群馬大学医学部合格のY.Kさんの体験談。推薦入試で不合格→一般入試で見事合格!

2022/01/03
群馬大学医学部合格のY.Kさんの合格体験記です。推薦入試で不合格になるも、一般入試で見事合格をつかんだ道のりをお答えいただいています。

合格した大学

ニックネームを教えてください。

Y.K

性別を教えてください。

男性

現在通っている大学を教えてください。

群馬大学

浪人の有無を教えてください。

現役

理科の選択を教えて下さい

化学;物理

社会の選択を教えて下さい

地理

得意科目(複数選択可)

化学;社会

苦手科目(複数選択可)

英語;数学;国語

両親の職業(任意)

サラリーマン

出身地を教えてください。

群馬県

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

海城 中学受験

受験勉強を始めた時期を教えてください。

高2の10月

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

平日4h休日9h塾3h

共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。

745(傾斜で772)

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

高1、高2まではずっとE判 高3第2回駿台で偏差値55D判くらい センターリサーチは河合B判駿台と東進はC判

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

自治医、慈恵 両方落ちた

あなたの大学の入学理由を教えてください。

親の実家が近い ここしか受からなかった

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

化学は簡単なので全く差がつかない。物理は少し難しい問題も出てくるが、河合模試レベル。数学は年によって難易度に差があるが、今年は難しかった。駿台模試レベル。自分は全然分からなくて数学0完。英語というか小論文は、長文読解のようなもので、自分の意見を書く問題が時々ある。基本的には長文読解の練習をしておけばいいが、採点基準が謎なのであまり差がつかないように思う。最終的には、数学を重点的に対策した方がいいと思う。最低点は一般580点くらい、地域枠630点くらい。今年は倍率が低く穴場だったので例年より低かったのではないかと思う。

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

推薦でも地域枠でこの大学を受けていて、(落ちた)その時は上毛かるた知ってますかみたいなことを聞かれた。恐らく、県外から地域枠に出願したため。2月に受けたときは、やりたくないけどやらなきゃならなかった経験について聞かれた。

数学

学校で配られた練磨という問題集をやっていた。あとは高校の先生が作ってくれた小テストを復習するくらい。青チャートやフォーカスゴールドなども持っていたが、通してやったことはなく、参考にする程度だった。今思えば、ちゃんと通してやらないと基礎が身につかないなと感じる。2次対策は主に過去問。高3の4月頃、休校期間中から過去問を解き初めて、2月までに20年分やった。実際の入試でも過去問に似た問題が少しだけあった。

英語

高2の10月から3月までは学校で配られた英単語帳LEAPをひたすらやっていた。並行して、ネクステを高2冬休みに1周し、高3夏休みにもう一度やった。高3の時は主に共通テスト対策で英語をやっていた。R:L=4:1の傾斜だったので、リーディング中心でやった。もともと中学生の頃から英語が1番苦手な科目だったが、本番ではなんとか98点を取れた。2次対策としては、過去問を10年分程度解くのと、駿台の船岡先生の医系英単語本を電車の中などで読んでいた。読み物としても面白かった。

物理

最初から最後まで重要問題集をやっていた。高3の秋に全範囲が終わるまでは、エッセンスを参考に勉強していた。夏休みは理科を固めるため、物理化学の重問を毎日10hくらいやっていた。2次対策としても重問をやり続けていた。あとは過去問をあるだけやった。群大は2013年頃から理科が必要になったので、それ以前は理科の過去問がなかった。そのため、古い理工学部の問題も少し解いたりしていた。物理は少し難しい問題もあるが、大半の問題は解けるはずなので8割くらいを目指していきたい。

化学

化学も物理と同じように重要問題集を徹底的にやった。化学は学校の先生がよく問題を集めて授業中にやっていたのでそれも含めて勉強した。とはいっても、群大の化学は非常に簡単なので、群大だけを考えるとそこまでやる必要はなかった。主に併願大学の対策だった。化学の難易度を考えると、9割、できれば満点を目指していきたい。合格者は、物理と合わせて150点中最低120点くらいは取っていると思う。それ以上取れればアドバンテージ、取れなければ負債になる。

国語

共通テストで国語を受けた。理科や数学の勉強が忙しかったので、あまり時間はかけなかった。主に、夏休みの学校の講習で重点的に学んだ。古典は苦手科目だったので、古文単語帳を電車の中でやるなどした。古文単語ゴルゴを使っていたこともあったが、結局はZ会の速読古文単語をやっていた。しかし、共通テスト本番では88-29-37で合計154点と、なんとか耐えたというような点数だった。現代文は悩んだ選択肢が当たったが、古文が全然読めなかった。共通テストの点数を安定させるためには、国語を得意科目にする必要があると思う。

社会

地理を選択した。高2は学校で世界史と地理を学んでおり、高3でどっちを使おうかと悩んだときに、地理は満点は取れないが少ない時間で8割は取れる、世界史は時間はかかるが100点を狙える、という話を聞き、他の科目に時間をかけるため地理を選んだ。休校期間中から学校で配られたウィニングコンパスという問題集をやり、直前までずっと使っていた。あとは学校の授業で問題を解く機会がたくさんあったので、それも重点的に復習した。あとはセンター過去問だが、10年くらい戻ると統計が違っていたりするので注意。

面接

推薦を受けた時には、学校の面接対策、塾の面接対策講座を受けた。一般入試の時は面接対策本を少し読むぐらいで、あまり対策はしなかった。面接の前日に、親と面接の練習をした。志望理由などの定番の質問はちゃんと答えられるようにして、あとはアドリブの力が重要だと思う。話す時は、えっととかあーとかは言わないように心がけた。

小論文

小論文は高3の4月から12月まで、塾の小論文対策講座を取った。あまり必要ではなかったようにも思うが、医療の話が聞けてモチベになった。群大は小論文というより英語なので、英語の勉強をするべき。

共通テスト

高3の休校期間中から、少しずつセンターの対策を始め、12月に入った頃からは学校の授業以外全て共通テスト対策に時間をかけた。学校で共通テストの教材の注文があり、自分は駿台のパックファイブを買ったが、質が酷かった。共通テストの形式になってさえいないものもあった。他社はもっと質が良いものもあったらしいが、難易度が異常に高かったり、逆に簡単だったりと本番には遠く及ばない。共通テストになって形式が大きく変わった英語以外は、センターの過去問を重点的にやるべきだと思う。センターの過去問は、学校で配られた過去問集の他に、理科は青本を買って追試の問題も全部完璧に理解できるようにした。群大はリスニングの配点が低いので、もともと苦手で諦めていたのでリスニングは全然勉強しなかった。結果68点だったが、リーディングは98点取れたので傾斜で20点近く上がった。

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

共通テストは最低8割を目指して頑張って。ボーダーは85%くらいだけど、それより低い点数の人のほうが多いと思う。群大は共通テストと2次の比率が1:1で、他大に比べると共通テスト重視だけど、2次で差がつかないわけでは決してない。友達に共通テスト700点で合格した人もいる。2次は合計6割程度を目指していきたいが、年によって難易度が変わるので一概には言えない。数学6割、理科8割、小論文5割を目標に。

編集部からのひとこと

以上、群馬大学医学部合格のY.Kさんの合格体験記でした。 Y.Kさん、役に立つお話ありがとうございました!

群馬大学の情報をもっと知りたい方はこちらから

医学部受験のプロは、「医学部受験情報をもっとオープンに」という理念に基づき、医学部受験のリアルな情報を発信するメディアです。

医学部受験競争が激化する中、限られた時間で最大の成果を出すためには、正確な情報を把握することが受験必勝の鍵となります。
当サイトでは医学部受験を志す全ての方にとって、最新かつ有益な情報をお届けしていきます。

©2019 —医学部受験のプロ. All Rights Reserved.