国際医療福祉大学医学部合格のT.M.さんに受験生時代の勉強方法をインタビュー!

2021/08/10
2021年度に国際医療福祉大学医学部に見事合格のT.M.さんに合格するための秘訣を聞きました!役に立つ情報盛りだくさんです。

合格した大学

ニックネームを教えてください。

T.M.

性別を教えてください。

男性

現在通っている大学を教えてください。

国際医療福祉大学

浪人の有無を教えてください。

2浪

理科の選択を教えて下さい

化学;生物

社会の選択を教えて下さい

地理

得意科目(複数選択可)

英語;生物

苦手科目(複数選択可)

国語

両親の職業(任意)

自営業

出身地を教えてください。

茨城県

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

地方の公立中学(中学受験無し)、水戸第一高等学校(高校受験有り)

受験勉強を始めた時期を教えてください。

3年生10月

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

平日1〜2時間(全て塾)/休日3〜4時間(全て塾)

共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。

現役時約720点(約80%)、一浪時約740点(約82%)、二浪時786点(87%)

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

※判定は国立大医学部のもの。 ベネッセ進研記述模試(現役時偏差値68〜76/判定E) ベネッセ駿台マーク模試(現役時偏差値63/判定E、二浪時偏差値68/判定C) 共通テストプレ(偏差値66/判定C)

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

現役時 筑波大学医学部(不合格) 一浪時 筑波大学医学部・北里大学医学部・杏林大学医学部(全て不合格) 二浪時 福島県立医科大学医学部(合格)・北里大学医学部&薬学部(いずれも合格)・順天堂大学医学部(不合格)

あなたの大学の入学理由を教えてください。

国際性豊かで、多様性を重視する校風だったから。

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

とにかく英語力を重視する大学なので、英語の配点が高く問題も難しい。早慶文系クラスの長文を読む練習をある程度しておくと良いと思う。文法も出題されるので、こちらも難関私立の問題で演習すると良い。 数学・理科に関しては、年度によって多少偏りはあるが難易度は比較的低め。難しい問題をガンガン解くというよりも、基礎的な問題を落とさない計算の速さと正確さを磨く練習をした方が効率的だと思う。 全体的に、時間が足りないといった印象はなかったので、焦らず点が取れるところはしっかり取ることが大事。

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

30分の面接が2回行われる。前半は最初に自己PRの時間が与えられ、質問は志望動機や個人的なこと、例えば高校の時の部活や委員会活動などを聞かれた。「国際性とは何か」という質問もこの大学の鉄板。後半は時事問題が提示され、それについての考えを問われる。そのテーマを知らなくても丁寧な誘導があるので、焦らず自分の考えを何かしら答えることが大事。

数学

参考書は「ハイスコープシリーズ(東京書籍)」と「Focus Goldシリーズ(啓林館)」を現役から使っていた。 二浪時は予備校に通っていたので、予備校の授業で与えられる問題をひたすら解いていた。当予備校には個別指導もあり、添削はそこでやってもらっていた。とにかく色々な問題に触れようとしていたので、参考書を使って繰り返し演習というよりは、実戦形式で問題を解き、できなかったものは2〜3日後にもう一度解くという形式をとっていた。

英語

参考書は「Grammer Collection(いいずな書店)」と「東大英単語熟語鉄壁(KADOKAWA)」を使用。 2次試験対策はもっぱら予備校の個別指導。医学部に限らず色々な大学学部の長文の過去問を読んで問題を解き、添削をしてもらっていた。英作文も同じ形式で演習していた。数学と同じく、色々な問題に触れようとしていたので、復習は取り組んだ長文を2〜3日後にもう一度読んで和訳を確認する程度に留め、次の問題に移っていた。

物理

なし

化学

参考書は「化学重要問題集(数研出版)」と、資料集として高校の時に配布された「スクエア最新図説化学(第一学習社)」。 理論・有機に関しては、重問と予備校から与えられた問題で何回も演習。有機は一浪の時に克服し、歯ごたえを感じなくなっていたので、二浪時は理論を中心に演習していた。無機は予備校の授業が面白かったので、それを反芻して親や友達に語ることで知識を定着させていた。

生物

参考書は、資料集として使っていた「スクエア最新図説生物(第一学習社)」のみ。この資料集はかなり細かい部分まで触れているので、個人的にはこの一冊で十分だった。 生物の2次試験は記述が多いので、予備校の個人指導で添削をしてもらっていた。元々得意な科目だったので、時間をかけすぎないようにしていた。

面接

志望動機や自己PRなどの基本的なことはしっかり練って自信をつけておく。何かの質問に上手く答えられなくても気にしない。面接の間だけでもポジティブに。

小論文

小論文はほとんど対策しなかった。文章は明確に具体的に書くよう心がけた。

共通テスト

国語は、特に現代文においては練習あるのみ。選択肢は全て疑ってかかり、2択まで絞り込んだら文を分解して比較しながらジャッジするという練習を過去問や予想問題を使いながらずっとやっていた。 数学は苦手な分野の大問を取り出して、時間を測りながら練習。共通テストの数学はとにかく時間勝負なので、時間配分が肝。自分がこの大問を解くのにどれくらいかかるかが掴めるまで繰り返した。 英語のリーディングは2次試験対策をしていればカバーできたので、特に対策はしていない。リスニングは慣れ。 知識量が問われる化学・生物・地理に関しては、その分野に詳しくない人(親や未履修の友達)に理解してもらえるまで説明することで知識を定着させていた。

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

とにかく英語、頑張りましょう。入学してからも英語にまみれることになるので、今やっている勉強は絶対にプラスになります。 面接も長くて嫌になるかもしれませんが、案外やってみるとあっという間です。比較的穏やかな雰囲気なので、自分をしっかりアピールすれば絶対に大丈夫です。頑張ってください!

編集部からのひとこと

以上、国際医療福祉大学医学部に合格されたT.M.さんの合格体験記でした。 どのように勉強して合格したのかよくわかる内容になっていると思うので、ぜひ参考にしてください! T.M.さん、お答えいただきありがとうございました。

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