群馬大学医学部に推薦入試で合格!O.Tさんの合格体験記

2022/01/03
群馬大学医学部に推薦入試で見事合格のO.Tさんの合格体験記です。推薦入試の特徴や実際の面接で聞かれたことなど、合格するために知っておきたい情報が盛りだくさんです!

合格した大学

ニックネームを教えてください。

O.T

性別を教えてください。

男性

現在通っている大学を教えてください。

群馬大学

浪人の有無を教えてください。

現役

理科の選択を教えて下さい

化学;物理

社会の選択を教えて下さい

地理

得意科目(複数選択可)

英語;社会;国語

苦手科目(複数選択可)

数学;物理;化学

両親の職業(任意)

医師

出身地を教えてください。

群馬県

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

県立太田高校 、中学受験無、高校受験有

受験勉強を始めた時期を教えてください。

2年生4月

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

15時間(塾5時間)

共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。

684

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

全統プレ A 駿ベネマーク C 全統記述 E 駿ベネ記述 D

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

あなたの大学の入学理由を教えてください。

地域枠学校型推薦があったから。

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

推薦だったので、小論文(総合問題2つ、日本語と英語)と面接の対策をした。 小論文は毎年問題形式がバラバラなので、ひたすら過去問を解いて雰囲気を味わうぐらいしかない。超長文の英文が出るので、速読力は鍛えておいた方がよい。また、年によっては生物・化学・物理の問題も出るので、選択してない科目でもそれの基礎科目ぐらいは勉強しておいた方がよい。自分の年は理系問題は全く出ず、ひたすら論述させる問題ばかりだった。毎年、時間に比して量はかなり多いが、とにかく全部埋めることが大事。

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

面接対策 学校の先生と面接対策をした。 自分は、本番ではあまり変わった質問はされなかったのでこれで十分だった。 質問内容 ・医師になりたいと思った理由、群大を志望した理由、地域医療枠を志望した理由 ・気になった最近のニュース(サイエンス系) ・世の中で腹立たしいと思った出来事 ・医師になりたくないと思ったことはあるか。また、親に医師になれと言われたことはあるか。 ・群大で研究をするとしたら何をするか ・合格したら何をするか(外国語学習以外で) ・自己アピール(1分間)

数学

1、2年生のときは4step、青チャートでテスト勉強をした。4stepは受験問題に比べれば簡単な問題が多いが、これを2、3周することで基礎が身に付く。青チャートは受験期まで使える万能の参考書で、これを完璧にすればほとんどの大学は対策できる。 受験期には、数ⅠAⅡBスタンダード演習、数Ⅲオリジナルスタンダード演習を使った。オリジスタンはA問題は良問ばかりだったが、B問題は難しすぎるので、時間をかけすぎないように注意した。

英語

1、2年生のときから、文法、長文、単語どれも勉強した。学校の課題や予習がとても多かったので、それで十分だった。 文法は教科書の問題や先生が出したプリントの問題をひたすら解かされ、長期休業の時にも莫大な量の演習が課されたので、それをこなしたら自然と身に付いた。 長文も、教科書の予習、週末課題として出されたskywordを解き、量をこなすことでかなり読解力がついた。 単語はターゲット1200、1900を用いていて、1年生の内にすべての単語テストが終わり、後は3年間ずっとそれらを復習していた。電車の中や休み時間など、空き時間には必ず見るようにしていた。鉄壁をやっている人がいたが、正直いらないと思う。

物理

1、2年生には教科書傍用問題集のリードaを何周もして基礎力をつけた。物理基礎ができるからと調子に乗って、専門科目の物理で撃沈する人がいるが、そうならないように勉強を続けた。 3年の夏前にすべての教科書内容が終わったのでそこから受験勉強を始めた。物理のエッセンスで基礎を確認し、重要問題集で演習をしたが、重問は難しすぎるのであまりやらない方がよい。自分は使わなかったが、良問の風はちょうどよいと評判がよかった。

化学

2年生から学習が始まった。2年生のときはセミナーで理論化学の基礎力をつけた。セミナーは受験期まで使える非常に優れた問題集なので、しっかりやっておいた方がよい。 教科書内容が終わったのは11月だったので、教科書学習と平行して受験勉強を行った。有機が大分重いので、なるべく早くやった方がよい。有機・無機の知識は、セミナーを何周もすれば自然と身に付く。演習は重要問題集を用いた。物理と違って、化学の重要問題集は良問が多いので解いたほうがよい。

国語

共通テストレベルなら、古文単語や漢文の型をおぼえるだけで大丈夫。

社会

学校のプリントとウイニングコンパスで十分。

面接

面接対策は推薦入試の1ヶ月前から始めた。事前に典型質問の答えを作っておくのは有効だが、予想外の質問も多いので、アドリブで答えられるようにする。

小論文

群馬大学の小論文は総合問題であり、毎年内容がバラバラで傾向がほぼなく、量が非常に多い。とにかく全部埋めることを意識すること。過去問は、雰囲気になれるぐらいの意識でやること。

共通テスト

夏の後から始めた。化学は知識があっても難しい問題が増えたので要注意。数学は量を解くことでスピードや正確さが上がっていく。地理Bは正確な知識があれば問題なく解けるので、問題集を何周もすること。物理は2次対策をしてれば解ける問題ばかりなので、焦らなくてもよい。英語は長文ばかりになったが、正確な読解力があれば問題なく解けるし、9割も狙えるので、同じ形式の問題をひたすら解いて、速く正確に読めるようにしておく。後ろの大長文から解き始めた方がよい。国語は、もともとできる人とできない人で差が激しい。できる人は、現代文の対策は不要なので、古文と漢文の知識を詰め込むこと。できない人は、現代文の問題の解説をよく読むことが大事。共通テストになってからセンターの現代文より難しくなったように感じる。

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

群馬大学医学部医学科の入試は、他と比べて特殊なので、受ける前に下調べを必ずすること。特に、毎年「英語がない」と勘違いして受ける人が多くいるが、群大の「小論文」は超長文問題であり、英語が得意な人でも難しく感じるほどなので、理系科目で得点をとれるようにしておくこと。

編集部からのひとこと

以上、群馬大学医学部に推薦入試で見事合格のO.Tさんの合格体験記でした。 群馬大学医学部の推薦入試に合格するために知っておきたい情報が盛りだくさんですので、推薦入試を受ける方はぜひ参考にしてください! O.Tさん、ご協力いただきありがとうございました。

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