2021年度、浜松医科大学医学部合格のk.wさんの合格体験記です。どのような参考書を使って勉強したのか詳しく教えてくれています。
合格した大学
ニックネームを教えてください。
k.w
性別を教えてください。
男性
現在通っている大学を教えてください。
浜松医科大学
浪人の有無を教えてください。
1浪
理科の選択を教えて下さい
化学;物理
社会の選択を教えて下さい
日本史
得意科目(複数選択可)
数学;物理
苦手科目(複数選択可)
英語
出身地を教えてください。
名古屋
出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。
東海中学高校 中学受験
受験勉強を始めた時期を教えてください。
高校1年1月
受験期の一日の勉強時間を教えてください。
平日4.5h 休日9h
共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。
素点809 換算820
高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。
模試は高3から受け始めました。駿台、河合のセンター模試を現役の時は受けており、名医d.岐阜医がcが平均でした。浪人して河合、駿台の名大形式模試でbとcが出るようになりました。ほぼ判定は一定でした
現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。
現役 岐阜大学 浪人 愛知医科大学、藤田医科大 名古屋大学(前期) 以上全て医学部
あなたの大学の入学理由を教えてください。
共通テストの点数と地元からの近さ
あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。
後期は小論文と面接しかないので小論文の対策を徹底的にしました。具体的には、参考書で書き方を学ぶだけでなく、わからない医学用語がないように医学用語単語帳をやりました。特に医学用語単語帳には、その用語にまつわる現在の問題点も明記されているものが多く、小論文を書く上で非常に参考になりました。浜医の小論文は毎年、題材の傾向が変わっていますが、時間が適当であり、共通テスト後の期間でも勉強が間に合うレベルのものだと思います。実際のところ、共通テストのテストがいい人から受かっており、逆転が起きづらいと思います。
あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策
浜医には面接の一環として、プレゼンテーションがあり、ホワイトボードを使うよう指示されます。題材は遺伝子組み換え技術をどのように利用するのか?っと言うもので、飢餓の解決に向けたいと答えたところ、一部の人にそのような食品を食べさせることの問題について追求され続けました。
数学
参考書はチャート式の青色、一対一数学、優しい理系数学、プラチカを主に使いました。また赤本(北大、東北大、京大、名大)も浪人時には使いました。特に高校2年生まではチャートと一対一をひたすら反復して絶対的な自信をつけました。最初は、数学が苦手でしたが、所謂、暗記数学を行うようにしてから成績が上がりました。但し、微積については手を動かすことが大切だと思います。名古屋大学は今年を抜いて、基本的に数3と確率重視なので様々な赤本を解くといいと思います。
英語
参考書としてはターゲット1900、鉄緑会、システム英単語、ポレポレ英文解釈、英文解釈の透視図、やっておきたい500、900を主に使いました。赤本としては北大、東北大、名古屋大、名古屋市立大、九大など沢山やりました。英単語を固めることが何よりも大切で、英単語を固めてから英文解釈を練習しなければ効果が薄いと思います。英作文は高3の夏過ぎからやり始め、大矢の実況中継と減点されない英作文を周回しただけで十分でした。
物理
SEAという愛知県の塾に通っていたのでそこの教材を高3の時は周回していました。名門の森もやっていましたが、SEAの教材のが深い問題が多く、特に難しいとは感じませんでした。浪人してからは赤本を周回し、実践形式に慣れるとともに、ミスをしないよう気をつける練習をしてました。赤本としては阪大、京大、名大をそれぞれ20年ほどを2、3周するようにしてました。名大は原子が出たことがなく、これからも出ないと思います。実際に名大志望の子は原子をセンターレベルにしか、勉強してませんでした。
化学
東海高校のオリジナルテキストが非常に優れており、テキストの内容を完璧にする様にしてました。詳しく書かれていると言うよりは、必要最低限必要なことを、まとめてあり、直前でもすぐに内容を1周できるという良さがありました。わからないところは化学の新研究で調べたら、鎌田のdoシリーズで理解を深めました。問題集としては現役の時に重要問題集、浪人の時は化学の新演習を反復していました。名古屋大学は例年スピード勝負だったのに、今年はやや難問が多く、今後はどうなるかわかりません。
生物
なし
国語
なし
社会
なし
面接
前期の名古屋大学はコロナで面接がないことが前もってわかっていたので、前期の試験後に後期に向けて勉強し始めました。面接はその場で考えさせられる問題が多いと思ったので、典型問題と数年の過去問をやるだけにとどめました。
小論文
後期の浜医にしか必要なかったので、前期試験後に勉強を始めました。医学用語を固め、同時にその用語にまつわる問題に答えられるようにしました。時間は適当だったと思います。
共通テスト
駿台の緑色の共通テスト対策の本、全科目と駿台、河合、z会の数学、英語の模試過去問を12月からやり始めました。正直、参考書を終わらせるためには、時間がギリギリでしたが、その分集中して取り組めたと思います。現役の時に、12月になっても中々センターへ集中ができておらず、失敗してしまった経験があったので浪人の時は全て12月は共通テストに時間を割くようにしました。国語が人と大きく差がつくところだと思うので、国語は安達雄大先生の書いた参考書を全てやりきり、自信を持って現代文が答えられるようにして試験に臨みました。共通テストでは試行試験もあり、国語は3年ほどしか解く時間がありませんでしたが、フィーリングではなく、論理的に解く癖がついていれば問題無いと思います。
あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。
大学受験は最後の自分の努力が100%自分に報われる瞬間だと思います。大学に入ってからの努力も勿論自分に返ってくるものもありますが、人との出会いやコミュニケーションなど、漠然とした努力や運に左右されるものばかりです。死ぬ気でやって死んだ人はいないので、安心して死ぬ気で勉強して下さい(´∀`*)
編集部からのひとこと
以上、浜松医科大学医学部に見事合格のk.wさんの合格体験記でした。 合格までの道のりをわかりやすくお答えいただいているので、受験生の方はぜひ役立ててください! k.wさん、ご協力いただきありがとうございました。