東京医科歯科大学医学部に後期試験で見事合格のもらんさんに聞く対策法

2019/09/22
東京医科歯科大学医学部の後期試験で見事合格のもらんさんの合格体験記です。東京医科歯科大学医学部の後期試験の情報は少ないと思うのでぜひ参考にして対策してください。

合格した大学

ニックネームを教えてください。

もらん

性別を教えてください。

男性

現在通っている大学を教えてください。

東京医科歯科大学

入学年度を教えてください。

2019年度

浪人の有無を教えてください。

現役

得意科目(複数選択可)

物理;化学;国語

苦手科目(複数選択可)

英語

両親の職業(任意)

ともに医者

出身地を教えてください。

千葉県

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

筑駒、中学受験で入学、高校受験なし

将来どんな医者になりたいか教えてください。

研究医

受験勉強を始めた時期を教えてください。

中1の4月に鉄緑会に入った時

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

平日は塾4時間、その他1時間 土曜日は塾7時間、その他1時間 日曜日は2〜13時間(モチベが高い日と低い日があった)

センター試験の点数(覚えている範囲で、浪人生は現役時も)を教えてください。

国語175 英語200(リスニング50) 数学193 物理100 化学96 倫政97 合計861/900

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

高2夏 東大実戦 理一C 高3夏 東大実戦 理三A、偏差値82.3 高3夏 東大即応 理三A、偏差値74.3 高3秋 東大即応 理三B、偏差値70.5 高3秋 東大実戦 理三A、偏差値75.0

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

東大理三、不合格 慶應医学部、合格(特待)

あなたの大学の入学理由を教えてください。

在学中に海外にいけるから。 研究医になる道筋が整っているから。 実家から近いから。

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

医科歯科大学は後期のみの受験なので、小論文のみを対策した。具体的には、過去問を入手して、時間を測って解いた。先生に添削してもらったりはせず、終了後に自分で校正した。面接は思った事を聞かれるままに答えただけです。

併願した大学の入試傾向、対策を教えてください。(任意)

東大志望だったので、ほぼ東大対策しかしていない。対策は、鉄緑会に中学から入り、基本的にカリキュラムに沿って勉強した。 数学 6問150分に慣れる演習を塾で積んだので、家庭では基礎知識の確認や計算練習に時間を割いた。高3後期はほぼノータッチ。 英語 独特の出題傾向や時間配分に慣れることを最も重視した。特に要約と自由英作は、時間をかけて答案を作る練習と短時間でまとめる練習を繰り返した。リスニングは直前期にめっちゃやった。 国語 現代文と古文はもともとできた。漢文はセンター前に最低限だけやって、あとはノータッチ。一応東進の東大対策国語をとって定期的に答案を作る練習をした。 理科 高3秋まではひたすら知識を入れる作業。模試の成績は気にしなかった。 冬にひたすら過去問演習。知識の抜けや苦手分野を確認するとともに、時間配分などの戦略を練った。

あなたの大学の実習やカリキュラムや生活などの特徴を教えてください。

四年の前期にプロジェクトセメスターという半年間の研究実習期間がある。海外に留学する人もいる。 医療系総合大学で、ひと学年も少ないので、学生の一体感がある。

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

ありきたりな本学志望動機、医学部志望動機 自分の長所、短所は何か 自分の1番の友達と意見が食い違ったとき、どうするか

通っていた塾の名前を教えてください。

・鉄緑会 数学、英語を中1から最後まで 理科を高2から最後まで ・グノーブル 古文を高2の1年間 ・東進 国語を高31年間

通っていた各塾の講師について教えてください。

・鉄緑会 大学生講師には、時々問題の解法についての質問に行ったほかに、大学生活について話してもらって、自分の大学生活やその後のキャリアを考えるうえでの参考にしていた。 正社員の講師には、科目ごとのバランスなど大きな視点からのアドバイスをもらい、直前期はメンタルを癒してもらったりしていた。 教え方は、いい先生に恵まれ、みな生徒の幸せを願って熱心に教えてくれた。特に学生講師は独自のプリントを作成する人が多かった。 ・グノーブル 先生が親しみやすい雰囲気の人だったので、冗談などを言い合える関係になった。特に学習における相談などはしていない。

通っていた各塾のカリキュラム、指導方針、授業内容について教えてください。

・グノーブル古文 古文を読んで、まず全訳して、添削して解説、という流れでした。カリキュラムや指導方針は分かりません。 ・鉄緑会 中学で高校範囲までの英数を一周し、高2から数三と理科を教え始めて一年で一周、高3はひたすら演習中心、というカリキュラム。授業は高2までは基本的にテキストに沿って講義形式で進み、高3では授業内にやる演習の解説がメインになる。

通っていた各塾の学習環境について(自習室、交通の便、立地など)教えてください。

自習室は新しく拡張されて使いやすかった。家から遠く、自習室に通うことはできなかったが、高校からの帰りの途中にあったため、平日の通塾は苦ではなかった。まわりに飲食店がたくさんあって、高3の夏は助かった。

通っていた各塾の良かった点を教えてください。

現役の大学生が教えてくれるので、志望校について質問できるだけでなく、モチベーションを高めてもくれるところ。また、周りのレベルも高いので、切磋琢磨しながら身近に目標となる人を見つけられる。 合格実績があり、ノウハウが蓄積されているので、カリキュラムに従っていれば安心なところ。

通っていた各塾の講師/カリキュラム/学習環境それぞれを5段階評価で教えてください。

講師5.カリキュラム5.学習環境4

数学

センター試験は過去問を2年分たいだけ。 二次試験は、東大志望だったので、ほぼ東大対策しかしていない。 6問150分に慣れる演習を塾で積んだので、家庭では基礎知識の確認や計算練習に時間を割いた。高3後期はほぼノータッチ。

英語

センター試験対策は、過去問を3年分解いた。 二次試験は、東大の独特の出題傾向や時間配分に慣れることを最も重視した。特に要約と自由英作は、時間をかけて答案を作る練習と短時間でまとめる練習を繰り返した。リスニングは直前期にめっちゃやった。

物理

センター試験対策は、過去問を3年分解いたのと、高校の教科書を通読してまとめノートをつくった。 二次試験は、過去問演習と、塾での授業内での演習が中心。たくさん問題数をこなすより、エッセンスを理解して見知らぬ問題に対処できる実力を高めようとした。でも高3後期は結局類題ばっかりだと気付いて、パターン暗記も少しやった。

化学

センター試験対策は、過去問を10年分解いた。高校の教科書を通読してまとめノートをつくった。 二次対策は、高3秋まではひたすら知識を入れる作業。まとめノートをつくったりした。模試の成績は気にしなかった。 冬にひたすら過去問演習。知識の抜けや苦手分野を確認するとともに、時間配分などの戦略を練った。

生物

なし

地学

なし

国語

センター試験対策は、過去問を難しいと言われている年から15年分くらい解いた。漢字は前日の夜にやった。 二次試験は、現代文と古文はもともとできた。漢文はセンター前に最低限だけやって、あとはノータッチ。一応東進の東大対策国語をとって定期的に答案を作る練習をした。

社会

センター試験対策で、倫政の暗記を12月から始めた。複数の参考書を用意し、まず通読する参考書と、最終的に隅から隅まで読んで暗記する参考書に分けた。経済だけはまとめノートをつくった。 1月に入ってから過去問や模試を10セットくらいといた。

面接

自分が将来どんなことをやりたいのか、そのためになぜ医学部に行きたいのか、を真剣に考えて、頭の中で組み立て、紙に書き出した。誰かに見てもらったりはしていない。 また、いわゆる面接の練習で実際に声に出したりすることはなかった。自然体で正直に話すことを心がけた。

小論文

前期の試験が終わってから対策を始めた。具体的には、過去問を入手して、時間を測って実際に書いてみた。先生に添削してもらったりはせず、終了後に自分で校正した。実際に論理を組み立てて言葉にする練習がメインで、医療倫理などの知識の勉強はほぼしなかった。

センター試験

倫政以外は1ヶ月前から本格始動。二次試験対策をいったん2割くらいにして全教科の過去問を毎日やり、もう大丈夫だと思った教科から対策を終えていった。 社会は暗記の計画を綿密に立て、短期間で効率よく知識を詰め込めるように心がけた。

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

英語は得意になった方がいい。前期試験にリスニングがないからと言って、やらなくていいわけではない。 将来どんな医師になるかのビジョンや覚悟がない人は、歯学部とかの将来を見据えている人たちに圧倒されるかも。面接対策にもなるので、一度真剣に考えてみるといいと思います。

編集部からのひとこと

以上、東京医科歯科大学医学部に見事合格のもらんさんの合格体験記でした。 東京医科歯科大学医学部の後期試験で重要なセンター対策や小論文対策のところは特に参考になるのでぜひ役立ててください。

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