千葉医の後期試験で見事合格!M.M.さんの受験体験談

2021/08/25
千葉医後期試験で見事合格のM.M.さんの合格体験記です。科目別にどのような勉強をしたのかなど受験生時代の体験談を細かく教えてくれています!

合格した大学

ニックネームを教えてください。

M.M.

性別を教えてください。

女性

現在通っている大学を教えてください。

千葉大学

浪人の有無を教えてください。

現役

理科の選択を教えて下さい

化学;物理

社会の選択を教えて下さい

倫理・政治経済

得意科目(複数選択可)

物理

苦手科目(複数選択可)

英語;化学

両親の職業(任意)

父は医師、母は専業主婦。

出身地を教えてください。

東京

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

光塩女子学院中高等科。中学受験・高校受験は共に内部進学。

受験勉強を始めた時期を教えてください。

高校入学後すぐから。

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

平日3、4時間、休日6、7時間。塾は平均して一日1時間。

共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。

777

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

東大同日模試:偏差値63.4、理三E判定

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

国際医療福祉大学:合格 東京慈恵会医科大学、慶応義塾大学、東京大学:不合格

あなたの大学の入学理由を教えてください。

家から通える距離にあり後期試験がある国公立大学だから。

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

英語は、長文がメインだが、それほど難解な文章ではない。時間配分はそれほどきつくならない。数学は、大問4問で構成されている。難易度はピンキリ。難しい問題は部分点だけ狙って取れるところは確実にミスなく点をとる。問題演習を多くこなしたり、答案の書き方を勉強したりする。物理化学は大問が3問ずつで構成されている。それほど難しくはないし、時間もきつくはない。特に化学は知識を細かい所まで覚える必要がある。物理は原理の理解に努め、基本に忠実に現象をとらえられるようにすること。

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

意思疎通困難な自分の祖父が、手術すればほぼ確実に治せるような病気になってしまったが、手術は受けたくないと以前から言っておりそのようなメモも存在する。このときあなたならどうするか、という問い。患者の意思の尊重というテーマを挙げつつ、自分の祖父への思いもあるということで、葛藤する、というのが恐らく正解。

数学

使った参考書は、教科書、4step、青チャート、1対1対応の演習、新スタンダード数学演習、やさしい理系数学、新数学演習。他に駿台の講習やz会の講座をとっていた。学校の進度が遅かったため、傍用問題集に加えて上記の問題集を並行して解いていた。先取り学習は時間の無駄だと思ったため高1の最初にやめた。積分まで終わったのは高3の6月ごろになったが、結果的にはそれで困ることはなかった。駿台の講習は、先生が目の前で思考回路を説明しながら答案を書きあげてくれるのが勉強になるのでとっていた。先生の答案のように書けるよう、意識しながら演習していた。後期試験の過去問は1年やれば十分。

英語

使った参考書は、駿台のものがメインだった。単語帳はユメタン、熟語帳はユメジュクを主に使っていたが、学校で配布されたターゲットや駿台で勧められたシステム英単語やシステム英熟語もパラパラ見ていた。文法は、ネクステと英頻を持っていて学校でやらされたが、面白くなかったので積極的に使うことはなかった。高1の間に単語2000語と熟語1000語は暗記し、ある程度複雑な英文でも構文をとれるようにした。文法などを本格的に深めていったのは高2以降だった。英語は高1のときだけ頑張ったが、そのあとはあまり真面目に勉強してこなかった。後期試験の過去問は1年やれば十分。

物理

使った参考書は、教科書、授業プリント、セミナー、重要問題集、駿台のテキスト、プリント、難系、東大物理攻略法、である。とにかく学校の先生の話をよく聞いて友人と議論して、基礎的な事項の理解に努めた。重要問題集は良い問題集とは言えないが、問題数をこなすには十分だし、わざわざ新しく名門の森などを買う気にはならなかった。難系は学校の先生から勧められたもので、問題数が多くて良かった。解答はところどころ間違っているし、解説も雑なので真剣に取り組まない方がいいかもしれない。駿台の授業は高2からとっており、よかった。高2の内は受講人数が少ないのもあり、面倒見の良い先生に教えてもらえた。後期試験の過去問は1年やれば十分。

化学

使った参考書は、授業のプリント、セミナー、重要問題集、化学の新演習、鎌田の有機化学、福間の無機化学、他に駿台の講習、z会の講座である。学校の先生がかなり熱心に教えてくれたり、定期試験でえげつない問題を引っ張ってきたりしていたため、塾に行っている場合ではなかった。しかしこのような詰め込み教育が自分には合わなかったため、化学のやる気は全然起こらず、とりあえず定期試験だけ点数をそれなりに取っていたがあまり勉強していない。後期試験の過去問は1年やれば十分。

国語

現代文は、船口のゼロから読み解く最強の現代文、船口の最強の現代文記述トレーニングを高1のときに使っていた。古文は古文解釈の実践を前期試験の直前に読んでいた。漢文は、学校の教材の他には駿台の講習のテキストだけでほぼ勉強していた。句法の参考書は持っていたが高2のときにざっと見ただけだった。現代文は前期試験の直前に初めてなぜいままで自分が点数をとれなかったのかを理解した。

社会

教科書と黄色本を使った。

面接

最初の大学の筆記試験に合格したあとから準備を始めた。参考書を読んで、よくある質問をピックアップしてその答えを考えてノートにまとめた。学校の先生に頼んで面接試験の前日に模擬面接をしてもらった。緊張などあえて隠さずに、素直に自分の考えを言葉にするのが良いと思う。

小論文

ほとんど対策をしなかった。後期試験に関しては典型的な論題が多いと知って、前日に問題集の解答を暗記してほとんど同じ内容を本番でも書いた。これでは不真面目すぎると思う。

共通テスト

英語は、速読を心掛けた。リスニングは毎日2次試験対策の問題集も混ぜながら継続的にやって慣らしていった。数学は2bはすぐ点数が安定したが、1aは最後まで不安定だった。抜けている考え方などがないかその都度チェックした。国語は模擬テストでは点数をとれていたのに本番は古文で爆死した。油断してはいけないということである。古文はとにかく多くの文章に触れることだと、文系の友人が言っていたが、それを実践する時間はほぼなかった。物理は、直前まで2次試験の対策に全振りしていたため、原子の対策ができていなかった。化学はテストを早くから解いていた。倫理政経は、12月ごろから対策をはじめて、黄色本や教科書を読み始めた。

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

過去問の勉強に固執する必要はない。入試問題の傾向というものは、短いスパンで変わってしまうため、そこまで重要ではない。総合的な学力を上げることに専念して、いろいろな問題集を解いたり考え方をいろいろな先生から聞いてみたりするとよい。

編集部からのひとこと

千葉医の後期試験で見事合格されたM.M.さんの合格体験記でした! M.Mさん、役に立つお話をしていただきありがとうございました!

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