横浜市立大学医学部に受かるには?現役合格者のkazuさんにインタビュー!

2019/08/11
横浜市立大学医学部kazuさんの合格体験記です。センター試験の対策法や横浜市立大学医学部の入試の特徴を丁寧に教えてくれています!

合格した大学

ニックネームを教えてください。

kazu

性別を教えてください。

男性

現在通っている大学を教えてください。

横浜市立大学

入学年度を教えてください。

2019年度

浪人の有無を教えてください。

現役

得意科目(複数選択可)

数学;物理

苦手科目(複数選択可)

社会;国語

両親の職業(任意)

税理士

出身地を教えてください。

神奈川県

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

栄光学園、中学受験しました

将来どんな医者になりたいか教えてください。

勤務医

受験勉強を始めた時期を教えてください。

高2の春

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

平日10時間(学校6時間、塾4時間)休日12時間(塾12時間)

センター試験の点数(覚えている範囲で、浪人生は現役時も)を教えてください。

約740点

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

高1のとき、駿台模試で偏差値67でB判定。 高2のとき河合模試(記述)で偏差値67でB判定、河合模試(マーク)で偏差値67でB判定。 高3のとき河合模試(記述)で偏差値69でB判定、河合模試(マーク)で偏差値65でE判定。

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

防衛医科大学校 合格 国際医療福祉大学医学部 合格 東邦大学医学部 合格 昭和大学医学部 合格 東北医科薬科大学医学部 2次未受験 順天堂大学医学部 不合格 横浜市立大学医学部 合格

あなたの大学の入学理由を教えてください。

家から最も近い国公立医学部であったから。出身が神奈川県であったため将来医師となって、神奈川県に恩返しをしたかったから。

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

英語は必ず長文3つで構成されている。1000語を超える長文が一題混じっていたりするし、一題にかけられる時間は平均して30分のため速読、さらに一回読んである程度理解できるくらいの英語力を身につけておくと良い。さらに語彙の注が英語で書かれているため、それにも慣れておくと良い。 数学は4題構成となっている。大問1は小問集合のためこれは落とさないのがポイント。大問2から4は、少し特徴があって、(1)で求めたものを使って(2)を解いて、(3)はそれまで求めてきたものを使ってというふうな問題構成となっているため、慣れておくと良い。 物理は3題構成となっている。必ず力学と電磁気が出ているため、ここはしっかりとやっておくこと。大問一個につきカッコ10ぐらいある。最初の方はとても簡単なためいかに落とさないかがポイント。そして後ろの方をもし解けたらそれは他の受験生よりも一歩先に行ったと思っていい。 化学は3題構成となっている。理論、無機、有機まんべんなく出るのでしっかりとやっておくこと。有機は必ず難しめの構造決定の問題が出ているため構造決定を得意にしておくと良い。

併願した大学の入試傾向、対策を教えてください。(任意)

私立医学部に関しては過去問をやらずに受けに行った。 防衛医科大学校はマークと記述の試験がある。記述は英語、数学、物理、化学がある。記述はとても難しいため、みんな取れなくてあまり差がつかないため。記述よりもマークを対策したほうがいい。マークは国語、数学、英語があって、それぞれ15題問題がある。テキパキとやっていくことが重要。

あなたの大学の実習やカリキュラムや生活などの特徴を教えてください。

一年は中間試験がない。第二外国語を取らなくても平気。

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

医学部を目指す理由は願書に書くため聞かれない。 どうしてこの大学を選んだか どういう医師なりたいか 医師になることを家族はどう思っているか 小論文に関しての質問 出身校についてのトーク 高校と大学の友達どっちが大事か

通っていた塾の名前を教えてください。

エースメディカルみなとみらい

通っていた各塾の講師について教えてください。

少人数制であったため、生徒と教師の距離が近い。気軽に質問ができて、親身になって教えてくれる。さらにその場で答えられない質問とかであったら調べて来てくれて、授業がなくて自習室にいるタイミングとかで特別授業みたいなことをしてくれたりする。雰囲気はとてもいい。みんな本気で医学部に受かろうとしているからこっちもやる気がでる。医学部専門予備校のいいところは学校の先生がわからない医学部に関する知識をあっちが知ってくれているというところだ。

通っていた各塾のカリキュラム、指導方針、授業内容について教えてください。

英語は先生独自のプリントがあり、覚えなければならないことがとてもまとまっている。長文では文章全体の流れやちゃんと隅々までいみが取れているかをとても重視していた。 数学はいろんな大学の過去問を解いて先生が解説していく感じで、わからないところがある場合はどんどん質問していいよという感じだった。 物理は先生独自のプリントがあって基礎から入試レベルまで手とり足取り教えてもらった。またこの分野が不安と言うと、その分野に関する問題集を作ってくれる先生だったためすごくお世話になった。 化学は暗記プリントがあって、とても重宝させてもらった。解説もわかりやすくてとても良かった。

通っていた各塾の学習環境について(自習室、交通の便、立地など)教えてください。

自習室は少人数制に合わせて、机の数が少ない。壁が上までないため隣の教室の声が聞こえてくるため、集中が切れたあとは集中するまでちょっときつい。関内駅から徒歩5分のため交通の便はとても便利。立地も横浜の中心にあるためとてもいい。ただ夜はもちろん関内ということもあり、ガールズバーとかも近くにはあるが、一年間通った感じだと、治安は割といい感じ。

通っていた各塾の良かった点を教えてください。

僕は結構シャイだったため、大人数とかだと先生に質問とかができないタイプの生徒であるためその点ここはとてもいい。先生もみんな親身になって答えてくれる。さらに医学部予備校であったため、医学部を志す生徒しかいないため同じ志を持っている人たちと触れ合うのはモチベーションが上がる。さらに医学部独特の面接対策をもちろん手厚くしてくれるため、本番はもちろん緊張したが練習したことが口からスラスラ出るようになった。

通っていた各塾の講師/カリキュラム/学習環境それぞれを5段階評価で教えてください。

全部5です!

数学

センター試験は、時間がとても重要になる。テキパキと問題をこなせるようにセンター試験は過去10年分ぐらいやって慣れた。2次試験は記述であるため、普段から数学の問題を解く際には、記述をノートに意識して書いていた。そのおかげでだんだんと答案を書くのがうまくなっていった。使っていた教材は青チャートで、一周したあとは問題をぱっと見て解けるようだったら、書かずに次の問題へ行き、わからなそうだったら書いて解いてみるというふうに勉強していた。

英語

センター試験は時間がとても重要になる。文法は必ず覚えて最初の大問3題を20分くらいで終えるぐらいにしたほうがいい。二次試験は横浜市立大学はすべて長文だったため、ひたすら長文を読んで記述の問題を解いてということを繰り返した。横浜市立大学は語彙の注が英語のため普段から英語の単語でわからないところがあったら英英辞典なんかで調べてそれで理解しようと努めていた。

物理

センター試験は知識が多いため、教科書に乗っている知識とかを詰め込んだ。一方で、二次試験は知識というよりかは計算する感じであるため、センター試験とはまた違う。名問の森を使って、いろいろな分野の問題に慣れようとひたすら解いた。

化学

センター試験は知識が多いため、教科書に乗っている知識とかを詰め込んだ。一方で、二次試験はセンター試験のために覚えたことをいかにうまく組み合わせて使うかということが重要となるため、化学は今まで得てきた知識をまとめておくということが大事であるためノートにひたすらまとめた。

生物

なし

地学

なし

国語

センター試験は、古文と漢文は単語を覚えた、さらに文法もしっかりと覚えた。

社会

センター試験は12月に入ってから対策し始めた。倫理であったため、ひたすらノートに覚えることを書いた。

面接

過去に聞かれたことなどを参考にして、学校の先生や塾の先生に模擬面接を何回もしてもらった。

小論文

特に勉強していかなかった。実際、解いているときは、自分の意見をしっかりとわかりやすく書くようにした。

センター試験

過去問を10年間やった。英語、数学、国語、物理、化学は11月から始めた。社会は12月から。テキパキと解くことを心がけた。

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

生活習慣はしっかりとしたほうがいい。高3になって休む人が増えてくるかもしれないが、学校を生活習慣を整えるために活用するのがいいと思う。

編集部からのひとこと

以上、横浜市立大学医学部現役合格のkazuさんの合格体験記でした! kazuさん、ご協力いただきありがとうございます! 通っていた塾の様子、横浜市立大学医学部の入試の特徴、模試の成績など幅広くお答えいただいているので、受験生の方はぜひ参考にしてください。

横浜市立大学の情報をもっと知りたい方はこちらから

YouTubeもやっているので、ぜひ見てください!

横浜市立大学医学部に合格するための攻略法を大公開!

医学部受験のプロは、「医学部受験情報をもっとオープンに」という理念に基づき、医学部受験のリアルな情報を発信するメディアです。

医学部受験競争が激化する中、限られた時間で最大の成果を出すためには、正確な情報を把握することが受験必勝の鍵となります。
当サイトでは医学部受験を志す全ての方にとって、最新かつ有益な情報をお届けしていきます。

©2019 —医学部受験のプロ. All Rights Reserved.