慶應医学部に入るには?2020年度現役合格者のJSさんに聞く。

2021/01/02
2020年度慶應義塾大学医学部現役合格者のJSさんの合格体験記です。模試の成績表や合格までの勉強戦略、慶應医学部入試の特徴など幅広く教えていただいています。

合格した大学

ニックネームを教えてください。

JS

性別を教えてください。

男性

現在通っている大学を教えてください。

慶應義塾大学

浪人の有無を教えてください。

現役

得意科目(複数選択可)

数学;化学

苦手科目(複数選択可)

社会;国語

出身地を教えてください。

神奈川

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

攻玉社中学高校(中学受験あり)

受験勉強を始めた時期を教えてください。

高校1年の10月

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

平日塾ある日はそれを除いて1時間 塾無い日は5時間 休日は7時間くらい

センター試験の点数(浪人生は現役時も)を教えてください。

767

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

高1第2回駿台全国 英語49.7 数学68.3 国語58.2 総合58.2 東大理2 D 高2第2回駿台全国 英語65.7 数学65.6 国語51.8 総合64.6 東大理2 C 以下高3 第1回駿台全国 英語60.3 数学70.9 国語61.0 物理67.7 化学60.6 総合66.8 東大理2A 第3回駿台全国 英語69.6 数学79.9 物理58.9 化学69.4 総合75.3 慶医B 医科歯科A 東北医A 第2回東大実戦 英語63.0 数学56.0 国語51.4 化学70.5 物理62.5 総合63.0 東大理2 A 第1回東大本番レベル模試 英語56.5 数学70.9 国語48.1 化学58.4 物理53.4 総合62.1 東大理2A 第2回東大本番レベル模試 英語54.0 数学67.0 国語58.5 化学71.4 物理52.6 総合62.0 東大理2A 第3回東大本番レベル模試 英語61.5 数学58.0 国語59.0 化学69.3 物理55.5 総合62.5 東大理2A

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

東大理2 不合格 山梨大医学部医学科 合格 慶應理工 合格

あなたの大学の入学理由を教えてください。

医学会で権威があったから

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

英語は純粋にReadingとWritingの能力を見に来ているので特化した対策よりも地の英語力を鍛えたほうが良い。時間に関してはきつめなのでそこは過去問で慣らす。 数学は得意ではないかぎり全完は厳しいので1番と2番を完答に近づけ、3番4番で稼ぎきるのが良いが、2020入試のように簡単になると3番4番のうちどちらかは完することがポイントとなるのではないかと感じた。 物理や化学は計算が複雑だが、問題自体は手も足もでないほど難しいわけではないので、問題集等でしっかり解法を記憶し処理能力を上げればよいと感じた。

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

面接カードといったカードに課外活動や部活動、併願大学の記入を求められそれに沿って面接が進められる。基本的に面接回数は2回。僕の場合は1回目はほぼ課外活動について掘り下げられてきかれた。面接では質問に対しての答えをあらかじめ持ってきてそれを棒読みするというよりは、自分の普段あれこれ考えていることを臨機応変に面接に反映させるというスタンスのほうがウケがいいように思える。

数学

一対一対応の数学1A2B3すべてを間違えたところを重点的に3周くらい スタンダード演習1A2B3を1周ずつ 2次試験は基本的に塾(大数ゼミ)で演習していました。センター試験は1週間前から多少解きましたが、特別に対策はしませんでした。

英語

鉄壁は高1と高2の夏前まで使いました。この間に、例文などの単語も含めてほぼすべて覚えました。英文解釈は塾(駿台)の高2の教材、リスニングは東大の過去問。それ以外は東大の過去問をやっていました。センター試験は1カ月前くらいから発音とアクセントを多少見直して、1週間前に2セットくらい解きました。

物理

名門の森と難問題の系統とその解き方を使いました。名門の森は5月~8月くらいで2周程度、難問題の系統とその解き方は9月から受験終わりまで使い、2周しました。また、鉄緑会の東大物理の過去問で演習しました。センター試験は15年分くらい解きました。。

国語

古文は古文単語315、漢文は漢文必携という学校で配られた参考書を使いました。これらの参考書をそれなりに暗記した以外は国語の勉強はほとんどしませんでした。センター試験は予備校がだしている問題集中心にべんきょうしたのですが、それよりは過去問を複数回といて思考のプロセスを確認したほうがよかったのではないかと感じています。

社会

センター試験で地理選択でした。12月に入るまでは誇張抜きに一切なにも手を付けていませんでした。つかった参考書は地図帳と駿台の短期攻略センター地理という問題集と過去問5年分を本試験と追試験、駿台のマーク式問題集とその付録を使いました。

面接

あまり対策していませんが(国立前期が終わった後から対策)、普段自分が考えていることを率直に話しました。面接の待ち時間が退屈なので受験番号は小さいほうがよいです。

小論文

こちらも対策していませんが、50分でかなりの分量を書かなければいけないということは頭に置いておきました。近年は医学とはあまり関係ない抽象的なテーマについての小論文がほとんどなので、これも普段からいろんなことに思考をめぐらすことが大切だと思います。

センター試験

1か月前から国語と社会を、1週間前にそれ以外を対策し始めましたが、本番の緊張状態ではなにがあるかわからないのでもう少し国語と社会以外ははやめに対策すればよかったと感じました。センターが悪いとその後のメンタルにもよくないので、いったん二次試験のことは置いておいてセンターを舐めてかからずにしっかり本番と同じように普段から演習しましょう。

通っていた塾の名前を教えてください。

駿台で英語を高2 化学を高2と高3 大数ゼミ特別選抜で数学を高3 東進衛星予備校でハイレベル物理を高2冬

通っていた各塾の講師について教えてください。

駿台の化学の吉田先生は化学科の若手エースであり、難しい理論分野の考え方をわかりやすく教えてくださり授業形式のありがたみがわかる授業だった。また、知識をだしすぎず、ださなすぎずでほどよく生徒にあたえてくれるので、他の科目との兼ね合いも理解している先生だと感じた。東進では苑田先生だったが、物理の面白さを教えてくれる先生だった。

通っていた各塾のカリキュラム、指導方針、授業内容について教えてください。

駿台の高2の英語は英文読解の透視図レベルの解釈力を一年間でみにつけるようなカリキュラム。高3の化学は前期は有機分野の講義、後期はテストゼミだったが、後期のテストゼミはかなり難易度がたかくそれらがきちんと正解できれば他の人と差をつけられるであろう重要な問題に数多く触れることができた。大数ゼミでは前期は講義形式で大学への数学で難易度Cとされる問題が中心となって掲載されているテキストを使い、後期は4題100分のテストゼミ形式だった。

通っていた各塾の学習環境について(自習室、交通の便、立地など)教えてください。

東進衛星予備校は最寄りにあったのでほぼ毎日自習室替わりに使っており自習室としてはかなりよかった。駿台(横浜)は自習室はたまにつかった。こちらも環境はよかったが、自習室がある建物が、本館とは独立しており信号を渡らなければならないのでそこは面倒だった。大数ゼミは渋谷にあるが、駅から10分程度歩かなければいけないので立地は悪かった。自習室は土曜日に開放しているらしく、そこには現役の学コンマンと呼ばれるひと(大数ゼミの学力コンテストの添削者)に質問できる環境があるらしいが、遠いので一切使用しなかった。

通っていた各塾の良かった点を教えてください。

駿台は良くも悪くも大手なので、講習なども外れはあまりいなく、設備もしっかりしていたのがよかった。東進衛星予備校は近場にあり毎日9時45分まで空いているので自習するのに最適だった。大数ゼミはまわりのレベルも高く、テストゼミではTOP10が発表されるので良い刺激を受けることができたのがよかった。

通っていた各塾の講師/カリキュラム/学習環境それぞれを5段階評価で教えてください。

講師/カリキュラム/学習環境の順 駿台 4/4/4 大数ゼミ 4/5/2 東進衛星予備校 5/4/5

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

慶医は超有名進学校がほとんどであり、正しい勉強法が身についている人が多いので、周りと差をつけるためにはいかにはやく受験を見据えて勉強しはじめるかだと感じる。中学受験から、当人的にはなにもやってないと思いつつもみな大学受験への下地を無意識のうちにコツコツと固めているので、そのような人と戦うのだということを認識して勉強に励んだほうが良い。

編集部からのひとこと

以上、慶應医学部に見事現役合格のJSさんの合格体験記でした。 合格に至るまでの過程をかなりわかりやすくお答えいただいているので、受験を考えている方はぜひ参考にして合格を勝ち取ってください!

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