東京慈恵会医科大学医学部に見事合格のKさんの合格体験記です。科目別にどのような対策をしたのか具体的に教えてくれています。
合格した大学
ニックネームを教えてください。
K
性別を教えてください。
女性
現在通っている大学を教えてください。
東京慈恵会医科大学
入学年度を教えてください。
2019年度
浪人の有無を教えてください。
2浪
得意科目(複数選択可)
化学;生物
苦手科目(複数選択可)
英語;数学
両親の職業(任意)
会社員
出身地を教えてください。
東京都
出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。
中高共に受験無し
将来どんな医者になりたいか教えてください。
勤務医
受験勉強を始めた時期を教えてください。
高校3年生12月ごろ
受験期の一日の勉強時間を教えてください。
平日12時間、そのうち塾は7時間 休日12時間 上記は全て浪人時
センター試験の点数(覚えている範囲で、浪人生は現役時も)を教えてください。
2浪目で初めて受けましたが全く対策していないので点数を覚えてもいません。
高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。
高3途中まで受験勉強していなかったので現役の模試は参考になりません。2浪時は河合塾記述模試で64くらいで判定はほぼEでした。
現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。
私立医科大学ほぼすべて、12校ほど。慈恵→2次合格、岩手医科大学→2次合格、獨協医科大学→2次正規合格、埼玉医科大学→1次合格、福岡大学→1次合格
あなたの大学の入学理由を教えてください。
憧れの大学だったから。
あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。
慈恵の過去問は英語1年分、数学1年分解き捨てし、他の2科目は赤本を見も解きもしませんでした。記述が多いらしいという情報しかしらず、形式すらきちんと知りませんでした。大学別の対策はあまり有効で無いかと思っています。基礎をきちんと固めておくことが合格につながると思います。また、私は1次試験の点数的に2次で逆転合格したはずなのですが、慈恵はギリギリで通っても2次の逆転が大いに効きます。わたしは面接小論共にすごく得意だという自負もあり、強気で挑みました。
併願した大学の入試傾向、対策を教えてください。(任意)
赤本で数年分形式を掴み、演習した大学は軒並み1次から落ちました。今年から形式ががらりと変わったり、問題作成者が変わったりした大学も何校かあったので、入試傾向分析よりも基礎力強化に時間を割くべきです。
あなたの大学の実習やカリキュラムや生活などの特徴を教えてください。
講義の授業の出席をとらない。教養科目が多め。空きコマがある。学生会が組織としてきちんとしている。母校愛が強い、強すぎる。とても閉鎖的。他大学との交流がなかなかない。慈恵卒の先生方が授業するため、なんだか古臭く革新は無さそう。
あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策
医師としての社会への役割は?医師ってどんなものだと思う?など抽象的な質問が多め。
通っていた塾の名前を教えてください。
中高校時→seg 英数は中2から、化学は高3から 浪人時→1浪目は代官山メディカル.2浪目はYMS、東大蛍雪会、seg
通っていた各塾の講師について教えてください。
seg→素晴らしい講師の方々。尊敬しか感じない YMS→担任制が素晴らしい 代官山→いい先生たちが多い どの塾も良い先生方ばかりですが、合う合わないがどこに行ってもあると思います。segは頭が良くないと可愛がってもらえない印象。
通っていた各塾のカリキュラム、指導方針、授業内容について教えてください。
segは進学校でないとついていくのがとても大変。途中で諦めて個別などに行って追いつき、戻るべきであったなと思っているが、segを選択したことに後悔は全くしていない。segでの苦労があったからこそわたしでも慈恵に受かることができた。 代官山メディカルはもともとの頭が良くなくても医学部に行くことができるよう、基礎重視型のカリキュラムで、詰め込み型の授業。YMSは代官山メディカルとsegの中間のレベル。放任主義なのでやる子は伸びるがならないと落ちる。
通っていた各塾の学習環境について(自習室、交通の便、立地など)教えてください。
SEGは新宿にあり自習室完備。環境はとてもよい。チャーター室もある。切磋琢磨しあえる!とはまさにこのことという環境。YMSも似たような感じではあるが、講師数が少ないので質問しにくい。特に生化物。代官山メディカルは自習室も1人1つ固定のものがあり、講師数も多いためいつでも質問できるような環境。環境としては代官山メディカルはかなり良い。が、下のクラスが全然勉強しないのでそこにつられると落ちる。
通っていた各塾の良かった点を教えてください。
seg→切磋琢磨でき、自分より頭の良い尊敬できる仲間がたくさんでき、その交友関係は受験後もかなり続く。わたしが通った塾の中で1番レベルが高い仲間が集まっていた。 代官山メディカル→1人1つの自習室あり、講師数かなり多め、基礎からきちんとの3点。 YMS→先生たちがとにかく親身、ある意味自由なので自分の力量次第でかなり成績を伸ばせる。
通っていた各塾の講師/カリキュラム/学習環境それぞれを5段階評価で教えてください。
講師、カリキュラム、環境の順に seg→5.4.4 代官山メディカル→4.4.4 YMS→4.3.4
数学
基礎学力をつけることを徹底した。応用問題を無理に解こうとしたことは1度もない。基礎問題をいかに素早く解けるかということに着眼して、反復していた。センター試験に対しては過去問を何年分か解いたが、無理だと思って諦めた。私立志望だったので、結果的にそれでよかった。
英語
センター試験はもともと高校生のうちに9割近くの点数は取れていたので、基礎力はあるなぁと勝手に思っていた。しかし文法と語彙力がなく、これは最後まで身につかなかった。そのため読解問題で点を稼ぐことに達した。ただ、文法は同じ問題集を2年間で11周するにはした。これはまぁやってよかったと思う。鉄壁は3周したが多すぎて諦めた。これとこれでよかったと思う。
物理
物理を選択していません。
化学
基礎力が大切。わたしは理論は応用は全部捨てていた。本番も全くと言っていいほど解いていない。有機と無機で押し切った。浪人生あるある。
生物
みんなが覚えないだろうワードまで覚えた。暗記は苦手だったが死ぬ気で頑張ったら、生物なら現役に負けないかもと思えてそこから楽しくなって時間を割くようになった。
地学
なし
国語
読書好きが功をきして、なにもしなくても現代文で高得点を取れました。古文漢文はまともにうけたことがありません。
社会
現代社会をなんとなく選択しましたが、たしか6割弱取れました。対策はしていません。
面接
面接は得意だったので堂々としていだと思います。また、声は大きいほうなので良かったと思います。うまく面接官を誘導して自分をアピールできるような質問をさせていくことも手です。
小論文
小論文はかならず自分の具体例を入れました。もともと得意でした。
センター試験
特に対策していないのでお役に立てません。
あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。
慈恵は上位校では珍しい、2次逆転ができる大学です!最後まで諦めないで頑張ってください!
編集部からの一言
以上、東京慈恵会医科大学医学部に合格のKさんの合格体験記でした。 特に慈恵の受験を考えている方にとっては役立つ情報がたくさんあると思うので、参考にしてください。