筑波大学附属高校から筑波医へ!推薦で合格のKYさんにインタビューしました。推薦入試の突破方法を詳しく解説してくれています!
合格した大学
ニックネームを教えてください。
KY
性別を教えてください。
女性
現在通っている大学を教えてください。
筑波大学
浪人の有無を教えてください。
現役
理科の選択を教えて下さい
化学;生物
社会の選択を教えて下さい
倫理・政治経済
得意科目(複数選択可)
数学
苦手科目(複数選択可)
国語
両親の職業(任意)
サラリーマン、専業主婦
出身地を教えてください。
千葉県
出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。
筑波大学附属高校、高校受験
受験勉強を始めた時期を教えてください。
高一の7月
受験期の一日の勉強時間を教えてください。
平日は2~3時間、土日は5~6時間、塾は言ってないです
共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。
推薦なので受けてないです
高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。
高一冬から駿台模試を何回か受け、筑波医がB判定が暫く続き、高3の9月の駿台模試だけA判定がでました
現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。
推薦なので受けていないし、一般だとしても国立(基本は筑波)に絞っていた。
あなたの大学の入学理由を教えてください。
実家から通える、医学以外の友達ができる
あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。
推薦。学力は数学+英語で120分、理科2科目で120分で、数英の時間配分が自由なのがカギ。数学は年によって難易度に差がありそうなので、過去問に惑わされないように。理科は至って普通で、特に化学は基礎的なことが多かった。適性検査は、SCTと言われるもので、たとえば「父は、…」の後に文章を創作するように、冒頭に合わせた文を短時間でひたすら作っていくものです。普通の人はこれでは落とされないと思います。面接も、メジャーな質問や志望理由書に関することを準備すれば大丈夫かと思います。
あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策
志望理由書に書いたこと(部活がさかん、地域医療に関する取り組みをしている)に突っ込まれた。大学の特徴とは違うが、「なぜ研究職ではなく医師なのが」は考えておくといいと思います。
数学
青チャート(1A2B)を、3年間で何周かしました。1年生のときにざっと1周して(その時はほとんど理解していなかった)、2、3年生で8割9割解けるようになりました。 数3は、とにかく回数が大事かと思ったので、まず短い問題がたくさんあるもの(サクシードなど)で慣れさせることが大事だと思います。数3に取り組み始めたのは1年生の最後当たりでしたが、当時はあまり理解出来ておらず、2年生になってやっと理解しきった感じがありました。早くから手をつけることが絶対にいい訳ではないですが、理解をしようとしなくても、「こんなもんなんだなぁ」と眺めたりするのは、早めにやっねおいて損は無いです。
英語
英文法、英作文、長文の精講(基礎?)をやっていました(これは共テと2次両方の対策になっていたかと)。試験1か月前には国公立大学医学部の長文をやっていました。あと、3年生の頭はコロナで時間があったので、英語の医学系論文を調べて、読んだりしていました(完全な理解をするというより、あるふぁべっとの羅列に脳と目を慣れさせる効果があったと思います)。単語は鉄壁を何周も読み返したり、3年生の夏頃からは医学系単語帳(河合)を読んだりしていました。
化学
よくわかる化学基礎+化学で、全ての範囲を2年生のうちにざっと終わらせ、基礎問題精講で時々問題を解いていた。しかしこの時理論化学しか理解出来ておらず、無機有機高分子は、3年生になってからもう一度復習した。無機は単語帳のような携帯出来る本を1冊持っていること、忘れやすいところはトイレや壁に貼ることがよい。有機は、反応経路図(学校で配られた)の穴埋めを完璧にすることで、複雑な問題もよく解けるようになった。 高分子は、高校で実験を多くしたため、よく覚えることができた。 全てにおいて、重要問題集を何周もすれば、大抵の問題は解けるようになると思います。
生物
よくわかる生物基礎+生物で、1から2年生の間に全てをざっと終わらせた。暗記系は壁に貼る(ここで注意すべきなのが、「重要なもの」ではなく、「自分が覚えられていないもの」を貼った方がいい)。グラフや実験結果の読み取りは、とにかく大きな問題の数をこなすことで慣れた(リードアルファや、駿台の標準問題集を使っていた)。 生態系などは後からでも頭に入れられるので、遺伝学や生殖、発生のあたりに時間をかけると良いと思う。
面接
試験数週間前に、よくある質問をネットで調べて、紙に書いた。それを暗記するのではなく、緊張してもすらすらと言えるように頭の中を整理するようにした。 本番に関しては、面接官も、入社試験ではないから高校生に完璧な礼儀を期待しているわけではないと思い、終始笑顔で、誠意を伝えるようにした。
共通テスト
受けていないですが、推薦に落ちたら受ける予定だったので対策を申し上げると、英数理は2次や推薦の対策とほぼ被っていて、英語と理科はセンターの過去問で9割超を何回か出すことができた。英語のリスニングは、Tedを聞いたり、NHKのニュースを英語で聞いたりして耳を慣れさせた。強いていえば数学はもう少し共テ専用の対策をしてもよかったかもしれない。倫政は、「倫理政治経済の点数が面白いほどとれる本」を1周、講義を聞く感覚でノートにとりながら勉強した。それでもセンターの過去問は7割くらいしかとれていないので、あまり参考にならないかもしれない。国語は1番の苦手教科で、どれだけ勉強してもセンター過去問は6割止まりで、よい勉強法を確立させられないまま終わってしまったので何も言えないです。
あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。
推薦合格者が半分をしめているのが大きな特徴です。推薦で受かるとかなりコスパがいいです。推薦で落ちて一般で受かった人もいるようなので、受けないよりは受けたほうがいいと思います。しかし共テ対策は同時にやつてください。
編集部からのひとこと
以上、筑波大学医学部合格のKYさんの合格体験記でした。 KYさん、ご協力いただきありがとうございました。