横浜市立大学医学部現役合格のUさんに受験生時代の成績アップの秘訣を聞く!

2022/04/27
横浜市立大学医学部現役合格のUさんの合格体験記です。受験生時代にどのような勉強をして成績をアップしたかを、実際の模試の成績をもとにかなり細かく教えてくれています!

合格した大学

ニックネームを教えてください。

U

性別を教えてください。

女性

現在通っている大学を教えてください。

横浜市立大学

浪人の有無を教えてください。

現役

理科の選択を教えて下さい

化学;生物

社会の選択を教えて下さい

地理

得意科目

化学

苦手科目

社会;国語

出身地を教えてください。

神奈川

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

横浜翠嵐高校 高校受験のみ

受験勉強を始めた時期を教えてください。

高校2年生の12月ごろ

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

平日5〜7時間、休日10〜12時間

共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。

800点

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

高1第3回駿台全国模試 英数国68.1(横市B) 高2第1回駿台全国模試 英数国70.0(横市A) 高2第2回駿台全国模試 英数国61.7(横市C) 高2第3回駿台全国模試 英数国58.7(横市D) 高2ベネッセ7月模試 英数国76.9(横市B) 高2ベネッセ11月模試 5科74.7(横市C) 高2ベネッセ1月模試 5科78.5(横市B) 高2全統記述1月模試 4科72.3(横市B) 以下高3 7月駿台共通テスト模試 7科63.0(横市C) 第1回全統記述模試 4科69.1(横市C) ベネッセ共テ模試6月 7科74.8(横市C) 第1回駿台全国模試 4科66.9(横市B) 進研模試7月 7科80.2(横市B) 駿ベネ記述9月 7科72.0(横市C) 第2回全統記述模試 4科70.8(横市B) 第2回駿台全国模試 4科68.1(横市A) 駿ベネ記述10月 7科76.0(横市B) 第3回全統記述模試 4科71.1(横市B) 駿ベネ共テ模試11月 7科71.7(横市B) 全統医進模試 4科69.3(横市A) 全統プレ共通テスト 7科71.7(横市A) 駿台atama+共テ 7科69.4(横市A)

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

昭和大学医学部(合格)

あなたの大学の入学理由を教えてください。

雰囲気が良かったのと、自宅から通えるから。

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

共通テストと二次試験の比率として、1000点対1200点ということで、共通テストの点数が非常に大事であると考えられる。そのため、まずは共通テストでしっかりと高得点を獲得し、自信を持って横市に出願できるようにすることが大事だった。また、共通テストでの英語の配点が高いこと、英語の得意な人が横市を目指す傾向があることから、英語には特に力を入れて対策を行った。2次試験では、どの科目も傾向があるので、過去問演習には時間をかけた。理科が3時間と長いため、直前期には通して解き切ること。そして、答えだけでなく答えを出す過程をしっかり記述していくことを特に練習した。

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

高校の部活についてや高校での生活について聞かれた。聞かれたことのほとんどが自分自身の今までの活動のことで、和やかな雰囲気だった。

数学

参考書は基本的にはFocusGoldとメジアンとセミナーを使っていた。自分で買った参考書はほとんどなく、高校で買った教材のみを使用していた。高校で配布されていた正誤表を用いて自分が間違えた箇所を把握し、解き直しを繰り返した。メジアンは最大で7周解いた問題もあるくらい。とにかくできなかった問題をできるようになることに時間を割いた。また、間違いノートを作り、どんなに小さなミスでもたまたまで終わらせないように、自己分析を行なった。数字の書き間違えも、筆算のミスも全てリストアップし、見返して同じミスをしないように心がけていた。

英語

高3の春から駿台に通っていたため、駿台の教材での学習が主だった。また、やっておきたいシリーズの700字までと、英文読解の透視図をやった。単語帳は速読英単語と鉄壁、英検準一級のものを使っていた。英語は駿台での学習が主で、とにかく構文を大切にした英文解釈が自分での学習だった。英文読解の透視図は特に何度も解き直した。横市の対策としては、過去問を解いて文化的な英文にも慣れていくこと、スピードを意識して記述をたくさん積んでいくことを大切にしていた。

化学

高校で買ったセミナーと化学の新体系問題集、自分で買った新演習を解いていた。特に新演習は数学と同じような正誤表を自分で作って間違いを把握し、3周ほど解き直した。化学はコロナの自粛期間に3年春までに習っていたことの新演習での範囲をほとんど終わらせるくらいの勢いで進め、とにかく自分で演習を積むことによって得意科目になった。横市の対策としては、過去問が同じような傾向をしていたので、10年分程遡り、2周した。

生物

高校で買ったセミナーに加え、自分で買った大森徹の最強講義、記述・論述問題、遺伝の3冊と、重要問題集を使用した。横市は記述が多かったので、同じように記述問題が多い東京医科歯科大学の生物を解き、自分の知識、記述力の確認も行なっていた。夏期講習と冬期講習で駿台の講座(トリプルミラクル)をとっていたため、その中で配布された教材を何度も解き直していた。記述問題や計算問題がたくさん載っていて、演習を積めたのが良かった。

国語

二次試験なし。自分で買った参考書はない。古典は高校で買った教材で知識を入れていた。自分で時間をとってしっかり対策をすることができなかったので、高校の授業を非常に大切にしていた。授業中で全てを終わらせるつもりで吸収することを心がけていた。また、高校の先生に勧められたのもあり、国語と小論文の対策として、国語の授業がない日には新聞を読むようにしていた。嫌いな科目にはどうしても手が回らないので、古文単語は電車など、隙間時間でやっていた。

社会

二次試験なし。山岡の地理B教室と、統計データの読み方が面白くなるほどわかる本を使っていた。国語と同様、基本的には高校が全て。高校で買ったコンプリートをご飯の時に読み込んだり、高校の先生がコロナの期間に出してくれた動画をご飯の時に見ていた。また、模試の復習に力を入れ、資料集(コンプリート)に書き込みながら自分の知識を増やしていった。駿台の冬期講習で地理をとり、その講座の教材も解き直しを行なっていた。直前には過去の模試の解き直しもした。

面接

神奈川県民医連主催の面接対策に申し込み、現役医師の方(横市出身)の方に模擬面接をしていただいた。また、ネットで何を聞かれるかなどを調べ、対策をした。共通テストまではあまり対策を行わず、受けると決めてから特に多く対策を行なった。

小論文

夏明けから担任の先生に横市の過去問を使って記述したものを提出し、添削をしてもらっていた。また、新聞を読むようにした。

共通テスト

共通テスト対策は10月頃から行なった。朝の勉強時間を確保すること、そして午後のまとまった時間を2次試験対策に注ぎ込めることを目的に、特に朝の時間を利用していた。自分で年度を書いた紙を作成し、点数を書き込んで自分の成績管理を行なっていた。ここからは各科目について書く。数学はセンターの過去問と高校で買ったベネッセの対策演習。英語はセンターの過去問(長文のみ)と高校の授業内での対策。理科、国語はセンターの過去問と高校の授業内での対策。社会はセンターの過去問と高校の授業内での対策、駿台の冬期講習。共通テストはセンター試験とは異なるが、基本的に聞かれることは同じなので、とにかくセンターの過去問を大切にしていた。各科目、本試追試合わせて15年分は解いた。

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

面接や小論文といった医学部独特の入試科目に不安を覚えることもあると思いますが、まずは学力向上が最優先だと思います。とにかく共通テストで高得点をとり、まずは横市に出願できるようになることが大事だと思います。また、2次は記述が多いことや面接、小論文があることから、高校の先生に添削、模擬面接をお願いすると効率よく対策ができると思います!

編集部からのひとこと

以上、横浜市立大学医学部現役合格のUさんの合格体験記でした。 自身の経験に基づいた具体的な勉強法を教えてくれているので、ぜひ役立ててください! Uさん、ご協力いただきありがとうございました。

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