東京医科歯科大学医学部に現役合格のモーバインさんに入試の特徴と対策を聞く!

2019/10/24
東京医科歯科大学医学部に現役合格のモーバインさんの合格体験記です。合格のために知っておきたい入試の特徴や対策法、受験生時代の模試の成績など、非常に詳しくご回答いただいていますので、受験を考えている方にとっては役立つこと間違いなしです。

合格した大学

ニックネームを教えてください。

モーバイン

性別を教えてください。

男性

現在通っている大学を教えてください。

東京医科歯科大学

入学年度を教えてください。

2019年度

浪人の有無を教えてください。

現役

得意科目(複数選択可)

英語;生物

苦手科目(複数選択可)

数学;物理

両親の職業(任意)

父が会社員で母が専業主婦

出身地を教えてください。

神奈川県

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

栄光学園中学高等学校 中学受験有 高校受験無

将来どんな医者になりたいか教えてください。

勤務医

受験勉強を始めた時期を教えてください。

高校3年生の5月中旬

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

平日:4時間 休日:10時間

センター試験の点数(覚えている範囲で、浪人生は現役時も)を教えてください。

823 / 900点満点 873 / 950点満点 英語筆記:194 / 200点 リスニング:50 / 50点 数学 IA:98 / 100点 数学ⅡB:77 / 100点 現代文:92 / 100点 古文:50 / 50点 漢文:38 / 50点 化学:91 / 100点 生物:98 / 100点 地理:85 / 100点

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

高1:第2回駿台全国 英数二科目で80 慶應医A 医科歯科A 理三C 高2:プレステージ  英71 数57 慶應医D 医科歯科C 理三E 第2回駿台全国 英74 数65 慶應医C 医科歯科B 高3:第1回駿台全国 英71 数72 化学67 生物50 慶應C 医科歯科B   第2回駿台全国 英78 数56 理科60 くらい 慶應D 医科歯科C   第3回駿台全国 英74 数62 理科65くらい 慶應C 医科歯科B 全統医進模試 英語71 数学47 化学57 生物64 慶應医D 医科歯科D

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

東京医科歯科大学前期:合格 後期:足きり 慶應医学部:一次不合格(英115 数77 化42 生58) 日本医科後期:一次通過 二次は医科歯科受かってたので受験せず

あなたの大学の入学理由を教えてください。

慶應が第一のつもりだったが落ちたので医科歯科しか残っていなかった。学費などの面から迷いそうではあったが選択肢は一個しかなかった。医科歯科を受けた理由としては都内の国医の中で理三は狙う気がなかったから。医科歯科も慶医も4年次に研究する機会があるなどレベルが高いことを気にいっていたので、正直どちらでもよかったというところである。

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

センター180 二次360 なので、センターは比較的低配点だが85%は欲しいところである。センターで9割取れば二次6割で確実に受かることができる。つまり、数学や化学などが3題構成の場合、1題はまるまる捨てることができるので、はっきりとした得意分野を持っておくとよい。本番は焦るような問題が多いので、確実に3分の2を奪取する必要がある。 英語は1500語の長文一題なので、物語文とかリスニングの対策は全く不要で、社会科学・自然科学の論文形式の文章に慣れておくとよい。 数学は誘導が分かりやすいものが多いが、本番だと焦って詰まることが多いので注意が必要。しかしながら、東大や東工大の問題と違って高度な数学的センスを要求するようなものはないので、誘導にのる訓練をすれば大丈夫。 化学は変わったことを聞いてくるが、私立医の重箱の隅をつつくような問題はないので、基本事項が分かっていればかえって楽に解ける。教科書的知識の徹底が肝要である。 生物も教科書にかかれている反応機構の丸暗記で7割はとれるであろう。記述が多いが、あやふやな考察問題はなく、ちゃんと解を導けるものが多いので、教科書を何回も読むべき。

併願した大学の入試傾向、対策を教えてください。(任意)

日本医科は行く気がなかったので対策はしていないが、受けた感想としては数学内の数学3のウェイトが高いうえに暗記すれば解けると思われる問題ばかりだったので数学理科は暗記が大事だろう。 慶應の英語は自由英作もあり長文も難しい国立型の英語なので、東大の過去問も練習に使えるだろう。私立らしい問題と言えば前置詞の穴埋めくらいしかないが、そこは日々勘を鍛える必要がある。 数学は医科歯科よりも難しいと思う。計算量も多くなりがちで大問34は完答が困難なので、大問1の小問集合と大問2の確率漸化式は取り切るべき。そこで70点が確保できれば残りの80点中20とることで6割に達するので、あとは英語と理科でカバー可能。 理科は化学も生物もまあまあ難しいし、生物に関しては考察に曖昧さが残るという私立の特徴が出ているが、化学も生物も奇問はなく上級レベルの問題集で日々考察問題やハイレベルの典型問題の訓練を積んでいれば解けるはず。

あなたの大学の実習やカリキュラムや生活などの特徴を教えてください。

国立大学では唯一の教養部を持ち、医学部とは独立した教養部で1年生を過ごすところは大きな違い。1年生は専門医学の勉強はせず、2年の前期で解剖、3年で臨床医学に入り、4年の後期は研究や留学などをするプロジェクトセメスターと呼ばれる時期である。秋田恵一教授は解剖学を専門にしているが、医科歯科は特に解剖学を重視している模様。1年生で教養総合講座という学科を横断したグループで一つのテーマについて考えをまとめ、発表するというものがあったり、Problem Based Learningを重視していたりする。1年の後期には医学導入という科目があり、人体の構造の勉強をしたり、医者について回るシャドーイングをしたりする。

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

まず最初に一分間で自己紹介をする。その後、自分は医科歯科の志望理由を言わなかったのでそれについて聞かれた。次に、二人目の面接官から大学に入ってからやりたいことを学業面とそれ以外の二つ答えなさいと言われた。最後に、三人目の面接官から自分が友達にどういう人かと思われているかと、それについて自分ではどう思うかを答えなさいと言われた。 医科歯科の面接は5分と短く対策はほとんどしていないので、カリキュラムの基本情報さえ頭に入れておけば問題ない。

通っていた塾の名前を教えてください。

駿台 化学を高3の一年間、数生英国地理を季節講習

通っていた各塾の講師について教えてください。

駿台は大人数で授業が行われるので講師との接点が薄く、自分にとってはものすごく心地よかった。化学の吉田先生は必要なところは大学レベルの知識も用いつつ、難しい化学現象を分かりやすく教えてくれた。生物の朝霞先生のトリプルミラクルで生物がさらに楽しくなり最高だった。駿台に入るのであれば、数学の雲幸一郎先生、英語の船岡先生を合わせてお勧めする。

通っていた各塾のカリキュラム、指導方針、授業内容について教えてください。

駿台は100年の歴史をもつので、カリキュラムを確立されており、堅実だと思う。テキストは毎年授業を担当する講師の誰かが改訂しており、最新の傾向にマッチした演習問題が載っており、授業もそのように展開される。 1年間でちゃんと目標水準まで到達できるようにカリキュラムが組まれている。

通っていた各塾の学習環境について(自習室、交通の便、立地など)教えてください。

市ヶ谷にあったので、客観的にはいいのだろう。しかし、自宅は百合ヶ丘で学校の最寄り駅は大船なので、三点のどこからどこへ移動しようにも1時間程度時間がかかってしまい、不便であった。自習室は使わない主義だが、平均くらいの設備や環境だと思う。

通っていた各塾の良かった点を教えてください。

駿台はチューターや進路アドバイザーが生徒の不安を取り除こうと面談などを受けているのが特徴的だと思った。東進ハイスクールと違ってチューターも教育されているので、約束を反故にしたりしない。駿台はデータベースも多く持っているのでそこはよいのだが、データを活かしきれていないような気がした。

通っていた各塾の講師/カリキュラム/学習環境それぞれを5段階評価で教えてください。

講師5 カリキュラム4 学習環境3

数学

センター試験はデータの分析という二次で使わない特殊領域しかやらなかった。あとは二次の勉強でまかない、数学IAとⅡBは強化したかったので、黄チャートをやったあとに標準的な薄い問題集に取り組み、その後過去問に取り掛かった。配点を計算したところ、数Ⅲの勉強は必要ないと判断したため、数Ⅲの勉強はやっていない。理科と数学は分野の境界がはっきりしているので、残り3分の2を取り切れるのなら、あとの3分の1はそもそも勉強しないのもありだと思う。

英語

センターは普段の勉強に長文の材料として組み込んだ。リスニングだけは別個に対策した。中3で英検2級を高得点で合格し、高1でセンター英語192点だったこともあり、英語は長いスパンでコツコツと文法と長文を勉強した。代わりに高3ではやらずに済んだので、その分を理数に充てられた。

物理

なし

化学

二次対策としては駿台のテキストに載っている授業で取り扱った問題の復習と教科書の読み込みと簡単なセンタークラスの問題集をやった。難しい問題集をやらなくても、単なる応用であることに気が付いていたので、重要問題集や新演習や100選などはやらなかった。

生物

とにかく暗記事項が多いので、つながりから覚えると楽である。そのためには教科書を何回も読むことが大事。この勉強と問題演習による考察力の向上でどこの医学部の問題にも対処できるし、センターにもこの対策は有効である。

地学

なし

国語

センターでしか使わなかったが、漢文と古文は駿台の講習で言われた最重要暗記事項のみ暗記し、他は何もしていない。現代文は学校の授業中の演習以外無勉である。

社会

地理は割と好きだったので、村瀬の地理を買って独自に勉強した。データブックと村瀬の地理さえあればセンターで必要な最低点である80まではいくのでこれで十分。

面接

ほとんどやっていない。代ゼミの面接内容の本を読んだのと、学校の特色・強化しているところは答えられるようにした。あとは志望動機や長所短所などの基本事項も即答できるようにするべき。

小論文

こちらは全くやっていない。駿台の夏期講習で論文に使う単語や書き方を教わったが、実際に小論文は一回も書くことなく、練習もしなかったので何もいうことはない。

センター試験

1/5-18の直前二週間。苦手科目を中心にできるかぎり回数を解いて形式慣れするのと、二次試験の勉強時間をできる限り減らさないことを心掛けた。リスニングと国語社会はセンターだけの勉強を少しだけその期間にやったが、センターは慣れと勘なので、あとの期間は演習だけに時間を費やした。

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

医科歯科は難易度が高いものの低得点率で合格可能なので、得意な分野を鋭くすることで合格が近づくだろう。教科書の事項をわざとややこしくした形で聞いているだけのことばかりなので、本番でも頑張ってください。

編集部からの一言

以上、東京医科歯科大学医学部に見事現役合格のモーバインさんの合格体験記でした。 モーバインさん、ご協力いただきありがとうございました。 入試の傾向や、科目別の勉強法など、特に東京医科歯科大学医学部を受験する方なら知っておきたい情報が盛り沢山だと思いますのでぜひ活用して合格を勝ち取ってください!

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