内部進学から方向転換!横浜市立大学医学部合格のT.I.さんの合格体験記

2022/04/26
横浜市立大学医学部合格のT.I.さんの合格体験記です。内部推薦から外部受験に切り替えて見事合格した勉強法はとても参考になるので、ぜひ最後までみてください!

合格した大学

ニックネームを教えてください。

T.I.

性別を教えてください。

男性

現在通っている大学を教えてください。

横浜市立大学

浪人の有無を教えてください。

1浪

理科の選択を教えて下さい

化学;物理

社会の選択を教えて下さい

日本史

得意科目(複数選択可)

英語;化学

苦手科目(複数選択可)

数学;物理

両親の職業(任意)

教師、建築士

出身地を教えてください。

神奈川県

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校、中学受験あり

受験勉強を始めた時期を教えてください。

高校3年(2020年)3月

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

平日10〜12時間(うち6時間塾) 休日10〜12時間(夏休み以降このかたちになり、夏休み前はこれより少ない)

共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。

791点、現役時未受験(学内推薦の勉強をしていたため)

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

浪人時 第一回駿台模試偏差値57判定E 第2回駿台模試55判定E 第3回駿台ベネッセ共通テスト模試67判定C

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

慶應義塾大学不合格、順天堂大学合格、東邦大学不合格、東海大学合格

あなたの大学の入学理由を教えてください。

神奈川にある国公立医学部医学科であったから。

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

横浜市立大学医学部医学科は数学で落とさずとり、英語と化学で差をつける形の入試傾向だと思う。特に化学は毎年構造決定と無機の知識が出ている。数学もsincosに関わる積分の問題がここ数年出ていることと、大門4つのうち1つ目は小問集合なので、そこは落とさないようにした。数学、物理は苦手だったこともあり、駿台の直前講習で配布されるテキスト、過去問を直前期に演習した。英語は長文を早く正確に読む力が求められるのと、読解問題の日本語をまとめる能力が重要なので、普段から読解問題を意識して解いていた。化学は構造決定の演習、教科書を元にした知識の確認、計算問題の演習を普段からしていた。

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

医師志望動機、横浜市立大学を志望した理由、将来目指したい科、高校時代の部活動について、高校時の勉強と浪人してからの勉強について(特に慶應義塾高校出身だったので一般受験は普通しないため、そこの勉強の埋めを1年でどうしたかについて)

数学

初めに使ったのは青チャートで、6月後半までに数1A・2Bを2周して、夏休みに数3を1周した。夏休みには数3スーパーの講習もとり、それを復習した。また、駿台にも通っていたので、夏休みは前期テキストの復習を1周した。後期ではテキストについていけず、前期テキストを復習する形をとった。2次試験対策は駿台のテキストの復習と、模試(特に駿台模試)で出た問の復習をしつつ、過去問演習を11月ごろから行った。傾向的に積分の問題、小問集合はとりたかったのでそこの演習をした。直前講習で配られたテキストに過去問からの傾向のような部分があったので、それを行った。

英語

使った参考書は駿台の英文読解、英作文、和文英訳、英文法、英語入試問題研究NMのテキスト、ターゲット1900、高校時に使っていた英文読解用のテキストである。 入試問題は英文読解の問いがほとんどなので、英文慣れするために前期は高校時代に使っていたテキストを使っていた。駿台のテキストの復習も同時に行なっていた。ターゲットは4月後半に初め、1日100語などと決めてやり、その後も毎日行き帰りの電車などで触れていた。後期以降は英文読解、入試問題研究の復習が2次対策となった。10月頃から過去問をやり始め、傾向を掴んだ。

物理

使った参考書は、セミナー、駿台テキスト、理系標準問題集物理である。苦手だったので、基礎をやるためにセミナー、理系標準問題集をやった。夏以降は前期テキストの復習、後期に入ってからは前期、後期テキストを計5周ずつぐらいした。横浜市大は記述式だったので、しっかり日本語を伴った解答をかけるよう、模試の問題などで練習し、過去問でもわからないものについて行った。直前講習でもらった資料、問題の復習も行った。

化学

使った参考書は、駿台前期後期テキスト、化学特講1,3、化学特講(冬)である。構造決定が毎年出るので、夏ぐらいからそれを意識して演習問題やテキストを復習していた。無機の知識も夏ぐらいから教科書を読んで印をつけ始め、後期はそれを覚えた。平衡や酸塩基の計算などは上記のテキストの復習で対策した。

面接

母と圧迫気味の面接対策を行い備えた。また、面接の時に聞かれるであろう問についてノートを作って書き出しておく作業を行なった。それらは聞かれたらすぐに出てくるレベルにしておいた。対策を始めたのは私立の面接などもあったので、1月後半から2月にかけて。

小論文

駿台の小論文の授業を後期から週1で取った。過去問などにも触れ、構成して時間内に書く練習をした。

共通テスト

共通テストは夏休みぐらいから2次対策と並行しておこなった。国語、物理、日本史の点数が模試で悪かったので、夏休みは古典の単語・文法を意識してやり、物理は基礎から問題集を解き、日本史は教科書を夏から読み始めた。また、共通テスト模試で間違えた箇所を復習した。 10月ぐらいから全科目のセンターの過去問を解き始め、共通テスト模試の間違えたところを小ノートにまとめて、見れるようにする作業をした。 12月ぐらいからは数学・化学・英語で9割安定して取れるよう過去問演習をした。 英語は読むスピードがかなり大事だったので、2次対策を中心に行った。 国語は最後まであまり伸びず、冬休み期に漢文のヤマと古文の直前テキストをやって対策した。また、過去問演習を古文、漢文だけコピーして7年(6年?)分ほど集中して解いた。

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

受験生には復習を中心に頑張って欲しいと思います。一回やった問題を次見たらすぐ出てくるレベルで復習を繰り返すと、それが本番で活きるからです。これはまだ基礎固めが済んでいない人にも有効です。 そして共通テスト対策を2次対策と並行して舐めないでやってほしいと思います。横市は共通テストの割合が高い方ではあるので、取れれば2次が楽になります。 最後にある駿台の先生が言っていた横市の化学に向けての格言があるので紹介します。 「共テ後は 1日1回 構造決定」 これを言えるように頑張ってください。

編集部からのひとこと

以上、横浜市立大学医学部合格のT.I.さんの合格体験記でした。 T.I.さん、ご協力いただきありがとうございました。

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