2021年度広島大学医学部に合格のcahoさんの合格体験記です。入試の傾向と対策、科目別の勉強法など幅広く教えてくれています。
合格した大学
ニックネームを教えてください。
caho
性別を教えてください。
女性
現在通っている大学を教えてください。
広島大学
浪人の有無を教えてください。
1浪
理科の選択を教えて下さい
化学;物理
社会の選択を教えて下さい
日本史
得意科目(複数選択可)
物理;化学
苦手科目(複数選択可)
国語
両親の職業(任意)
公務員
出身地を教えてください。
熊本
出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。
熊本大学教育学部附属中学校:受験あり 熊本高校:受験あり
受験勉強を始めた時期を教えてください。
高校2年生の7月
受験期の一日の勉強時間を教えてください。
平日5時間 塾2時間 休日10時間 塾2時間
共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。
773点(現役時693点)
高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。
全統マーク模試 広大B (現役時熊大E) 全統記述模試 広大B(現役時熊大E)
現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。
現役時 熊大医学部医学科 不合格 一浪時 久留米大学医学部医学科 合格
あなたの大学の入学理由を教えてください。
グローバルな規模で医学を学ぶため。
あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。
理科の比重が高いので、物理と化学は基礎から標準、応用問題までミスなくきちんと〇がもらえる答案作りができるように意識しながらたくさん入試問題を解いた。英語は過去問より、読解が会話文で点が取りやすそうであったので、英作文、要約の問題を中心に演習し、できるだけ高い得点がもらえるようにした。英作文は過去問や予想問題集から書き方のコツをつかみ、本番で使えるように繰り返し書き、添削してもらっていた。数学は確率、数列、ベクトル、数3を中心に学習した。
あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策
高校時の部活について。大学生になってしたいこと。広大医学部医学科を目指した理由。 (県外出身であったため) 英語の学習方法。
数学
導入として、教科書、サクシード、フォーカスゴールド、赤チャート 共通テスト対策として、河合塾共通テスト予想問題集、駿台共通テスト予想問題集、Z会共通テスト予想問題集、ベネッセ共通テスト予想問題集 広大2次対策として、赤本、フォーカスゴールド、赤チャート、河合塾出版の広大模試過去問集、全国入試問題正解、やさしい数学 加えて、共通テスト、広大2次対策に関しては塾のテキストやプリントを繰り返し解く。 導入としてはフォーカスゴールドなどの参考書を繰り返し解いて学ぶ。その後に入試問題にあたり、解けなかった問題を分析し、参考書に戻って復習する。そして、しばらく時間が経ってまた解き直し、定着しているかどうか確かめる。
英語
長文読解200?、基本、学校や予備校のテキストで演習。単語帳はシス単、鉄壁、青い単語帳、黄色の熟語帳。河合塾、駿台、Z会、ベネッセの共通テスト予想問題集。まずは単語帳をやり遂げる日にちを入試や模試から逆算して決めて、毎日単語帳、熟語帳を見て覚える。単語や熟語を見た瞬間答えられるまで繰り返す。その後に長文読解の演習を行う。共通テスト対策でも2次対策でも単語、熟語がある程度覚えられていたら解けるが、正解するためには読解のコツが必要になる。それを見つけ、自分のものにするために繰り返し解き、間違えた問題はなぜそうなるのか、徹底的に分析する。
物理
エッセンス 力学&熱&波動編 電磁気編 セミナー物理 名問の森 力学&熱&波動編、電磁気編 予備校のプリント、テキスト 河合塾、駿台、Z会、ベネッセの共通テスト予想問題集 全国入試問題正解で、入試問題をこなす。 エッセンスで物理現象をきちんと理解し、セミナーで演習。基礎から標準ができたら名問の森で入試問題演習。ここで、1問1問の徹底的理解が必須。あとは共通テスト形式に慣れ、2次対策は名問の森を繰り返し解くのに加えて、他の大学の入試問題にも取り組んだ。間違えた問題は徹底的に分析し、理解に努めた。答案の書き方はコツをつかみ、添削してもらうようにしていた。
化学
セミナー化学 河合塾、駿台、Z会、ベネッセの共通テスト予想問題集 全国入試問題正解 学校や予備校の授業で理解し、セミナーでかなり演習した。基礎から標準まで完成させ、共通テスト予想問題集で形式に慣れ、2次対策では他の大学の入試問題をひたすら解いた。間違えた問題は徹底的に分析し、理解に努めた。化学は予備校でのテキストやプリントが大いに役に立ったと感じている。
国語
予備校のテキスト 各種予備校の共通テスト予想問題集
社会
予備校のテキスト 各種予備校の共通テスト予想問題集
面接
過去の出題例を調べ、自分なりの答えを考え、それがスムーズに言えるように練習した。対策期間は短く、1、2日くらい。堂々と明るくハッキリしゃべることを意識した。
小論文
私大で必要で、現代の医療問題を調べ、ある程度知識を入れた。過去の出題例から予想問題を自分で作り、医学部担当の先生に添削してもらうようにしていた。対策期間は2週間程度。受験校の採点基準を調べ、減点されないように心がけた。
共通テスト
2次試験がある教科は2次対策をしっかりしていると、あとは共通テスト形式に慣れるだけなので、高得点を目指して各種予備校の予想問題集を解きまくった。わからない問題は質問して徹底的に理解した。加えて、間違えた問題は何度も解いた。国語と日本史は共通テスト予想問題集を解いて1から理解し、コツを掴んだ。対策期間は高3と一浪時の受験期。時間との戦いなので、本番緊張することも含めて考えると、時間を本番より短めに設定して、演習し、見直しの時間を設けた。文章が共通テストはとにかく多いので、必要なところを選び抜くことができるようにならなければならないと思う。小さなミスが大きな得点差に繋がるので、常にどの教科もミスがないようにした。
あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。
とにかく自分の夢を見つけ、そのために大学を早くから決め、それに向かって諦めずに努力を重ねることがなによりも大事である。受験期は特に辛く、志望校を下げたいとも思うかもしれないが、そこで諦めず踏ん張って頑張りぬける人が合格できるのだと思う。
編集部からのひとこと
以上、広島大学医学部に見事合格のcahoさんの合格体験記でした。 どのように勉強して合格を掴み取ったのかを惜しみなくお伝えいただいています。 広島大学医学部の受験を考えている方はぜひ参考にしてみてください! cahoさん、ご協力いただきありがとうございました。