうので、何回も過去問をやることで記述問題の書き方やどこに答えが書いてあるかを見抜ける力を養うことが重要だと思います。

物理

物理は東進の苑田先生のハイレベル物理講座の教材と名門の森上下、理論物理の道標上下をやっていたのですが、正直横浜市立大学医学部医学科を目指すなら理論物理の道標上下は少しオーバーワークかもしれないです。自分のように物理が少し得意で確実に得点源にしたい場合は使用するのもありだと思います。横浜市立大学医学部医学科の物理は化学と合わせて120分で長すぎても70分以内にはおき終わりたいです。問題は小問の最初から徐々に難しくなっていく誘導型なので比較的解きやすいと思うので過去問を何回かやって感覚を掴みましょう。

化学

自分は重要問題集と化学の新演習と駿台の教材と東北大学などの旧帝大学や東工大の問題を演習材料として用いておりました。横浜市立大学医学部医学科の化学は物理と合わせて120分で自分は物理に時間を使って55分くらいで解くようにしていました。この時間配分は物理と化学どっちが得意かで変えてもいいと思います。有機化学の構造決定問題が必ず出るので構造決定を得意にしておけば小問を1つほぼ完答できるのでとても本番中気持ちが楽になるとおもいます。記述解答が多いので練習しておきましょう。

面接

横市の面接はほとんど対策しなかったです。ちゃんと試験官の目を見てハキハキと受け答えができればいいと思います。

小論文

自分は私立大学で慈恵を受けたのでそれを練習としてそれ以外は何もやりませんでした。とりあえず字数を書き切ることを意識しましょう。

共通テスト

自分は理科には自信があったのでほとんど共通テストの勉強はすることなく2次の勉強に力を入れて共通テスト直前に予想問題を1問ずつやりました。国語については夏ごろから古文漢文は少しずつ単語や文法など地道に勉強するようにして共通テスト2ヶ月前ごろから少しずつ予想問題などを解くようにし時間配分などを確認していました。数学は共通テストの数学が苦手だったので1ヶ月前から数学の予想問題をなんこかといて、心がけたことはわからなかったら粘らずすぐに飛ばし後で解くようにしました。 英語は横浜市立大学医学部医学科は英語の配点がとても高かったので1ヶ月前からリーディングは予想問題を何個か解いておきました。また、リスニングは夏ごろから少しづつ聞いたり音読をすることで鍛えていました。地理は夏から夜寝る前に少しづつ覚えていき2ヶ月前くらいから過去問をやっていきました。共通テストについてどの科目にも当てはまることなのですがわからなかったら飛ばし後に回すことで焦らないことが1番重要です。

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

横浜市立大学医学部医学科は共通テストでとても高い得点を取ると2次試験試験で多少しくじったとしても全然カバーできるのでとりあえず共通テストに力を入れて共通テストが終わってから横浜市立大学の過去問に手をつけるのがいいと思います。面接や小論文についてはそこまで心配する必要はないと思います。

編集部からのひとこと

横浜市立大学医学部に1浪で合格したA.Kさんが、科目別の勉強法を詳しく教えてくれました。 過去問に取りかかるべき時期を具体的に教えてくれ、とても参考になる話が聞けました。 A.Kさん、ご協力いただきありがとうございました!

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