2021年度、琉球大学医学部に現役合格のT.Uさんの合格体験記です。受験生時代の模試の成績や入試の対策法などをわかりやすくお答えいただいています。
合格した大学
ニックネームを教えてください。
T.U
性別を教えてください。
男性
現在通っている大学を教えてください。
琉球大学
浪人の有無を教えてください。
現役
理科の選択を教えて下さい
化学;物理
社会の選択を教えて下さい
日本史
得意科目(複数選択可)
数学;社会;国語
苦手科目(複数選択可)
英語
両親の職業(任意)
看護師、銀行員
出身地を教えてください。
沖縄県
出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。
昭和薬科大学附属高校、中学受験有、中高一貫校
受験勉強を始めた時期を教えてください。
高校3年生の4月ごろ
受験期の一日の勉強時間を教えてください。
平日3時間、休日8時間、別で塾が週2コマ
共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。
765点
高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。
高2までは手元にないです。すみません。 高3からの模試(合格判定は入学先のもの) 6月、進研マーク模試、偏差値70.9、C判定 7月、進研記述模試、偏差値69.3、D判定 8月、河合全統共通テスト模試、偏差値71.8、A判定 9月、駿台ベネッセマーク模試、偏差値69.6、B判定 10月、駿台ベネッセ記述模試、偏差値67.4、D判定 10月、河合全統記述模試、偏差値61.8、E判定 12月、北予備共通テストファイナル、B判定 1月、高松予備校共通テストファイナル、偏差値70.1、A判定
現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。
併願校無し
あなたの大学の入学理由を教えてください。
地元で医師がしたいから
あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。
自分は地域枠で受験したので結果的には二次試験は受けずに受験が終わりました。でも、二次対策はやっていたのでそれについて書きます。 全体として、琉大の二次試験は難しくないと思います。 医学部も他学部と問題が共通です。標準的な問題をミスなく取っていくことが重要だと思います。 数学は、積分、複素数、確率が出がちです。難しくないので、計算ミスに気をつけて丁寧に解きましょう。 英語は、自分が苦手なのも有りますが少し難しめだと思います。長文問題は、そこまで作り込まれた感じではなく、英文を引っ張ってボーンと作った粗い感じな記憶があります。会話の穴埋めなど、過去問を解いて慣れておく必要のある問題もあるので、当たり前ですがしっかり過去問を解きましょう。 理科は、共通テストレベルだった気がします。計算ミスに気をつけてればいけると思います。
あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策
地域枠だったので、地域医療についてだったり、医師を志すきっかけや、地域医療を志すきっかけについて聞かれました。 高校の頃の部活についてや、好きな本についても聞かれました。
数学
参考書は、河合塾が出版している厳選!大学入試数学問題集 理系262を使いました。あとは、学校で使っている4ステップで標準的な問題を演習しました。 まずは、過去問を解きました。間違えた問題や理解が足りてない問題は、前述の参考書で解きました。 特に特徴のない問題なので、過去問にこだわらず、いろんな問題集を解いてみるのも手だと思います。 学校の授業で、他大学の問題も演習していたので、学校の授業の予習復習だけで琉球大学の入試問題の数学は解けるようになりました。
英語
英語はすごく苦手だったので、琉球大学の英語の問題は少し難しく感じます。 特に自分で買って使っていた参考書はなく、学校から配布された長文読解の問題集(名前は忘れました。すみません。)と、塾の個別で演習したプリントで勉強しました。あとは、過去問を解きました。 また、中学生の頃の早い段階から長文読解演習をしていたので、長文を読むことに多少慣れたので、振り返ってみればこれが良かったかなと思います。 琉球大学の入試対策だけに言えることではありませんが、たくさん文を読んで演習して、慣れていくことが大事だと思います。 ただ、個人的には琉球大学の問題は粗さやクセも感じるので、過去問を解いて慣れておくべきだと思います。
面接
学校の先生にお願いして面接対策をしてもらいました。対策の期間は、1ヶ月半くらいでした。 代々木ゼミナールの出している医学部面接ノートに書いてある質問には答えられるようにはしていました。 ただ、面接はあくまでも面接官との会話なので、行きすぎた対策や台本、自分の答えを用意したりするのは、不自然さを生んであまり良くないと思います。 自然に正直に話すことが肝要です。
小論文
琉球大学の地域枠の小論文は、200字程度で答える問題が2~3コ×2~3題出ます。 題材に関しては運もあり、コレが出る!とは言いづらいで、ヤマをはるのはお勧めしません。 ただ、地域枠の小論文のテーマはあまり難しくなく、大体は聞いたことのあるテーマなので、世の中で起きていることに対する考えをしっかり持っていれば大丈夫だと思います。
共通テスト
時間との勝負であり、はやく解く中でいかにミスを減らせるかという戦いなので、練習量と作戦が大切だと思います。 自分は、英語は後半の長文を◯分でやっつけてから前半の簡単な奴らをやっつけるという作戦でやりました。 数学1Aは、選択問題は確率と整数を解くと先に決めておいて、確率と整数を絶対に解けるように勉強しました。3つの中から選択するストレスと時間のロスを防ぐことができました。 数学2Bは確率分布を勉強していなかったので、選択問題については何も悩むことはありませんでした。ただ、1Aも2Bも解く順番を決めておくべきだと思います。演習を重ねる中で、自分がノリやすい解く順番がわかってくると思います。 国語は、とにかく演習しました。 理科は、二次試験の問題を解いて、実力をつけました。 社会は、演習して、すべての選択肢について教科書で調べて理解を深めました。
あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。
琉球大学の入試問題のレベルは標準的なので、日頃からミスを許さないように解くようにしてください。 琉球大学医学部は、授業の進度が全国でもトップクラスに早いので、大学に入ってからもなかなか大変です。 しかし、まずは入ることが必須です。頑張ってください。
編集部からのひとこと
以上、琉球大学医学部に見事合格のT.Uさんの合格体験記でした。 合格までの道のりを細かく教えてくれているので、ぜひ参考にして対策してください! T.Uさん、ご協力いただきありがとうございました!