信州大学医学部に見事現役合格されたしょうごさんに聞く科目別対策法!

2019/07/23
信州大学医学部に見事現役合格されたしょうごさんの合格体験記です。科目別の対策法を詳しく教えてくれています。

合格した大学

ニックネームを教えてください。

しょうご

性別を教えてください。

男性

現在通っている大学を教えてください。

信州大学

入学年度を教えてください。

2019年度

浪人の有無を教えてください。

現役

得意科目(複数選択可)

数学;物理;社会;国語

苦手科目(複数選択可)

英語;化学

両親の職業(任意)

エンジニア

出身地を教えてください。

神奈川県横浜市

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

青稜高校

将来どんな医者になりたいか教えてください。

開業医

受験勉強を始めた時期を教えてください。

高2の春

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

10時間以上

センター試験の点数(覚えている範囲で、浪人生は現役時も)を教えてください。

88%

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

高2秋 69(駿台全国) 高3春 60(河合全統) 50(駿台全国) 高3夏 70(河合全統) 高3秋 60(駿台全国)

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

昭和(補欠) 日医× 順天× 慶医×

あなたの大学の入学理由を教えてください。

医師になりたいから

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

信州大学医学部は、他学部と共通の問題であるため高得点が要求されます。面接は余程のことがない限り満点なので、対策はしなくても大丈夫です。二次試験の各科目の傾向について書きます。数学は、整数問題、数列と微積分が出題されることが多いです。証明問題が多く、テイラー展開の一般形を帰納法で示す問題は過去に二度、出題されています。物理と化学は、有名な問題集には必ず載っている問題が出るので満点近い得点が要求されます。英語は、長文が4題でそこそこな難易度です。ほとんど記述で抽象的な問いが多いのが特徴です。今年度は英作文が出題され、試験中に変な汗をかきました。

併願した大学の入試傾向、対策を教えてください。(任意)

日医、順天は理科と英語が勝負です。数学は有名な問題集の難問が出るので演習を積めば平気です。昭和は、化学で国立では聞かれないような知識が要求されます。過去問を解いてその都度知識を吸収すれば良いと思います。慶医は、理科で取るしか現役生には厳しいと思います。数学と英語は難しいです。数学は確率漸化式の問題が頻出なので、演習を積みましょう。

あなたの大学の実習やカリキュラムや生活などの特徴を教えてください。

1年の夏に、早期臨床実習があるのが特徴です。2年から解剖実習が始まります。医学部だけの部活が盛んで、ほとんどの人が複数兼部しています。

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

センター試験頑張ってください。一ヶ月は徹底的に対策してください。センター試験後に国立の過去問を始めても間に合います。そのために高3の秋までに、入試レベルの演習を進めましょう。

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

面接は受かった人は、満点です。対策は必要ないです。聞かれたことは、事前に提出した志望理由書に沿った内容についてです。

通っていた塾の名前を教えてください。

高3の夏だけ駿台サテネットで物理をやっていました。

通っていた各塾の講師について教えてください。

駿台の森下先生について書きます。森下先生は物理の講師で、微積分を用いて明快な解説をします。板書が綺麗でノートを取って後で見返すのご容易でした。微積分を用いた物理は一見近づき難いですが、自分の手で先生の板書を再現することで過去問演習や模試などで、慣れない物理現象について考察するとき、まず数式を立ててから考える癖がつきました。

通っていた各塾のカリキュラム、指導方針、授業内容について教えてください。

指導方針は、原理に忠実であることです。物理は高校範囲だと曖昧な部分が多く、解放パターンの暗記で済んでしまうことがありますが、実際それでは物理の力は全くつきません。駿台の方針は、運動方程式を解くか積分形を作るという極めて明快な方法で解くというものです。

通っていた各塾の学習環境について(自習室、交通の便、立地など)教えてください。

駿台サテネットを家で受けていました。私の高校では、駿台と法人契約をしているらしく、全生徒が駿台サテネットを利用できました。そのために、家で学習して友達と学校であって質問しあったりしました。また、学校の先生も質問対応に当たってくれました。

通っていた各塾の良かった点を教えてください。

良かった点は家で受けれることです。塾に通うと夜帰るのが遅くなったりしますが、家で受けれることのメリットは通塾の時間が不要であることです。逆にデメリットは、誘惑に負ける可能性があることです。家だと当然テレビやスマホが近くにあり、集中力を阻害する因子がたくさんあります。

通っていた各塾の講師/カリキュラム/学習環境それぞれを5段階評価で教えてください。

5

数学

数学は、大学への数学から出版されているスタンダード演習を3周しました。大学への数学は好き嫌いが分かれますが、解放がシンプルで自然なので僕はこれなら自然に思いつくと思います。センター対策は、一ヶ月みっちり行う必要があります。なぜなら、二次試験とセンター試験では全く違うからです。とにかく、過去問をやってください。この際、どの部分で間違えたのかを分析することも忘れないでください。

英語

高校2年の夏にはシステム英単語を一周しました。また、頻出英文法1100は受験直前まで何周もしました。あとは、毎回の模試の復習を忘れないでやってください。センター試験の英語は良問で良い練習になると思います。高校2年のうちから触れておきましょう。

物理

原子以外の範囲は、高3の夏までに押さえておきましょう。高3の夏は、駿台サテネットで微積分で物理を習ったので、問題を解くのとは別に、微積分で物理現象を分析する癖をつけてから、模試などでの得点が大幅に伸びました。センター試験はら、二次とは異なり、定性的な思考が要求されます。物理の教科書の細かい部分などは過去問を解くときに見直しましょう。

化学

化学は解法パターンの暗記が重要だと考えたので、高3の夏までに理論化学の解法をほとんど知識として持っておきましょう。模試などでは、ひたすらそれのアウトプットです。センター試験は物理同様に教科書を何度も読み返すことが重要です。無機化学や有機化学は知識が中心なので入試では得点源となります。高3の秋と入試直前期に高分子などの知識をやりました。過去問演習と並行して、わからないところはその都度復習していきましょう。

生物

なし

地学

なし

国語

古文と漢文は知識を詰めれば、満点を取れます。高校2年のうちからしっかりと勉強してください。

社会

倫理政治経済は、学校の授業の復習と定期テスト対策をしっかり行い、あとは、12月に集中的に行いましょう。

面接

考えた文を棒読みするのではなく、自分のそのとき出た言葉で話そうと心がけた。人間性を見ているので、つっかえてしまったら言い間違えてしまったりしても構わない。

小論文

なし

センター試験

12月に集中的に行いました。また、マーク模試は年に4回受けました。

編集部からのひとこと

以上、信州大学医学部に現役合格されたしょうごさんの合格体験記でした。科目別対策法を中心に合格の秘訣を詳しく教えていただきありがとうございます! 信州大学医学部の受験を考えている方はぜひ参考にしてください。

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