こんにちは、慶應医学部生のりりーです。
今回は大学入試の過去問(赤本)を効果的に活用して合格を勝ち取る方法を解説します。
「大学受験は過去問の研究が大事」という話をよく聞くと思いますが、実際以下のような疑問を持つ受験生の方が多いのではないでしょうか?
- 「過去問を始めたいんだけどどうやって進めればいいかわからない」
- 「過去問ってどこまでやればいいの?」
- 「いつくらいの時期から過去問を始めればいいの?」
本記事ではこのような疑問に答えながら、大学入試の過去問を最大限活用して合格をつかむ方法を徹底解説します!
本記事を読めば成績が大幅にアップすること間違いなしですよ。
過去問はいつ頃始めればいいの?
まず過去問を始めるタイミングについて説明します。
結論を言ってしまうと、過去問を始めるタイミングはシンプルに
科目の全範囲が終わったタイミング
がベストです。(もちろん、少しくらいであれば残っていても可です)
基本的に大学入試は高校の過程の全範囲からくまなく出題されるので、終わっていない範囲がある場合はまずは終わらせることに集中しましょう。
例えば数Ⅲが終わってないのに数学の過去問を解きはじめてしまうととても効率が悪いのはいうまでもありませんよね。
ちなみに当サイトでは医学部合格者535人にアンケートをとって過去問を始めたタイミングを教えてもらったのですが、早い人で高校2年生の終わりくらい、高校3年生の夏休み頃から本格的に始めたという方がほとんどでした。
過去問を取り掛かる時期は非常に大事なので、以上のことを踏まえながら自分の学習ペースと相談して最善のタイミングを見つけましょう!
過去問をやる4つの意味
それでは、志望校合格のためになぜ過去問が重要かを説明します。
過去問を研究する意味は以下の4つがあります。
- 自分の学力と志望校との距離をはかる
- テスト慣れできる
- 入試の傾向を知ることができる
- たくさんの良問を解いて学力アップ
それでは順に説明していきますね。
自分の学力と志望校との距離をはかる
まず1つ目、過去問をやると、
「自分の今の学力と志望校との距離を測ること」
ができます。
合格最低点を公開している大学も多いので、実際に解いて採点してみることで合格を勝ち取るにはあとどれくらい勉強すればいいかがわかります。
したがって、初見の過去問に取り組むときは必ず時間を測って解いて、採点もきっちりしましょう。
1〜2年分は本番のスケジュールに合わせて全教科を通しでやるとなお良いです。
志望校合格のために今の自分に何が足りないかを常に意識して過去問に取り組みましょう!
テスト慣れできる
続いて2つ目、過去問をやることで
時間配分や解く問題の選択などテストで高得点を取るための技術が身につきます
入試で点数を取るために必要なのは問題を解く力だけではありません。
大学入試は時間との戦いであるため時間配分のうまさが合否を分けます。
また、満点を取る必要はなく簡単な問題と難しい問題を見極めて取捨選択していく必要があります。
こう言った技術を身に着けるためにも過去問演習は非常に有効です。
過去問をやるときには 「点を取る技術」 にも焦点を当てて臨んでください!
入試の傾向を知ることができる
さきほど大学入試は高校の過程の全範囲から出題されると言いましたが、大学によっては出題範囲がかなり偏っているところもあります。
中にはその大学で毎年必ず出題される範囲というのがあったりもするので、そのような範囲はかなり念入りに対策しましょう!
たくさんの良問を解いて学力アップ
大学入試は良問の宝庫です。
考えてみれば当然で、その大学の第一人者の教授たちがどのような生徒に入って欲しいかを一生懸命考え、1年かけてじっくり問題を考えています。
さきほど「時間を計って解きましょう」と言いましたが、おそらく時間制限の関係で目を通せなかった問題があるはずです。そういった問題は採点が終わった後に必ず追加で解きましょう。
もちろん正解できなかった問題も必ず解答と解説をじっくり読んで類題が出題されたら必ず得点できるレベルに持っていきましょう!
何年分くらいやればいいの?
医学部生535人にアンケートの結果、第一志望は10〜25年、第二志望以降は2〜3年という人が多かったです。
時間と相談しながら決めて欲しいですが、最低でも第一志望校の過去問は5年分はやることを強くオススメします。
まとめ
以上、過去問の効果的な活用方法についてご紹介しました。
- 過去問はいつ頃始めればいいか
- 過去問がなぜ大事か
- 過去問は何年分やればいいか
本記事で解説した上記のようなことを踏まえれば、
過去問を制する者が受験を制する
といっても過言ではありません。
過去問をしっかりと研究して絶対に合格を勝ち取ってください!