愛媛大学医学部に入るには?現役合格のM.Mさんにインタビュー!

2022/01/20
2021年度に愛媛大学医学部に見事現役合格のM.Mさんにインタビューしました。受験生時代使った参考書や、成績が上がった勉強法など、合格する上で知っておきたい情報をわかりやすく教えてくれています。

合格した大学

ニックネームを教えてください。

M.M

性別を教えてください。

男性

現在通っている大学を教えてください。

愛媛大学

浪人の有無を教えてください。

現役

理科の選択を教えて下さい

化学;物理

社会の選択を教えて下さい

日本史

得意科目(複数選択可)

英語;物理

苦手科目(複数選択可)

数学

両親の職業(任意)

父:会社員 母:薬剤師

出身地を教えてください。

兵庫県

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

大阪教育大学附属池田中・高 中学受験あり、高校受験なし

受験勉強を始めた時期を教えてください。

本格的に始めたのは高1の1月ごろ

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

高3の頃では、 平日4〜5時間(週3で3時間強の塾) 休日7〜8時間

共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。

744

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

高3 河合第1回共テ模試 69      第2回 73.5      第3回     77.5 阪医b 神医a 大阪市医a    駿台全国記述7月  68 駿台神大模試    神医b判定

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

なし

あなたの大学の入学理由を教えてください。

2次配点が大きいところ、入試問題が自分と相性が良かったため。

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

物理化学に関しては、特に難しくて手が出ないという問題はほとんどないと思いますが、問題数は少なくなく、テキパキやらないと時間が足らなくなってしまうと思います。物理化学の対策としては、教科書をしっかり読んで暗記事項、知識などを頭に入れ演習を行えば比較的高得点は狙いやすいと思います。 数学に関してですが、年によってばらつきがあると思うのですが、大問4、5つのうちの一つは小問集合になっており、計算ミスなどで点数を取り損ねてしまっては大きく差が付きます。中には難しい問題もありますが、基本的には大問1つあたりに小問、もしくは誘導があるので取れるところをきっちりとっていくということが重要だと思います。 英語に関してですが、今年から英語の出題形式が変わり、英文の量が非常に増え、さらにほぼ全てが記述問題であり、250語以内の英語で記述せよという問題もあります。速読力が求められるので、多読多聴が重要だと思います。

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

地方の大学なので地域に関する事項に絡めて質問をしてくる場合があるので、念の為愛媛県の地理、医療状況について目を通しておくべきだと思います。

数学

鉄緑会に通っていたので、基本的にそこの教材を使っていました。市販のものは、「理系数学のプラチカ数1a2b」「部分点を狙え 数3」です。 2次試験対策としては、共通テスト終了後に「部分点を狙え 数3」を2次試験当日までに解いて数3の解き方の確認と赤本で5〜6年分の過去問を解いて、わからなかったところ、苦手なところをなくしていきました。年によって難易度がまちまちだったので、計算ミスなどをしないように着実に点数を取ることを意識しました。

英語

基本的には、鉄緑会と駿台英語Sαの教材、授業での試験、またその解説ぐらいしかしてませんでした。単語帳は「鉄壁」を使っていました。英語は得意な方だったので、他の苦手な分野に力をいれて英語の読解力、英作力が低下しない程度で単語帳の「鉄壁」開いて語句、フレーズを暗記していました。2次対策としては、数学と同じく過去問を解き、特に小論文の書き方のテンプレートの書き方を重点的に勉強しました。英語を多読多聴が重要だと思います。

物理

同じく、鉄緑会に通っていたので鉄緑会の参考書、問題集を使っていました。市販のものでは、河合出版の「良問の風」「名門の森」、学校が配られた「センサー物理」という参考書を使っていました。物理に関しては得意な方だったうえ、愛媛大学ではそこまで難しい問題を出さないので、基本問題を着実に、速く解けるようにする、ケアレスミスをしないということを意識して2次試験対策をしていました。

化学

同じく、鉄緑会に通っていたので鉄緑会の参考書、問題集を使っていました。市販のものでは、「化学の新演習」「セミナー化学」「鎌田の有機化学」を使っていました。「鎌田の有機化学」は共通テスト前も2次試験も前も重宝し、非常に役に立ちました。2次試験対策としては、有機化学、無機化学の知識の抜けがないかを何回も「化学の新演習」などでアウトプットして定着させていきました。

面接

共通テスト後に始めましたが、基本的にアドリブでも喋れるように家族の前などで模擬面接をしてはっきりと喋られるように練習しました。

小論文

英語の小論文では、医療にからめた問題が多かったが、小論文のテンプレートの書き方を意識してひたすら演習しました。

共通テスト

社会や古文、漢文の暗記などは高3になるちょっと前ぐらいからコツコツ始めてました。 その他の科目に関して本腰を入れるようになったのは、夏頃です。数学に関しては、市販の予想問題集を何個も解きましたが、あまり高得点が安定しなかったため、ひたすら問題の形式になれるようにしました。理科系に関しては、時間配分に気をつけて予想問題集を用いて時間を短くして解いていました。また、共通テスト前には知識の抜けを防ぐため、理科の物理化学の教科書を読み直しました。知識の抜けを確認するのに非常に役立ちました。社会に関しては、私は日本史選択でセンター日本史の対策参考書を2、3回読み直してプラス問題を解いてひたすらアウトプットするようにしていました。

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

思っているようにいかなくて、どうしたらいいかわからなくて不安になってしまうかもしてませんがそういう時こそ、何も考えずに手を動かして勉強を続けてください。不安になっているだけでは、状況は一切変わりません。

編集部からのひとこと

以上、2021年度に愛媛大学医学部に見事現役合格のM.Mさんにインタビューでした。 受験生時代のリアルな体験をもとに合格するための方法をいろいろ教えてくれているのでとても役に立つと思います。 M.Mさん、ご協力いただきありがとうございました。

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