日本医科大学医学部現役合格のKSさんにインタビューしました!各科目でどんな参考書をつかってどのように勉強したのかを細かく教えてくれていいます。
合格した大学
ニックネームを教えてください。
KS
性別を教えてください。
女性
現在通っている大学を教えてください。
日本医科大学
浪人の有無を教えてください。
現役
理科の選択を教えて下さい
化学;生物
社会の選択を教えて下さい
倫理・政治経済
得意科目(複数選択可)
英語
苦手科目(複数選択可)
化学
両親の職業(任意)
サラリーマン、学校職員
出身地を教えてください。
東京都
出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。
都立小石川中等教育学校出身 中学受験あり 高校受験なし
受験勉強を始めた時期を教えてください。
高校2年生の9月頃
受験期の一日の勉強時間を教えてください。
平日3時間(学校以外で) 塾:3時間 休日9時間 塾:土曜日8時間、日曜日0時間
共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。
730点程
高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。
ほぼ全てずっとE判定
現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。
富山大学医学部(合格) 国際医療福祉大学(不合格) 順天堂大学(不合格)
あなたの大学の入学理由を教えてください。
・医学部の中では比較的学費が安いこと ・キャンパスが家から近いこと(千駄木キャンパス) ・受かったから
あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。
全体的には基礎が出来ていれば大丈夫だと思う。 英語はおそらく1番難しく、長文1題と英作文があり時間もあまり無い。しかし長文の記号問題はそれ程難しくないため、基本的な文法と単語が出来ていれば問題ないと思う。英作文もそれ程字数が多くないため、速くある程度の文章を書ける能力が必要である。 数学は基本的な問題と少し応用問題が解けていれば6割はいく。逆に基本問題を落としてしまうと厳しい。そのため、難しい問題に無理に取り組むのではなく、基本問題を確実に解けるようにしておけば良いと思う。 化学は自分が苦手なのもあって対策は分からないが、苦手であっても4割をきるようなことがなければ大丈夫だと思う。 生物は生物選択者にとっては得点源だと思う。ほとんどは基本問題だし、実験の読み取り問題もしっかり分析していけば十分解ける。8割を目指したい。とりあえず基本問題を繰り返し解き、知識をつけることが重要だと思う。
あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策
個人面接では志望動機など一般的なことを聞かれた。集団面接では「老いは自然か病気か」というテーマを与えられ各々意見を述べていった。対策は特に必要ないが、代表的な医療問題や医療用語はおさえておいた方が良いと思う。
数学
使った参考書 ・4STEP ・Focus Gold 2次試験対策は、基本問題を繰り返し完璧になるまで解くこと。難しい問題にあちこち手を出すのではなく、本当に落としてはいけない簡単な問題を解けるようになることを意識して勉強をしていけば大丈夫だと思う。応用問題はいくつかは解いておいた方が安心かもしれない。本番で出た時に一度でもその問題に触れていたら部分点くらいはもらえるかもしれない。しかし、応用問題に時間を費やすよりは基本問題を完璧にすることに尽力するべきだと思う。
英語
使った参考書 ・鉄壁 ・Write to the point ・Clues to reading 英語は基本単語と文法を身につけることを意識して勉強した方が良いと思う。単語帳は鉄壁が1番良いと思う。単語を一つずつ覚えていくのではなく、接頭語、接尾語に注目したり、アクセント、発音も正確に覚えること。鉄壁には単語のイメージの絵もあるため、初めて出会った単語でも何となく意味が予測できるようになる。英作文はWrite to the point、あとは過去問でひたすら演習を重ねた。特に直前期は過去問からテーマを拾い、書いては学校の先生に添削してもらいもう一度提出するのを繰り返していた。すると、使えるフレーズや単語も入ってくるため、どんなテーマでもある程度の文章が書けるようになる。
化学
使った参考書 ・リードα ・重要問題集 化学は基本事項をおさえた上で、問題に取り組む必要がある。無機化学は暗記7割演習3割、有機化学は暗記5割演習5割、理論化学は暗記3割演習7割を意識していた。リードαで演習を重ねることで基本事項を頭に入れ、高校三年生になってから重要問題集に入っていった。重要問題集は難しい問題は難しいため、解けるようになるまで無理に解こうとはせず、基本問題を解けるようになることが必要だと思う。
生物
使った参考書 ・センサー 生物はとにかく演習を重ねることが重要だと思う。知識がなければ問題は解けないため、とりあえず一問一答や基本問題をやり込むこと。そのうえで実験の問題などに取り組んだほうが良いと思う。この勉強を高校三年の夏休み程まで続け、その後は徐々に過去問も解いていく必要がある。過去問で出てきた知らなかった知識は分野別にノートにまとめ、いつでも見返せるようにしていた。ちょっとした隙間時間に見返すようにしていた。
面接
対策は特にせず、代表的な医療問題に触れておくことが重要だと思う。また面接の際は試験官の目を見てはきはき話すこと、これだけを意識して行った。
小論文
小論文も対策はほぼせず、2,3回過去問をやり添削してもらった。
共通テスト
国語 使った参考書 ・みるみる古文単語 現代文は特に対策はせず、共通テストの傾向を知り、ある程度の解き方(現代文・古文・漢文のうち何から解き、それぞれ何分ずつ使うのかなど)を決めていた。古文や漢文は英語と同じようにまずは単語(漢文の場合は漢字の意味)を覚え、あと文法を覚えた。その上でセンターの過去問を解いたり、予想問題を解いていた。冬休みはほぼ社会と国語しかやっていなかった。 社会(倫理・政治経済) 使った参考書 ・おもしろいほど点数が取れるシリーズ倫理・政治経済 ・パックファイブ おもしろいほどシリーズの倫理・政治経済をやり込み、赤シートで隠しながら知識をつけていた。センターでしか使わなかったため、細かい用語を覚えるというよりは大まかな流れや思想を理解することを意識した。後は過去問やパックファイブなどの共通テスト予想問題をやり、知らなかったことは確実に覚えていくようにした。
あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。
医学部は世間一般に言われている程難しい訳ではありません。基本問題が解ければ受かります。なので、難しい問題に手を出し解けなくて落ち込むよりは基本問題を解けるようになることを意識してください!きっと大丈夫です。自分を信じてがんばって!!
編集部からのひとこと
以上、日本医科大学医学部現役合格のKSさんの合格体験記でした。 日本医科大学医学部に合格するための情報がもりだくさんですので、参考にしてください! KSさん、ご協力いただきありがとうございました。