昭和大学医学部に見事合格されたk.kさんの合格体験記です。使った参考書、科目別にどのような点に注意して勉強をすればいいのかなどをお答えいただいているので、昭和大学医学部の受験を考えている方はぜひ参考にして対策してください。
合格した大学
ニックネームを教えてください。
k.k
性別を教えてください。
男性
現在通っている大学を教えてください。
昭和大学
浪人の有無を教えてください。
1浪
理科の選択を教えて下さい
化学;生物
社会の選択を教えて下さい
倫理・政治経済
得意科目(複数選択可)
国語
苦手科目(複数選択可)
数学;化学
出身地を教えてください。
埼玉県
出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。
有
受験勉強を始めた時期を教えてください。
高校3年の7月ごろ
受験期の一日の勉強時間を教えてください。
現役時 平日 10時間 休日 10時間 浪人時 平日 15時間 休日 13時間
センター試験の点数(浪人生は現役時も)を教えてください。
現役 670 浪人 受験無し
高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。
浪人時代 河合記述一回目 日大 D 二回目 日大 D 三回目 日大 C
現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。
現役 金沢医科大学 不合格 獨協医科大学 不合格 東京理科大学 経済学部 合格 北海道大学 総合理系 不合格 一浪 昭和大学 合格 埼玉医科大学 合格 愛知医科大学 一次合格 岩手医科大学 一次合格
あなたの大学の入学理由を教えてください。
一年次の寮が魅力的だったため。 受かった中で偏差値が上だったため。
あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。
英語・・・内容把握に重点をおいたほうが良い。内容説明の問題もあるため精読も大事だが速読技術もつけたほうが良いと考える。数学と英語で140分のため時間配分も勝負の鍵。 数学・・・ほとんどの分野から出題される。確率は解きやすいものも多く、確率の分野をやっておけば確率は落とさないだろう。 化学・・・生体高分子の内容が出ることが多い。他の大学では対策をしないため、昭和大学対策としてアミノ酸などを中心に勉強したほうが良いと思う。また、理論は難しいことも多く無機、有機で点を取るべき。 生物・・・どの大学でもそうだが、まずは教科書レベルをしっかりやる。その後に資料集などをパーっと読み込む程度で合格点は取れるだろう。
あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策
まず、その前にやった小論文のことについて詳しく聞かれました。その後に、なぜ昭和大学を目指したのか聞かれたり、理想の医師像などの一般的なことを聞かれました。最後に、もし家族を残して転勤することになったらどうするか?という質問をされました。面接は昭和大学のみの対策ではなく、一般的な対策で十分だと思います。
数学
基礎問題精講、合格る計算 2次試験の難易度はそこまで高くないので、解ける問題を確実に得点する必要があります。問題の途中に難易度の高い問題がふくまれているので、そこに時間を取られないようにしたほうが良いと思います。制限時間が比較的短い割に問題が多いので一題に時間をかけすぎないほうが良いと思います。
英語
速読英熟語、ネクステージ、基礎英文問題精講、鉄壁 英語は比較的解きやすかったです。しかし、制限時間が数学と合わせて140分なので制限時間には注意した方が良いと思います。どの大学でもそうですが、背景知識があるとスピードがだいぶ変わるのでニュースなどを読んだりするのも大事だとおもいます。
化学
資料集、化学重要問題集、化学の新演習 理論が苦手だったので理論は重要問題集を解いてパターン化して覚えました。その分、無機化学や有機化学に重点を置きました。過去問などで出てきた用語などは資料集にマーカーを引き見返しました。有機化学でも、アミノ酸を覚えました。
生物
資料集、大森生物、記述問題 どの大学も基礎的な力がまずは必要になってきます。ですから、教科書や参考書などをまずは一周と言わず二、三周することが大事です。その後に、受ける大学に合わせて記述をメインでやったり、計算をメインでやったり、資料集で細かい用語を覚えていくことをやった方が良いと思います。
面接
9〜12月と一次試験に受かってから面接の対策をしました。どこの医学部でも出そうな医師の志望理由、大学の志望理由などは準備していきましたがそれ以外はその場で考えてました。
小論文
医療系の小論文は知識が必要な場合もあるので、知識の部分を一年前くらいから少しずつインプットしていきました。そのインプットしたところから書いていけば、大外れな小論文を書くことは無いと思います。
センター試験
センター試験前日はしっかりと寝たほうがよういと思います。
通っていた塾の名前を教えてください。
浪人1年目 京都医塾
通っていた各塾の講師について教えてください。
英語の先生や化学の先生が特に教え方が上手かった。英語の先生に関しては、自分が考えることを大事にして問題出して解答を教えるだけでなく根拠などを大事にする先生であった。化学の先生は豊富な受験知識をもとに何をどの程度覚えるべきかを明確に示してくれた。
通っていた各塾のカリキュラム、指導方針、授業内容について教えてください。
わりとみっちりと授業が詰まっている。授業がない時間も授業の予習や復習などをする時間が多いので、自分で参考書などを解いていくような時間はない。しかし、そのようなことをしなくてもしっかりと受かるようなカリキュラムにはなっていると思う。
通っていた各塾の学習環境について(自習室、交通の便、立地など)教えてください。
1人1つのブースがあり、そこで自習をしていた。みんな机に向かい、カリカリという鉛筆の音のみが聞こえるような空間だったので集中して自習することができた。また、交通の便は割とよく駅から歩いて5分程度であったと思う。また、コンビニや飲食店も多く食べる分には困らなかった。
通っていた各塾の良かった点を教えてください。
カリキュラムが厳しいが、このカリキュラムについていけば結構な確率で受かることが保証されると思う。先生に関しても、手厚い指導をしてくれて質問対応も良かった。また、1人1つのブースがあることは席取りに時間などが取られないため、良かった。
通っていた各塾の講師/カリキュラム/学習環境それぞれを5段階評価で教えてください。
講師 5 カリキュラム 4 学習環境 5
あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。
上記の通りに、昭和大学ではどの科目でも穴のない基礎力が必要とされます。ですから、教科書レベルをまずは完璧にすることが大前提です。その上で難易度の高い参考書や資料集などを用いて、過去問で出された問題や用語などを拾っていくようにすると良いと思います。
編集部からのひとこと
以上、昭和大学医学部に見事合格されたk.kさんの合格体験記でした! 合格するためのプロセスをかなり明快に説明していただいているので、受験生の方はぜひ参考にして合格を勝ち取ってください! k.kさん、ありがとうございました。