鳥取大学医学部に現役合格したMikiさんのおすすめ勉強法

2024/02/04
鳥取大学医学部に現役合格したMikiさんの合格体験記です。おすすめの教材や使い方について解説してくれているので、受験生の方は必見です!

合格した大学

ニックネームを教えてください。

Miki

性別を教えてください。

女性

現在通っている大学を教えてください。

鳥取大学

浪人または再受験の有無を教えてください。

現役

理科の選択を教えてください。

化学;生物

社会の選択を教えてください。

地理

得意科目を教えてください。(複数選択可)

英語;生物;社会;国語

苦手科目を教えてください。(複数選択可)

数学;化学

出身地を教えてください。

大阪府

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

どちらも有

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

駿台全国模試 駿台アドバンスト 駿台ベネッセ共通テスト模試 駿台atama+共通テスト模試 河合塾全統記述模試 河合塾京大・神大オープン 河合塾全統共通テスト模試

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

無し

受験勉強を始めた時期を教えてください。

高校2年3学期

受験期の1日の勉強時間を教えてください。

平日5時間(塾4時間) 休日10時間(塾10時間)

受験期1年間の勉強スケジュールを教えてください。

4~7月 授業の復習をメインに行い、チャートやリードαなどを利用して分からなかった部分の演習を行う。受けた模試の復習も行う。主に2次対策 7~8月 自分の弱点の範囲を集中的に演習する。問題集を何周もして、分からない問題を無くす。志望校の問題をやることもあった 9~1月 9~10月は夏休みと同じ。11月頃から志望校の赤本を購入し、周回する。似た問題傾向や偏差値の大学の赤本を借りてこちらも周回。12月から共通テスト模試を繰り返し、その問題の復習も行う。この頃から弱点範囲を掘り下げるのではなく、広い範囲の落としてはいけないところの確認をする(公式や知識の確認など) 1~3月 共通テストの結果から志望校を変更。赤本を買い直してひたすら周回

夏休みの過ごし方について教えてください。

毎日学校か塾の自習室を利用 週に1日ほどやや早めに帰宅して家でリフレッシュ

上手くいった勉強法、上手くいかなかった勉強法を教えて下さい。

上手くいった勉強法 化学で基本的な知識を完璧にしてから演習を行ったこと。知識が不十分なまま演習するより結果的に時間のロスが少なくなる。また毎日の通学途中に少しでも単語帳を開く。スマホアプリの単語帳でもいい。いいアプリは沢山あるので積極的に活用する。他にも、英語で和文英訳の演習を何回も行い、先生に添削してもらってから自力でやり直すこと。 上手くいかなかった勉強法 数学でチャートのexerciseを周回したこと。レベルに合わないのに無理やりやったため時間のロスが大きかった。自分のレベルを確かめてから演習を行うこと。チャートを周回するなら例題や問題を先に行って様子を見て、完璧に解けたらexerciseをやるといいかもしれない。

受験期苦労したことを教えてください。

毎日、特に夏休みはずっと単調な日々だったこと。1人で勉強するとやる気を失っていくので学校にはなるべく行って友達と会話した方がいい。

あなたの大学の入試傾向を教えてください。

英・数・理の3教科。全体的にそこまで問題の難易度は高くない。落としてはいけない問題を取りこぼさないようにすればいい。基礎・標準問題がほとんど。ただ、とるべき大問ひとつを落とすと危ないので、勘違いや計算ミスをしていないかよく見直す。 数学 基礎・標準問題がほとんど。微積で計算が多いくらい。たまに計算がとても面倒くさい問題があるので、計算力をつけておく。必ず数列が出るので演習しておく。 英語 長文は簡単。和文英訳はたまにやや難しい時があるので普段からやっておく。学校や塾に添削をしてくれる人がいるなら積極的に頼る。 理科(化学・生物) 化学はかなり簡単。その分凡ミスはしないこと。知識がほとんどなので教科書をよく読み込んでおく。生物は、r5年度は面倒な問題が多かった。ただこれも知識問題が多いので取りこぼさない。必ず記述問題があるので対策をしておく。

数学の勉強方法と対策方法について教えてください。

青チャートを周回した。まず全範囲を通してから、苦手な分野を例題・問題・exerciseの順で解いた。(exerciseを解くのはその分野の例題・問題が完璧に解けるようになってからの方が良い。そうでないと無駄に悩んで時間を大きくロスすることになる) また授業は必ず聞いた。授業の中で出た問題で分からないものがあれば先生に質問し、類似問題とともに復習した。小テストも予習・復習は必ずした。青チャートの他はほとんど問題集は使っていない。先生の用意したプリントくらい。

英語の勉強方法と対策方法について教えてください。

単語帳はleapを利用した。通学途中で毎日必ず開くようにしていた。問題集は特別に購入したものは無い。先生の用意した長文読解や英文和訳、和文英訳のプリントを使って復習した。また赤本を使うようになってからは赤本に乗っている和文英訳の問題をまず自力で書き、学校の先生に添削してもらった。その後1週間ほど空けて自分で書き直すということを繰り返していた。和文英訳だけでなく、基本的に先生の添削は積極的に受けた。長文読解ではまずひと通り読み、分からなかった文法や単語はノートにメモしておいた。

物理の勉強方法と対策方法について教えてください。

なし

化学の勉強方法と対策方法について教えてください。

リードαを周回した。また化学の新研究を購入し、通学途中に読んだり、辞書のように活用していた。先生の用意した授業プリントで、分からなかった問題を解き直し、その後リードαなどで類似問題をわかるまで復習した。無機・有機分野は教科書を全て読み通して知識を完全にした後から演習するのが良い。知識が不完全なまま演習するといちいち教科書を見直す羽目になり、結局さらに時間がかかってしまう。理論分野は苦手だったので演習を繰り返した。疑問に思う所があれば納得するまで調べた方が理解しやすい。

生物の勉強方法と対策方法について教えてください。

問題集は旺文社のセミナー生物基礎+生物、駿台受験シリーズの生物 記述・論述問題の完全対策を利用した。セミナーの方は基礎・標準問題ばかりなので知識の確認をするために利用していた。島根大学など標準的でくせがあまりない過去問を解き、問題に慣れるようにしていた。受験期後半になって記述問題の対策をするようになった。まず自分で解いてみて、必要なキーワードが自分の回答に含まれているか確かめ、しばらくしてから復習した。記述問題が出る分野は限られてくるので、前述の問題集を周回しておくと良い。たまに全く同じ記述問題が出てくる。また前述の問題集は得点を得るために必要なキーワードを挙げているので、自力で採点しやすい。ただ違う言葉でも同じことを言っている時や、言葉の解釈で迷うこともあるので、そういう時は時は先生に聞く。

国語の勉強方法と対策方法について教えてください。

なし

面接の対策について教えてください。

面接対策は学校の先生が手伝ってくれた。どんな事を聞かれるかあらかじめネットでもいいので調べておく。調べたら先生などに手伝ってもらう。なるべくちゃんと人間相手に練習した方が本番であまり緊張しない。

小論文の対策について教えてください。

なし

共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。

751(理科で点数調整あり)

共通テストの勉強方法について教えてください。

基本的に模試の問題を復習した。公式や知識のとりこぼしがないか教科書を読み直して確かめた。国語・英語・地理は得意教科だったのであまり周回はしていない。英語のリスニングを何回か練習したくらい。理科は知識がほとんどだと思っていたので、教科書の読み直しと問題集の基礎・標準問題を解いておいた。ただ、r5年度の生物はかなり問題が多い上に、問題の条件などが多かったため、時間が無く、大きく取り零す結果となった。 共通テストの数学はかなりクセが強いので、できるだけ多くの過去問や予想問題集に触れるようにした。知識だけでなく発想力などが問われるところも多いのでなるべく多くの問題を解いておく。よく知っているはずの公式が変形されて出題することもあるので、公式の意味や導き方を理解しておく。またとにかく問題文が長いので早く要点を掴めるようにする。 全体的に、共通テストはまだ問題の傾向や難易度、出題方法が定まっていないので、ひとつの問題集や模試に固執すると、本番で大きく異なっていた時にパニックになりやすい。それを避けるためにもできるだけ多くの問題集や模試を解き、あまりそれらを盲信せずに、本番は全く異なる問題形式かもしれないと心がけて、柔軟に対応できるようにしておく。自信が無い問題や分からなかった問題はこだわらず次の問題に目を通しておくこと。

今年度の入試で特徴的だったことを教えてください。

生物の問題が赤本の問題よりずっと面倒で難しく、かなり焦ってしまった。とにかく問題量が多く、化学に割くはずの時間を大きく削ってしまった。英語は赤本とほぼ変わらず、さほど難しくなかったのでほとんど印象に残っていない。数学は標準問題までがほとんどだった。

あなたの大学の面接で聞かれたことを教えてください。

高校時代に力を入れたことはなにか、なぜ医師を志したか、20年後の自分はどうしていると思うか、など。高校時代に力を入れたことについては、私はキャリア甲子園に参加したことがあったのでそのことを話した。医師を志した理由は、親に憧れたからという理由とする元から興味があったからという理由を答えた。20年後の自分はどうしていると思うかについては、あまり具体的に答えなかった(地元から離れた地方大学だったため、その地方に残るつもりはあまりなかったから)

あなたの大学の小論文で聞かれたことを教えてください。

なし

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

受験期はとにかくしんどいです。模試の結果が酷いもので、D判定やE判定の文字を見て泣きたくなったり、単調な日々の繰り返しで、だんだん心がすり減っていくような気持ちになったりすることがあると思います。私自身、成績の問題で志望校を変えざるを得ず、とても惨めな思いをしたことがありました。しかし、月並みな言葉ですが、その努力が報われる時が必ず来ます。例えば志望校合格というわかりやすい結果でなくても必ずあなたの糧になっているはずです。あまり背負い込みすぎず、必要な時は周りに頼ってください。助けてくれる人が必ずいます。応援しています

編集者から一言

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