2021年度に新潟大学医学部現役合格のH.Hさんの合格体験記です。受験生時代にどのように勉強して合格を掴んだのか、リアルな体験談を教えてくれています。
合格した大学
ニックネームを教えてください。
H.H
性別を教えてください。
男性
現在通っている大学を教えてください。
新潟大学
浪人の有無を教えてください。
現役
理科の選択を教えて下さい
化学;物理
社会の選択を教えて下さい
地理
得意科目(複数選択可)
数学;物理;化学
苦手科目(複数選択可)
社会
両親の職業(任意)
中学教師
出身地を教えてください。
新潟県
出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。
紫雲寺中学、新潟高校、高校受験のみ有り
受験勉強を始めた時期を教えてください。
3年の夏
受験期の一日の勉強時間を教えてください。
平日4時間 休日12時間 塾の授業がある日はそのうち塾の時間は2時間くらい
共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。
732
高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。
進研模試(偏差値70程度) 駿台模試(偏差値65程度) プロシード模試(偏差値55程度) 全統記述模試(偏差値65程度) 全統マーク模試(偏差値60程度) ベネ駿共通テスト模試(偏差値65程度) 代ゼミ模試(偏差値70程度) 合格判定は記述模試に関しては1年の時はほぼD、2年の時はCやB、3年の時もCやB マーク模試に関してはほとんどD判定
現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。
なし
あなたの大学の入学理由を教えてください。
近いから
あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。
共通テストは国語と社会の点数が半分になり、2次試験で全然挽回可能なので、そこまで勉強する必要はないと思う。2次試験の数学は難易度の高い問題が多い(今年度は少し易化したが)。そのため2次の数学をメインに勉強すると良い。具体的には他県の難しいと言われている入試問題を解くなど。英語は文章は簡単だが、採点が厳しい。訳の問題がほとんどなので構文を取って厳密に訳す勉強をした方が良い。また、英作文も3問だけ出題されるので忘れずに過去問で練習すると良い。物理化学は時間との勝負になる可能性がある。難易度は比較的優しい。物理では教科書レベルの基礎が固まっていれば乗り越えられる。化学は論述が多めに出るので、論述対策で過去問の論述を覚えるのが良い。
あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策
なぜ新潟大学を志望したのか。その後は、高校の時の部活と医学を絡めた質問を4つほどしてきた。例えば、「将棋ではAIが盛んになっているが、医療分野でのAI導入についてどう思うか」など。
数学
青チャート(高3の春くらいまでには全て完璧に答えられるようにした。)スタンダード1A2B、オリジナルスタンダード(入試問題から作られている問題集である。オリジナルスタンダードには数3が収録されている。学校で使ってたテキスト。合計で400問ほどあったと思うが共通テスト前にはすべてやった。)医学部攻略の数学(解説も充実しており、高3の夏以降これを使った。) 2次試験の為には繰り返し繰り返し問題を解いていた。
英語
ポレポレ英文読解プロセス50(2週した。共通テストが近くなってもこれをやっていた。新潟大学は日本語訳の精度を問われるので、完璧な訳をするにはこれをする必要がある。)Z会 必修編英作文のトレーニング(時間がある時はこれを読んで英作文で使える書き方を覚えていた。実際に自分で書く時間もとった。) 新潟大学の英語は簡単なので、減点されない回答を作る必要がある。英作文などを書いたら学校や塾の先生に必ず添削してもらい、何度も何度も書き直すと良い。
物理
物理のエッセンスと名門の森をやった。新潟大学のレベルはエッセンスで事足りる程度だ。なのでエッセンスで基礎を固めるのが最も大事になってくる。名門の森は入試問題が載っていて難しい。新潟大学にはこれほどの難易度は必要ないが、暇ならやってみると良い。楽しい。また、基礎の理解を確認するのに良いかもしれない。夏休みから物理を重点的にやり始めた。もう少し早くからでも良いかもしれない。だが、初めはとにかく基礎固めだ。
化学
重要問題集を使った。有機や無機は覚えることが多いので、12月頃に固めれば良いと思う。化学は資料集を読むと良い。僕は暇な時に資料集を読んで、知識を身につけていた。共通テストでの知識問題が、新潟大学の2次試験ではたくさん出題される。そのため、過去問12年分を解いて、論述を全て覚えていた。化学は問題集をやるよりも過去問をやるのが良いと思う。傾向を掴むこともできるし、知らない知識を身につけることも出来る。
面接
対策や勉強はやっていない。ただ初対面の人と会話する感覚でリラックスすると良い。
共通テスト
数学は塾や学校で問題を解いていた。数Aの図形を選択することをあらかじめ決めていたので、過去12年分の図形の問題を解き、傾向を確かめていた。国語も塾と学校でしかやっていない。英語は苦手だったのでたくさん問題を解いた。物理化学もたくさん問題を解いた。共通テストは問題をとにかくたくさん解いて慣れることが1番大切だ。だがその前に基礎や共通テストレベルの問題をすんなり記述式で解けるということが大前提である。それが出来ないのであれば勉強不足。まずは記述で解けるようになってから共通テストのマーク式の勉強をするべきだ。共通テストのマーク式の勉強は12月に入ってからやり始めた。しかし、年末は時間があったのでマーク式ではなく、2次の対策をやった。
あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。
とにかく量をこなせばいいと思う。問題を解きながら自分なりに分析して、計画を立てて取り組む必要がある。自分で考えてやることを整理することも受験勉強である。勉強だけでなく計画性も問うてるので、自分なりに頑張るのだ。
編集部からのひとこと
以上、2021年度に新潟大学医学部現役合格のH.Hさんの合格体験記でした。 H.Hさん、ご協力いただきありがとうございました!