東京慈恵会医科大学医学部に見事合格のLNさんに聞く合格法

2019/09/17
東京慈恵会医科大学医学部LNさんの合格体験記です。慈恵に合格するために意識しておくべきことをたくさん教えてくださっているので受験を考えている方はぜひ役立ててください。

合格した大学

ニックネームを教えてください。

LN

性別を教えてください。

女性

現在通っている大学を教えてください。

東京慈恵会医科大学

入学年度を教えてください。

2019年度

浪人の有無を教えてください。

1浪

得意科目(複数選択可)

英語;化学

苦手科目(複数選択可)

数学

両親の職業(任意)

自営業

出身地を教えてください。

東京

出身の中高、中学受験・高校受験の有無を教えてください。

中学受験

将来どんな医者になりたいか教えてください。

未定

受験勉強を始めた時期を教えてください。

高校2年4月

受験期の一日の勉強時間を教えてください。

平日6時間 休日12時間

センター試験の点数(覚えている範囲で、浪人生は現役時も)を教えてください。

現役時87%→浪人時91.7%

高1から合格までで受けた模試、その偏差値、合格判定を教えてください。

医科歯科が高2の5月E→高3の12月D→浪人4月C→浪人受験時B 東大模試理一D→B→A→A(高3夏から4回) 東大オープンB→A(高3の夏と秋) 浪人時は慈恵が9割B判、他はA判

現役、浪人時の併願大学(合格の有無も)を教えてください。

東京医科歯科大学、慶應、順天AB、日医、国福

あなたの大学の入学理由を教えてください。

レベル。学費。

あなたの大学の入試傾向、対策を教えてください。

数学で決まる。私の場合英語が得意科目でしたが、英語は本番失敗し、数学がそこそこ手応えを感じた。化学はミスなく、物理は人並みに取れれば受かります。時間は特に辛くなかった印象です。基礎から応用まで着実に積み重ねることで合格できる。過去問を解いていて良問が多かった。(特に数学と化学)面接小論が大切。

併願した大学の入試傾向、対策を教えてください。(任意)

東京医科歯科大学の研究記事の読み方はWPMの向上を目指した。

あなたの大学の実習やカリキュラムや生活などの特徴を教えてください。

医学の内容が一年の般教で絡めてきたり、他校より般教の進みが早い気がする。医科大学として医学に触れる機会や実習が多い。福祉実習も五日間のが3、4回あり、1年から臨床の見学等ができる。また、いい点としては愛校心が強く、教授に連絡を取ると一年でも時間を取ってくれて可愛がって下さることだと思う。

あなたの大学の面接で聞かれたこと、対策

小論は広い教養があった方が書きやすい。1200字以上書く。私は慈恵用のリハーサルはしたことなかったが、小論の書き方は勉強した。また、面接は自分の意見や推論か客観的事実かを分けて答える事を要求されていた。二次でガンガン落とすので、要注意。

通っていた塾の名前を教えてください。

鉄緑会と駿台(浪人時のみ) 全科目それぞれ取っていた。

通っていた各塾の講師について教えてください。

駿台は講師の腕はいいがクラス担任がいいかどうかはその人次第。英語や数学は良かった。また物理の小川先生はよかった。ものすごく基礎からやっていた。 鉄緑会は教材の完成度は高いが医学部に特化した対策や情報はあまり充実していない。

通っていた各塾のカリキュラム、指導方針、授業内容について教えてください。

鉄緑会は量で攻める印象です。教材の問題、解答、量、質は非常に充実していた。授業の質は講師によって大幅に変わってしまうのでなんとも言えない。英語は文法からきっちりやってくれた。理科はすごく早かった。 駿台は基礎からやっていく感じだったが提供してくれる問題数は少なかった印象

通っていた各塾の学習環境について(自習室、交通の便、立地など)教えてください。

駿台市ヶ谷の交通の便、自習室は良かった。駿台は、講習費用がだいぶかかったなという印象がある。 鉄緑会の立地は良かった。夜暗い中でだいぶ遅く帰るときも、安全だったし新宿でも治安のいいところだった。綺麗だったし飲み屋さんもなかった。

通っていた各塾の良かった点を教えてください。

鉄緑会の良かった点は、すごく生徒に尽くしてくださる先生がいるところ。教材も教え方も高学年になればなるほど先生次第だが、私の場合、英作文を大量に見てくれた先生がいたので、英語は成績が伸びた。 駿台は基礎固めに関して、量ではなく、丁寧に問題を扱い質の高い講義をすることで、きちんと身につけさせるところ。

数学

数学は苦手科目だったのでセンターは非常に対策を現役時に積んだ。対策さえ積めば、次の大問でどのような手法、定理を使うのか前もってわかり、余裕になった。2次では、どうやって、全くわからない時に点を落とさないかについて、常に対策していた。直前期は産業医科大の数学を解いていた。マイナーだが、数学は良問の短答式で、その計算が出来ず答え一歩手前で止まってしまうみたいな問題の集まりでいいトレーニングだった。

英語

英作文は早く書けると医学部ではかなりのアドバンテージがあった。またWPMが160-170以上あるとどこの大学でも医学部なら困ることは無いと思う。リスニングは力を抜きがちだった。医学部用語や、それ以外の英検準一級レベルまであるとラク。英検かTOEICが取りやすいので、それで、英語の点数加算される大学や面接のネタとして活用できた。

物理

駿台の小倉先生の授業が良かった。センター対策はほぼせず。過去問中心だった。

化学

センターの対策はあまりしていない。鉄緑会のが中心だったが、東大の問題が良問がおおかった。

生物

やってない。

地学

やってない。

国語

現代文は、読めてる気がするに甘えないこと。本番は焦っていて、本来の力を出せない前提で、きちんと読解を習っておくと、8割は切らなくなる。メンタルで思った以上に点が下がる。

社会

地理は地図帳をしっかりひくこと。意外とスマホが大活躍だった。細かい知識をスマホで検索して得ることで、点数がかなり上がった

面接

面接はイメージトレーニングをして何度も答えをシュミュレートした。

小論文

小論文がただの感想文にしないこと。新聞などを読んで引き出しをつくること。

センター試験

メンタル維持と焦らずにやることに徹底した。本番のリハーサルを繰り返した。

あなたの大学を目指す受験生へのアドバイスをお願いします。

まずは数学を基礎から徹底させるのが一番の近道です。物理がすごく難しく感じる時もありますが慈恵の問題は落ち着いてよく読むことが大切です。逃げなければ必ず道は拓けるようにできてる大学です。

編集部からのひとこと

以上、東京慈恵会医科大学医学部に見事合格のLNさんの合格体験記でした! 慈恵は難関校ですが、LNさんが教えてくれた知識を参考にして合格を勝ち取ってください!

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