【化学・生物選択】横浜市立大学医学部専願で見事合格のNYさんに聞く対策法

2022/04/25
横浜市立大学医学部専願で見事合格のNYさんの合格体験記です。共通テスト、二次試験で科目別にどのように勉強して合格を勝ち取ったのかをとてもわかりやすくお答えいただいています。

合格した大学

ニックネームを教えてください。

NY

性別を教えてください。

男性

現在通っている大学を教えてください。

横浜市立大学

浪人の有無を教えてください。

現役

理科の選択を教えて下さい

化学;生物

社会の選択を教えて下さい

倫理のみ

得意科目(複数選択可)

英語;生物;社会

苦手科目(複数選択可)

数学;化学

両親の職業(任意)

サラリーマンと主婦

出身地を教えてください。

横浜

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

栄光学園、中学受験あり

受験勉強を始めた時期を教えてください。

高2の8月ごろ

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

平日3時間、休日6時間 塾には行っていませんでした

共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。

840

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

高1 C判定 高2 C判定→B判定 高3 C判定→B判定→A判定 全て駿台模試です

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

専願でした

あなたの大学の入学理由を教えてください。

家から近かったから

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

英語 長文の単語数が多く、速読力が求められた。一方で英作文問題は基礎的で、難しくはなかった。よって、ライティングよりもリーディングに力を入れ、いかに正確に早く読み取るかをメインに対策した。 数学 突飛な難問をいかにとるかというより標準問題をいかに落とさないかというのが勝負の分かれ目だと個人的に感じていた。よって、1対1対応の数学など標準的な難易度の問題を繰り返し解くようにして対策した。 化学 有機化学の構造決定が難しく、そこで差が出ると感じていた。よって、新演習などで有機化学の構造決定問題を中心に解いて対策した。 生物 標準的な問題が中心。生物は得意科目だったので特段の対策はしなかった。

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

医師として必要な能力が聞かれた。対策としては、高校で医系ゼミという医学部の面接対策の講義が休み時間に開かれていたので、それに参加した。

数学

僕は個人的に1対1対応の数学が好きで、正直学校の授業とそれでしか勉強はしていなかった。1対1対応の数学は内容が厳選されていて教材が薄く、青チャートのような分厚い参考書だとやる気を失ってしまう自分にとっては、勉強を続けられる一つの要因になったと思う。2次試験対策としては、数学が苦手だった事もあり、いかに標準問題を落とさないかが勝負だと思ったので、1対1対応の数学の問題を繰り返し繰り返し解くようにしていた。

英語

単語帳としては、高1の時に速単、高2高3で鉄壁を用いていた。高2の夏に英文法を固めようと思い、スクランブルを使って勉強していた。また、並行して、高2の夏ではライティングの力をつけようと思い、ドラゴンイングリッシュを使って勉強していた。高3にならまでに英語はある程度完成し、他の科目に時間を注ぎたかったので、高3では学校の授業と鉄壁以外にはあまり勉強しなかった。2次試験対策としては、ライティングよりもリーディングを重視して対策した。

化学

学校でリードaを中心に演習を行っていたので、それをベースに勉強していた。それの補助的な参考書として、鎌田の理論化学、福問の無機化学、鎌田の有機化学を使っていた。特に、福問の無機化学に関しては、語呂合わせで無機化学の知識を比較的簡単に覚えることができ、自分にとって相性のいい参考書だったと感じている。高3の夏からは、化学の新演習を使って、実践的な演習を行った。2次試験対策としては、有機化学の構造決定が難問であったため、そこを中心に対策を行った。

生物

学校でリードaを中心に演習を行っていたので、それをベースに勉強していた。学校の先生が東京書籍の生物の教科書を絶賛していたので、その内容を完全に覚えるつもりで勉強した。その補助的な参考書として生物合格77講を購入し、光合成や呼吸など理解が難しい範囲を復習した。2次試験対策としては、個人的に生物が得意だったこともあり、特段の対策は行わなかった。

面接

高3の夏休み過ぎから、学校で医系ゼミという医学部の面接対策を行う講義が休み時間にあったので、それに参加した。直接の関係があったかは分からないが、毎日朝刊を読むようにしていたことは少し役にたったかもしれない。

小論文

共通テストが終わったあたりから、学校の先生に過去問を添削してもらっていた。

共通テスト

国語 高3の10月ごろから、過去問演習を行いながら、主に古文漢文の基礎固めを中心に行った。国語は得意科目でなかったので、正直8割5分取れればいいと思っていた。 数学 高3の夏休みを過ぎたあたりから、過去問演習を中心に勉強していた。医学部志望として、満点を目標に、1点も落とさない覚悟で臨んでいた。 英語 個人的に英語が得意だったこともあり、共通テスト用に特段の対策は行わなかった。 化学 高3の10月あたりから、過去問演習を中心に知識の確認を行っていた。化学は苦手科目であったので、正直8割5分を割らなければ万々歳だと思っていた。 生物 個人的に生物が得意だったこともあり、共通テスト用に特段の対策は行わなかった。 倫理 黄色本を中心に、高3の夏休みから勉強を始めていた。個人的にこの科目が好きで、楽しく勉強していたこともあり、満点を目指して勉強していた。

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

受験はがむしゃらに勉強すれば良いというものではなく、与えられた時間の中でいかに効率的に勉強するかが勝負だと思います。自分はどの科目が苦手で何が足りないのかを理解し、それを克服するために重点的に勉強するのが、志望校合格の王道だと思います。

編集部からのひとこと

以上、横浜市立大学医学部専願で見事合格のNYさんの合格体験記でした。 勉強量だけでなく、効率を意識したNYさんの勉強法はとても参考になると思います。 NYさん、貴重なお話ありがとうございました。

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