国際医療福祉大学医学部に見事合格のY.Mさんの合格体験記です。国際医療福祉大学医学部に見事合格するまでの受験戦略を詳しく教えてくれています!
合格した大学
ニックネームを教えてください。
Y.M
性別を教えてください。
女性
現在通っている大学を教えてください。
国際医療福祉大学
浪人または再受験の有無を教えてください。
1浪
理科の選択を教えてください。
化学;生物
苦手科目を教えてください。(複数選択可)
化学
社会の選択を教えてください。
なし
得意科目を教えてください。(複数選択可)
英語;数学;生物
両親の職業について教えてください。(任意)
会社経営
出身地を教えてください。
東京都
出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。
国府台女子学院 小学校受験のみ
高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。
高3河合塾全統記述模試 第1回 59.6 第2回 62.5
現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。
順天堂大学 補欠落ち 杏林大学 正規合格 聖マリアンナ医科大学 二次合格 愛知医科大学 二次合格
受験勉強を始めた時期を教えてください。
高校1年生からやっていましたがきちんと本気でやり始めたのは浪人生になってからでした。
受験期の1日の勉強時間を教えてください。
平日 14時間 休日 10時間 塾の自習室が朝から夜まで空いていたので勉強は塾の自習室でのみやっていました。家は完全にリラックスする場所にしていました。 また、直前期には平日休日共に+4時間位やっていました。
受験期1年間の勉強スケジュールを教えてください。
4-7月 基礎の徹底と知識づくり、復習 7-8月 基礎の徹底と知識づくり、復習 ←ここで全範囲が終わりました 9-1月 応用問題へ取り組む、赤本、復習 1-3月 赤本、知識の確認、試験でできなかった問題の確認など
夏休みの過ごし方について教えてください。
とにかく毎日塾に行って勉強していました。この時期はとにかく夏前の復習に重きを置いて、新しいことをやるのは最小限にしました。テキストは最低でも4周以上こなしました。
上手くいった勉強法、上手くいかなかった勉強法を教えて下さい。
生物などの知識をとにかく一個のテキストやノートなどにまとめることはとてもよかったと思います。試験場でもとても活躍します。また友達と過去問を解くことも良いです。どこができてどこができなかったかをシェアし、また、できたところでも別のアプローチや少し怪しいところを確認できるのはよかったと思います。 現役時代の闇雲にやる方法はよくなかったと思います。復習をほとんどしないで色んな問題集に手を出していましたが、それでは全く意味がありませんでした。先生や自分が信頼できると思う人のアドバイスを忠実に守って勉することが本当に大事です。
受験期苦労したことを教えてください。
モチベーションの維持が大変でした。なんか勉強のやる気が起きなくて本当に限界だと思った時は一回リフレッシュするのがいいと思います。散歩をしたり、甘いものを食べたり、音楽をきいたり。休みすぎるのはよくありませんが少しのレストも大切なことだと思います。
あなたの大学の入試傾向を教えてください。
理系科目(化学、生物)はそんなに癖を感じませんでした。マーク式だったので分からなくても勘や概算でなんとかなる問題も多かったと思います。生物に関していうと知識過多みたいなところがあるのできちんとした知識が必要です。ですが重箱の隅をつつくような問題は出てこないので基本知識をきちんと入れておけば大丈夫です。数学に関してはめっちゃ簡単だと感じました。基本ができていれば対応可能だと思います。英語も私はそんなに難しいとは思いませんでした。ただ英語は大学によって設問に違いがあるので何年か分は解いて臨みました。内容一致の問題もそんなに鬼畜ではなく基本順番通りなので大丈夫です。
数学の勉強方法と対策方法について教えてください。
私は元々数学が大好きだったので基本的に国際に関してめっちゃ対策したということはありませんでした。参考書に関していうと、塾で配布されたテキストと大学への数学を使っていました。メインで使っていたのは塾のテキストですべての掲載してある問題を5回は解きました。また数学の授業の前は必ず予習で解いていって授業の解説を聞いて写すというようなスタイルでした。予習の段階で作った解答の答えがあっていたらそれを先生のところに持って行って記述の採点をしてもらっていました。復習:予習は7:3でした。
英語の勉強方法と対策方法について教えてください。
英語は塾で配られたテキストを使っていました。塾では沢山の種類の英語の授業があったので全てをきちんと復習することは難しく、絶対に復習が必要だと思うものを2つだけ決めて復習していました。また、予習に関しても授業ごとにウェイトは異なっていました。問題を解いただけのものもあれば、予習の段階で文章のどこを聞かれても大丈夫なレベルのものもありました。ただ、すべての英語の授業で目を通すくらいのことはしてました。(テキストに掲載してあるのは御三家の入試問題や東邦、順天が多かったと思います) 英語に関してはとにかく毎日文章に触れ解くことが大事です。9月からは毎日東邦の赤本を大問一個ずつ解いていました。ここですごく力がついたと思います。 また、単語帳については鉄壁をやっていましたが、暇な時に見るくらいでした。 復習:予習は3:7です
化学の勉強方法と対策方法について教えてください。
使った参考書は塾のテキストとプリント、セミナー化学、資料集でした。塾のテキストがメインで、セミナーは夏前まで基本問題を2回くらい解きました。また資料集は無機化学の色を見たりするのに使うくらいでそんなに使う頻度は高くありませんでした。夏が終わるまでにすべての範囲を一通り終わらせて、夏以降は高分子や糖類などの手薄になる部分をやりました。化学は知識が結構抜けがちなので一問一答のプリントなどを用いて定期的に見るなど忘れないようにしていました。私は化学が一番嫌いだったので普通レベルくらいにしようと思い、基礎の徹底を大事にしていました。
生物の勉強方法と対策方法について教えてください。
生物は塾のテキストを使っていました。夏前までに全範囲が終わるので授業の進行に合わせてその分野の教科書を読んで臨んでいました。私は浪人生が決まった時知識がほとんどなかったので授業の予習は教科書を読むくらいしかできませんでしたがその分復習をすごく大事にしました。授業で別途に配られるプリントや先生がおっしゃっていたことなどをすべて紙にまとめて、それをテキストに貼っていました。そのおかげでテキストが最初と比べて3倍ほどの厚さにまで膨れ上がりましたが、それは試験会場でも大活躍しましたし、自分はこれだけやったから大丈夫という強い自信になりました。自分だけのテキストを作るのはオススメです。 また、生物の考察問題は日医の過去問や聖マリなど、先生に勧められた大学のものをやっていました。考察問題は得意だったので対策は夏明けからしていましたが苦手な人は始めのうちからどんな感じか知っておくのもありだと思います。
国語の勉強方法と対策方法について教えてください。
なし
面接の対策について教えてください。
塾の小論文の授業を取っていました。私の塾は小論の授業と面接の授業が一緒の時間に行われるのでそれに出ることでどちらも対策できていました。また、夏休みや冬休みはマンツーマンで面接対策をやっていました。先生がとても信頼できる方だったので、どう答えるべきかや、考え方などを沢山教えてもらい、面接で不安になることはなかったです。また塾が出している各私立医学部ごとの面接傾向は受ける前に読んで臨んでいました。
小論文の対策について教えてください。
小論文はとにかく先生に言われた通りの型で書いていました。またどのような立場で書くべきかなども言われたとおりにし、小論文で不安だと感じることはなくなりました。
共通テストの点数(浪人生は現役時も)を教えてください。
現役時代→680
共通テストの勉強方法について教えてください。
現役時代は全然勉強していませんでした。 社会(地理)→参考書のみでやっていました。プレパックなどでは9割くらい取れていたのですが、共通テスト1年目ということもあったのか本番では5.5割しか取れませんでした。 国語→学校の先生に対策ようの資料をもらってやっていました。古文漢文は得意だったのですが、現代文に波がありました。共通テストでも7割弱しか取れていなかったと思います。 数学→パックだけ解きました。数学全体で2ミスだったと思います。 生物→9.2割でした。対策は特にしていませんでした。 化学→無機化学と有機化学を少し確認するくらいでした。セミナーやってました。多分8割でした。 英語→現役の時一番嫌いでした。そもそもどう勉強していいかよくわかっていなかったと思います。6割くらいです。
今年度の入試で特徴的だったことを教えてください。
数学は2021年に比べると難化しましたが、2020年に比べると易化したと感じました。満点は狙えないかもしれないけれど、高得点勝負にはなるなと感じました。 英語はそんなに難しくなかったです。 生物は2021年よりかは難しくなったと思いますがそんなに鬼畜ではありませんでした。また化学も有機無機は突っ込んだ問題は聞いてこず、理論も基本計算だったかなと思います。
あなたの大学の面接で聞かれたことを教えてください。
まず、30分×2の面接スタイルで面接官が異なります。 自己紹介や自己アピールをそれぞれの試験で行なってくださいと言われました。時間は1分〜2分だったので、願書の時に提出した書類の自己アピール欄のことをそのまま言いました。 また、英語についての質問が多く聞かれたと思います。私は留学経験がなく、インターに通っていたわけでもないので、入学後大丈夫そうですかと聞かれましたが、大丈夫ですと答え、その姿勢を最後まで貫きました。 加えて、がんの終末期治療の場面を想定した質問がなされました。告知をするかしないを聞かれ、すると答えました。その後はさまざまな状況を想定したがん告知についての意見を聞かれましたが、基本的に告知をするという姿勢を取りました。
あなたの大学の小論文で聞かれたことを教えてください。
すみません、覚えてないです
あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。
国際医療福祉大学は勉強も大事ですがとにかく人間性を重要視する大学です。それは日本の医学部の中で一番長い面接時間を設定してるところからも見て取れると思います。英語で授業を行いますが、きちんと授業について行けるように大学側も英語の授業や講座を沢山用意してくれますし、何よりアジア各国からの留学生や英語が話せる友人と学ぶことで自分の英語スキルは確実に豊かになります!USMLEに力を入れているので、海外で医師として活躍したい人は是非国際に来てください!勉強は大変だと思いますが、それは自分で乗り越えるしかありません。周りの人や先生に頼ることで乗り越えやすくなると思います。この一年頑張れば必ず受験で戦えるようになります。頑張って下さい!