新潟大学医学部に見事合格のおおたしさんの合格体験記です。新潟大学医学部入試の最新事情について詳しく解説してくださっているので参考にしてください!
合格した大学
ニックネームを教えてください。
おおたし
性別を教えてください。
男性
現在通っている大学を教えてください。
新潟大学
入学年度を教えてください。
2019年度
浪人の有無を教えてください。
1浪
得意科目(複数選択可)
英語;物理
苦手科目(複数選択可)
社会;国語
両親の職業(任意)
医師
出身地を教えてください。
横浜
出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。
中学受験
将来どんな医者になりたいか教えてください。
勤務医
受験勉強を始めた時期を教えてください。
高校1年生の夏
受験期の一日の勉強時間を教えてください。
平均すると、平日は自習で5時間、予備校で6時間程度
センター試験の点数(覚えている範囲で、浪人生は現役時も)を教えてください。
現役時は723点、浪人で772点(英語189.数学175.理科172.国語157.倫政79.)
高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。
河合塾の全統模試です。 高1の頃は英数で55くらい、高2では英数で60くらい。高3でも総合で62くらいでした。浪人時代は総合で第一回から順に70、68、69でした。
現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。
現役時は秋田大学に不合格。 浪人時は防衛医大正規、昭和補欠、産業医大1次合格(2次試験未受験)、国際医療福祉大学一次不合格、慈恵医大一次不合格
あなたの大学の入学理由を教えてください。
国立大学で学費が安いから
あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。
数学は今年からとんでもなく難しくなりました。しかし、今年合格した同級生に聞いてみると、解けたのは標準的な問題だけでほとんどの人がその他の難問に手を付けていなかったようです。 これより、やはり標準的な問題をきちんと解ける人が合格するのではないかと思います。 理科についても同様で、今年はこれまでの年と同様標準的な問題でしたが、それをきちんと取れるように勉強するべきと思います。 英語は英作文を15分程度できちんとかける練習をして、あとは和訳が正確に出来れば十分と思います。
あなたの大学の実習やカリキュラムや生活などの特徴を教えてください。
研究医育成にも力を入れており、研究に興味があればその道へのサポートが手厚い
あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策
当たり障りのない質問ばかりだった。(これまで受けた中で一番簡単な面接だったかもしれない)
通っていた塾の名前を教えてください。
河合塾。英数を高1から一浪まで。理科を高3から一浪まで。倫理政経と国語を一浪のときに教わりました。
通っていた各塾の講師について教えてください。
講義は基本、ある程度の人数に対して講師が一方的に話す形式で行われます。 授業中に講師とのコミュニケーションがあるかはその講師の授業スタンスによります。生徒とコンタクトを取りたい講師もいるので、そういう講師はよくあてたりしてきます。 授業前とあとには講師室で質問ができます。4年間通い続けていましたが、質問をしにいって嫌な顔をしてくるような講師はいませんでした。
通っていた各塾のカリキュラム、指導方針、授業内容について教えてください。
大学受験科は前期に基礎シリーズという基礎の定着のための授業をし、後期に完成シリーズという発展的な内容の授業を行います。 基礎が身についていない限りは力は伸びないということはほとんどの先生が言っています。夏休みまでに基礎シリーズで勉強したことを確実に定着させて、冬休みで完成シリーズのテキストを自分でとけるようになっていれば合格できるようなカリキュラムになっています。
通っていた各塾の学習環境について(自習室、交通の便、立地など)教えてください。
自習室は基本きれいです。横浜校でしたが、駅からも近くて通いやすいです。ただ、人が多いので毎日通うには都会慣れのスキルを多少要するかと思います。あと駅の近くは下水臭いので注意してください。 夏はエアコンがつきますが、大体寒すぎるので上着を持っていたほうがいいです。
通っていた各塾の良かった点を教えてください。
基礎シリーズが良いと思います。基礎シリーズをやることで、いかに自分がいい加減に勉強してきたかがよくわかります。そこで自分のテキトーさに気づいてそれからの勉強の仕方を自然に変えさせてくれたので、とても良かったなと思います。また、講師に気軽に質問できるのもとても良かったです。沢山質問させてもらいました。
通っていた各塾の講師/カリキュラム/学習環境それぞれを5段階評価で教えてください。
5/5/4
数学
センター試験対策はあまりしていませんでした。過去問を数年分やった程度でしたが、まあ9割くらいはとれました。2次試験対策に重点を置いていて、河合塾のテキストをすべて5回くらいやっていました。数学のテキストは一学期につき5冊あるので、相当大変です。
英語
英語は得意だったので2次試験対策しかしませんでした。毎日英語に触れるようにして、電車内で速読英単語を読みまくっていました。それに加えて予備校の授業で使用するテキストの英文の音声を歩きながら聞いたりしていると、だいぶ力がつきました。
物理
物理のセンターはたまに変な問題が出るので、先生がやっておけといった問題を重点的にといていました。また、日頃から暗記ではなく毎回考えて解くようにしていました。物理は暗記不要です。二次試験対策は予備校のテキストを何度かやれば十分です。
化学
化学はいかにミスをなくせるかが鍵だと思っていました。センター試験は特にそうで、何年分かといてくるとどのように引っ掛けてくるかがわかってきます。それをノートに書いてミスをしないように気をつけていました。二次試験対策は予備校のテキストしかやっていませんが大丈夫でした。
生物
なし
地学
なし
国語
センター試験しか受けていませんが、国語はとにかく過去問をやりまくりました。初めは時間が足りなくて解けないと思いますが、段々と慣れてきて時間内に終わるようになります。変な読み方をせずにきちんと文章を読んで内容を捉えられれば現代文はいけます。漢文もちょっと勉強すれば40点は超えます。
社会
知識をつけるのみです。何度も何度も自分の使っている教材をやって、その分野についての知識をつけていっていました。ただ、興味がなさすぎると勉強する気も起きなくなってくるので、地理が楽そうだから地理にする、ではなく興味があるから、で社会を選択するべきと思いました。
面接
声が小さいとよく言われていたので、声を大きくするように心がけていました。また面接対策の先生が言うような崇高な理念みたいなものを語るのではなく、等身大の自分を出して行けば絶対大丈夫です。面接官とおしゃべりをしに行く感覚で行けばおっけーです。 ただ、医師志望理由など典型的な質問に対しては一度文章に起こしたほうがいいと思います。
小論文
ほぼなにもしていません。河合塾で配られた冊子にある、医学専門用語の意味をサーーっと眺めていたくらいです。小論文の対策をするくらいならふつうに数学とか勉強していたほうが身になると思います。
センター試験
センターはミスとの勝負です。自分と向き合ってどこでミスしやすいかをあらいざらいにすることが大切だと思ってやっていました。
あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。
医学部だからしなければいけない特別なことは、人よりも勉強することだと思います。勉強する内容は他の受験生と変わりません。そこを勘違いしなければ大丈夫だと思います。
編集部からのひとこと
以上、新潟大学医学部に合格のおおたしさんの合格体験記でした! おおたしさん、ご協力いただきありがとうございました。 おおたしさんが受験生のメッセージでおっしゃっているように、医学部合格の一番の秘訣は人よりも多く勉強することだと思います。 受験生の皆さんはそれを意識して絶対に合格を勝ち取ってください!