2021年度合格者Yunaさんに聞く!九大医学部に合格するための勉強法

2021/08/25
九大医学部に合格するための勉強法を実際に現役で合格された、Yunaさんにインタビューしました。受験生時代にどのような勉強をしたかわかりやすく教えてくれています。

合格した大学

ニックネームを教えてください。

Yuna

性別を教えてください。

女性

現在通っている大学を教えてください。

九州大学

浪人の有無を教えてください。

現役

理科の選択を教えて下さい

化学;物理

社会の選択を教えて下さい

地理

得意科目(複数選択可)

英語;化学

苦手科目(複数選択可)

数学

出身地を教えてください。

福岡県

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

福岡県立嘉穂高等学校附属中学校 福岡県立嘉穂高等学校 中学受験あり

受験勉強を始めた時期を教えてください。

二年生の11月

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

平日 5時間(塾3時間) 休日 12時間

共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。

790

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

東進センター当日模試 東進センターレベル模試 東進九大プレ 北予備九大プレ 河合塾九大プレ 河合塾共通テスト模試 進研模試 全統模試

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

防衛医科大学校 合格 産業医科大学 2時試験合格、面接不受験

あなたの大学の入学理由を教えてください。

医者になって小児がんの治療に携わりたい。

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

共通テストに比べて2次試験の配点の方が高かったので、記述でもしっかり点数がとれるようにということを常に考えていた。 まず、共通テストでは、初年度ということもあり、不安が大きかったので、12月以降はほとんどを共通テスト対策に費やした。英語が得意だったので、筆記、リスニングの両方で9割越えできるようにケアレスミスなくスピーディーに解きすすめられるよう演出を積んだ。 2次試験では、数学が苦手だったため、過去問20年分を解いた。さらに、それを毎日学校の先生に添削してもらい、減点を出来るだけ減らせるように細かいところまで仕上げた。 化学は得意だったので、少しレベルの高い阪大も問題も解いたりした。 物理は不安が大きかったので、予備校から出版されている模試なども解き込んで出来るだけ多くの問題をこなすようにした。 英語は得意だったので、長文は特に対策はせず、英作のところで減点されないように学校の先生に添削をしてもらっていた。

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

なぜ九大を受験したのか、高校生活で頑張ったことは何か、自分が住んでいる地域の医師不足についてどう思うか、医師になって何をしたいか、自分が住んでいる地域と受験に来てから違いを感じたことはあるか

数学

入試問題集2020、2021、青チャート、九大過去問題集 複素数平面がよく出題されていたので、2年生の3学期ごろから2次試験レベルの複素数平面の問題を時進めた。一度では解けない問題も多かったので、何度も繰り返し、問題をみてすぐに解法が思いつくようになるまで解き込んだ。また、微分、積分の問題は、絶対に点数を取らなければいけない分野だと思っていたので、計算ミスなく、速く解けるように沢山の問題に取り組んだ。特に、回転隊の体積の問題は色々なパターンの問題に取り組んだ。

英語

東進の講座のテキスト、出る順パス単、アップグレード、九大過去問 まずは単語力の強化のために出る順パス単の準一級までやりこんだ。移動時間などの隙間時間を使って毎日欠かさず取り組んだ。 英語は得意教科であり、文法は2年生までに完成させ、3年では、長文読解、英作に力を入れた。長文問題は感覚を鈍らせないために週に一問は入試レベルの問題を欠かさず解いた。英作をした際には。必ず添削、やり直しまでにやりぬき、解答も確認することで、話題なども自分の中にストックを増やしていった。

物理

セミナー問題週、物理のエッセンス、良問の風、九大過去問題集、九大プレ過去問題集 セミナー問題集、物理のエッセンス、良問の風で基礎固めをした。特に物理のエッセンスは、概念がすごくわかりやすく解説してあったので何度も読み込んだ。また、九大は単振動の問題が多く出題されていたため、さまざまなパターンに対応できるように演習を積んだ。演習を中に間違えたり、わからなかった問題は、自分でノートに集めて再度解き直すようにした。物理は最初に問題で間違えてしまうとその後の問題にひびいてしまうので特に最初の問題は丁寧にミスなく解くように心がけた。

化学

セミナー問題集、重要問題集、九大過去問題集、阪大過去問題集、九大プレ過去問題集 化学は無機、有機で確実に高得点を取り、理論では最低限の点数を取るという計画を立てた。無機は大部分が暗記のため、定期的に見直す時間をつくった。有機はどれだけ早く解いて理論の問題に時間を回せるかということを念頭に置いて解くようにした。ある程度パターンがあるので問題数をこなすことで強化した。理論は平衡の問題が苦手だったので、その分野に絞ってさまざまな問題集から問題を集めとにかく解き込んだ。そうすることで、解法の方針を掴むことができるようになった。

面接

共通テストが終わってから、学校の担当の先生に店主をしていただいた。面接には配点がなかったため、志望理由など基本的なことを答えられるように準備した。

共通テスト

共通テストの配点は2次試験の配点に比べて少なかったので本格的に対策をしたのは12月からだった。ただし、英語のリスニングだけは一年生の頃から毎日NHKのラジオの英語を聞くことで対策を続けていた。 12月になってからは、予備校などから出版されている予想問題集を解き込んだ。時間との勝負であることを、常に意識していた。 筆記の英語は特に時間の使い方に気を使い、読むべきところと、読まないところの判別をつけられるようにした。 数学はケアレスミスなく速く解くことを心がけた。共通テストはセンターの比べて難しいと言われていたので、解けないと思った問題は諦めて簡単な問題で確実に得点するということにも気をつけた。 化学、物理は、2次試験の対策を共通テスト対策も兼ねて進めていた。

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

自分の将来を充実したものにするために大学での学びは必須です。また、第一志望校に合格することができれば、より自分の夢の実現に近づくと思うので、辛いこともあるかと思いますが、全力で頑張ってください。また、もし第一志望校に合格できなくても、それまで頑張ったということが財産になると思います。

編集部からのひとこと

以上、九大医学部合格者のYunaさんの勉強法についてでした。 Yunaさん、貴重なお話していただきありがとうございました!

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