はじめに
当サイト 「医学部受験のプロ」 では医学部入学者535人にアンケートをとって、集計したり分析したりしてリアルな情報を提供しています。
さっそくですが今回の記事のテーマは、
「東京医科歯科大学医学部入学者はどのような併願校を受験してその合否はどうだったのか」
です。
東京医科歯科大学医学部といえば、難関極める医学部受験界の中でも最難関の大学ですが、その狭き門をくぐり抜けた2019年度の東京医科歯科大学医学部入学者38人にアンケートにご協力いただきました。
その中で 併願校およびその合否 について聞いたので本記事ではそのデータを集計して発表し、考察していきたいと思います。
医学部の受験を考えている方であれば、志望校選びや併願校選びに必ず役に立つはずです。
集計結果
それではまず集計結果です。集計結果は以下のグラフのようになりました。
大学 | 医療福祉 | 順天 | 日医 | 慈恵 | 慶應 | 防医 |
---|---|---|---|---|---|---|
合格 | 3 | 10 | 4 | 11 | 7 | 4 |
不合格 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 2 |
不明 | 1 | 2 | 1 | 1 | 5 | 4 |
先ほども軽く触れましたが、この集計結果は当サイト「医学部受験のプロ」で独自にとったアンケートの中で、2019年度の東京医科歯科大学医学部入学者38人の「併願校およびその合否」の回答を集計したものです。
※実際の合否割合とは異なる可能性があります。あくまで参考までに。
※併願校のみで合否はお答えいただけなかった場合は不明として集計してあります。
分析
東京医科歯科大学医学部の入学者38人の併願校を見てみると、
- 国際医療福祉大学
- 順天堂大学
- 日本医科大学
- 東京慈恵会医科大学
- 慶應大学医学部
を私立医学部の併願校として選択していることがわかります。
その中でも特に多いのは、
- 順天堂大学
- 東京慈恵会医科大学
- 慶應大学医学部
です。
不明を除いて合格率を出してみると、
- 国際医療福祉大学 100%
- 順天堂大学 100%
- 日本医科大学 100%
- 東京慈恵会医科大学 100%
- 慶應大学医学部 41%
- 防衛医科大学 67%
となっており、かなり高い確率で併願校にも合格していることがわかります。東京医科歯科大学医学部は最難関医学部の一つであるので当然といえば当然かもしれません。
また、東京医科歯科大学医学部入学者の併願校は多くても2~3校でしたので、模試の成績や自分の実力に合わせて併願校を絞るのも大事かもしれません。
東京医科歯科大学医学部の合格を目指すなら併願校も確実に合格を勝ち取る意気込みが必要ですね。
まとめ
以上が東京医科歯科大学医学部入学者の医学部併願校およびその合否でした。
実際に難関入試をくぐり抜けた方にアンケートを取った結果なので非常に参考になると思います。ぜひ活用して医学部入試を乗り切って下さい!